田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

思わず笑ってしまった油事件

2015年06月02日 | 宗教その他
 国内の寺や神社に、油のようなものを撒く事件が起こっていたが、容疑者に逮捕状がでたようだ。笑ってはいけないが、思わず笑ってしまった。
 
 本題にはいる前に、カルトと言われる、とある宗教を脱した人達のブログを読むことが多いが、独特の言葉使いがあります。「姉妹」とか「兄弟」とあると、実の兄や妹のことではないことは分かるが、つい複数の人を思ってしまう。姉妹はシスターを直訳したのだと思いますが、、名作の細雪は『The Makioka Sisters』と英訳され、姉妹は複数形になっています。日本語は複数形がありませんから、姉妹って聞くと「お姉さんと妹さんの二人?」って思うね。
 
 おなじように、「油注がれし者」と読むと、燃料を注入された油ギッシュのマッチョマンを想像してしまう。仕事を猛烈にこなしてしまう、男の中の男を思うのですが、信仰が篤い人をいうのですねぇ。なんとなく、無理やり日本語に訳したように思えてなりません。
 
 それで本題ですが、油まき男は「呪われた日本を油で清めた」そうです。油は日本のお塩のようなものですかね?。神社や寺に、三角錐の盛り塩をして周ったら、今回のような事件になるのでしょうか?。どちらにしても幼稚な考えです。笑ってしまいました。
 
 動画を見てはいませんが、ネット上で公開されている「東日本大震災は、日本の君(きみ)の首の骨を折るための神の意思」「呪われている寺社などを油を注いで清めた」などと話しているそうです。地震などの災害を神の仕打ち、悪魔の仕業、はては地震兵器などという人もいますが、証明できないことを、ことさら言いふらす、中二病のような幼さで、思わず笑ってしまいました。

 笑っていられない怖いことは、この人が医師であることです。人しての常識からかけ離れていても、お医者さんになれちゃうのが怖いです。関係者が「われわれはキリスト教徒が中心となった集まりだが、宗教団体ではなく、会費もない」と説明したそうだが、キリスト教徒 、会費もないことが善意の集団って言いたいのかな?。タダより高いものは無いよ、笑ってしまいました。

 青陵大学大学院の碓井真史教授(社会心理学)は「元々は頭が良く、正義感にあふれた真面目な人物なのではないか。そうした人が、世の中などに不満を感じながら行き詰まった時に、奇妙な教義に染まることがある。自分の中にある不満や欲望を、神の名前を借りて行うという場合もある。そこに行動力や財力が伴って、こういうことをしたのだろう。」とおっしゃってますが、不満を感じながら行き詰まった時にこそ、人としての賢さが現れると思います。先生は買いかぶり過ぎだと思うよ、残念ながら笑ってしまいました。