田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

最高裁国民審査は「わからなかったら×」で

2014年12月10日 | 日記
 ジャーナリスト江川紹子さんがポリタスに書いてました。なるほどねぇ~と思うところもありました。
 
 さて、昨日(upが遅くて先日かも?)妻と期日前投票に行きました。今回の選挙では裁判官の国民審査があります。ずいぶん前ですが、妻が「私は全員に×をつけるよ」と言っていたことがあります。私は「全く知らない人に×をつけるのはダメだよ」と言いました。国民審査の理由は憲法裁判があるからだと私は思っていましたので、憲法裁判を注視すれば良いと思っていました。

 
 江川さんは『何も書かずに「そのまま」投票すれば、全裁判官について「辞めずに続けてもらってよい」と判断したことになってしまう。』と言っています。私の言い分では「この人は×」「この人は○」と思うには全員を知らねばなりませんが、憲法裁判の場合は、確か一人ひとりの考えが明示されましたよね?。妻の言い分は「どう転んでも認められるから、少しは×が無いと緊張感が無くなる。だから全員×」だそうだが、少々乱暴だと思ったのでした。

 
 次に江川さんは『投票所の職員が「わからなかったら、そのまま入れておいて下さい」と促すケースが、今なおあるようだ。』と書いています。昨日の場合も妻が投票箱に入れるさい「わからなかったら、そのまま入れておいて下さい」と言われたそうです。で、妻はへそ曲がりにも記載台に戻りました。駐車場で妻に「全員×じゃなかったの?」と尋ねたら「そうよ!」と言いました。「でも戻ったじゃン」と聞いたら「あのようなこと言ったから、全員×にしたように装ったの」だそうでした。妻は指図されるのが嫌だったようだ。投票所でも天然ちゃんでした。

 
 最後に江川さんは「信任したい裁判官には○、やめてもらいたい裁判官には×、判断できない人については無印とする信任投票にすれば、有権者の考えがもっと結果に反映されるだろう。」と結んでいます。なるほどねぇ~。それがベストですね。

 
 私の個人的な考えは「最高裁判所の裁判官の方々、私達はあなた方の首をはねる権限をもっています。いまだかって首をはねられた方はいないそうですが、第一号にはならないでください。末代までの恥となります」と伝家の宝刀をちらつかせるのが国民審査だと思います。この審査が選挙で選ばれる人全員にあるのが望ましいと思う今日この頃です。