政治塾「希望の塾」

　小池都知事の政党準備だと思います。小池さんは、数ある政党を渡り歩いた人だと批判を受けたりしますが、自らの政治思想と相容れないかったのでしょう。それが離党の原因ならば、政治的にはとても純粋な人だと思います。
　
　昨日の演説を聞き、前大阪市長を思い出します。「私は、根回しはできません」と聞いた時、日本の政治においての決め事、税金の支出等々から、根回しが無くなったら、政治が解りやすくなり、税金の節約ができるに違いありません。多いに楽しみです。利権は根回しに巣食う輩共の蜜なのです。
　
　しかし不安も、前大阪市長の呼びかけで国中が沸き立った政治塾、現名古屋市長を発起人とした政党にたくさんの人集まりました。悲しいかな、私利私欲を隠していた人も少なからずありました。市民の声で辞職した議員、警察の取り調べを受けて去った議員、厚顔無恥にも無所属で居座る議員など政治塾のあり方に不安があります。
　
　冷静に斜めから見ますと、与党の党是は受け入れるにしても、その決め方は旧態然とした根回しの闊歩に我慢がなりません。ならば、お前がやってみろと言われても、今の生活を犠牲にしてまで入塾するほどの能力、活力も経済力もありません。こう考える人が多い世の中なのです。だからかもしれませんが『一発当ててやろう』と、向こう見ずで不埒な輩が蠢くのかもしれません。都知事の小池さん、よ～く見極めてくださいね。