幻灯機（ゲントウキ）

　もう死語だろうな。Wikiには「スライド映写機の原型にあたる機械、あるいはその後身であるスライド映写機の古典的呼称である」とあります。子供の頃、白熱灯を幻灯機に入れ、襖に映しました。白熱灯の熱が金属を焦がす匂いを今でも憶えています。
　
　なぜ幻灯機を思い出したかは、○っちゃんを寝付かせつける方法を考えています。先月遊びに来た時、ずいぶん嫁子ちゃんが苦労していました。○っちゃんはもっと遊びたいのに、暗くなると眠くなってしまいます。
　
　お部屋の電気を消して暗くなるとやんちゃがでます。横になって一呼吸で眠られるのに、我慢して起きていようとします。
　
　懐中電灯を幻灯機にして、天井に星やミッキーを投影したら、きっと○っちゃんは寝ころんで見ることでしょう。そして眠るはずです。そんな訳で幻灯機を作ろうとしたのです。
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