田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

それほどまでに・・

2017年08月24日 | 日記
 テレビや動画の時事放送に著しい偏りがあり、登場するコメンテーターの意見がますます極論。かと思えば、似たり寄ったりの意見、他の番組の二番煎じでお茶を濁すコメンテーターもたくさんいる。テレビや動画はこの程度なもの。しかし見る人達も少なからず。
 
 昨年のアメリカ大統領選挙で、多くのコメンテーターはヒラリー有利と発言していた。支持率は数%の違いしかないのに、ヒラリー有利と言い続けたのは多くの評論家達だった。己の信念や希望ではなく、多くが話すことに同調しただけだろう。評論家のポピュリズムだ。
 
 結果を見て彼らは「隠れ支持者が多数いた」「トランプ支持者は既存メディアを信頼していない。アンケートなどに答えるはずがない」とまで言ってのけた。
 
 大統領が就任して半年が過ぎた。政治素人の私から見てもトランプ氏の思想は『反オバマ』に執着しているかに見える。"Make America Great Again"「アメリカを再び偉大にしよう」は掛け声だけで終わりそうな予感。極端に言えば上品な有色人種のオバマさん、下品な白人のトランプさんだ。
 
 ドクタークイン大西部の女医物語を思い出した。登場する紳士で賢明なインディアンがオバマさん、野暮で下品な理髪師がトランプさん、ドクター・クインがメルケルさん。
 
 さて日本の評論家の一人が、この半年のトランプさんの業績を「よく出来ている。今後8年間職を全うするだろう。業績を悪く言う既存メディアばかりだから、正確に伝わっていない」と発言していた。『どの口が言う』と突っ込みを入れたいが、しょせんテレビは井戸端会議。極論を言って目立ち、次回のコメンテーターの席を確保したいのだろう。
 
 おりしも前東京知事が「テレビに出たい。収入が欲しい」とテレビで言ったそうだ。それほどまでにテレビで金を稼ぎたいの?。民のテレビ離れもうなずける。