ようやく規制 訪問販売

　５月１４日（木曜日）朝刊記事です。ようやく規制されそうです。残念ですが、私の団地で問題になった宗教勧誘はこれに当てはまりません。なんとかなりませんか。



　営業をする者は社運を賭けているのか、自分のノルマに追われているのか、必死の形相です。良いか悪いかは二の次で、訪問チャイムを押しまくります。ノルマ３０分を励行するしか手がないのかなぁ。彼らは営業販売という言葉は使わず『ご挨拶』『ご報告』など姑息な言葉で逃げようとします。

　もう一つ今のところ制限されていない宗教勧誘する人達は、視点が定まらず、一見『アッ危ない人』って分かります。悲しいかな本人は、良いことをしている陶酔感に浸っているので、何を言おうが、糠に釘、豆腐に鎹、暖簾に腕押し、どこ吹く風です。あの無神経さ、鉄面皮に高齢者が恐怖を感ずるのは当然です。今の我がマンションに出入りするこの手の人達は、某神道系の団体で、とても痩せ、顔色が良くない高齢女性が多いです。
　
　また、訪問する宗教勧誘にはこれと言った手立てが無いのが現実です。「ボランティアで回っています」とか「お知らせです」等と、宗教勧誘ではないと言い張ります。我が国は信教の自由が憲法で保障されていますので、布教の自由もあると言えます。かといって宗教を名のらないから、訪問販売になるかと思いきや、訪問目的をごまかすから複雑、困ったものです。
　
　ところで、新聞記事末（赤文字部分）の『あらかじめ「勧誘お断り」の意思表示を示した消費者への勧誘を禁止する制度を専門調査会に提示したが、同様の規制を求める声は訪問販売で9.9％、電話勧誘で12.0％だった。』の意味がまったくわかりません。他の新聞も読みましたが、多くは割愛しています。
　
　産経ニュースでは『消費者庁が導入を検討しているのは「オプトアウト」と呼ばれる制度。公的機関などが電話勧誘を拒否する消費者の電話番号リストを作成し、リストに載った番号への勧誘を禁止する。訪問販売の場合は、玄関先に「お断り」のステッカーを貼るなどして拒否の意思を示した家への勧誘を制限する』とありました。
　
（英語：Opt-out）という用語は、製品やサービスに関して勝手に送りつけてくる情報を個人が回避することができる、複数の手段のことを指すことだそうです。日本語表示を望むオイラです。