田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

会社勤めの思い出

2014年12月11日 | 仕事
 昨日はSさんと二人会議でした。役所の審査は簡便なものだったそうです。私の予想通りでしたが、部分的には外部積算を願うものもあります。年内に依頼し新春に金額を示していただくには、来週中ほどに一部を完成してしまう予定です。今日中にはまとめられそうですが、最初から見直し明日一日で訂正しようかと思います。私の仕事は年末大掃除くらいですので、落ち着いてできそうです。

 
 昨日久しぶりに社長と話しました。「田神君いくつになった?」は、今まで何度も何度も話し、聞いたお互いの歳です。私と社長は7歳違い。社長は昭和40年に入社、私は48年に入社しました。社長は晩婚で、同じ年に第一子が誕生しました。現在の会社は、その頃の会社とは比べられないほど縮小しました。社員数は三分の一になってしまったそうです。「私達の職業はもう終わりに近づいています」と言う私に、社長は「全くその通りだ。新入社員の応募でも、人が集まらない」と愚痴っていました。さみしい話ですが、使命を終えた感があります。

 
 お昼になりました。私が教えた最後の新人Mさんとコーヒーを飲みました。Mさんは大学卒業時この会社を受験しようとしましたが、その年は新規採用が無く、東京の会社に就職しました。数年後、故郷の父母と同居のために故郷へ帰り、念願だったこの会社に就職したのでした。

 
 Mさんが入社したと同時に私が退職する予定でしたが、Mさんが現在の社長に「田神さんに教えて欲しかった」と直訴し、私の退職が一年間延期されました。それ以後、Mさんとは仲良くしております。Mさんの母上も90歳と高齢になり、施設に委ねなければならぬようになったそうです。Mさんは今年役職をSさんに譲り、時間的に楽になったそうです。お互いがこんな歳になったことをひしひしと感じたコーヒータイムでした。

 
 朝からとっても寒い一日ですが、ご褒美のアルバム『問題集』を聞きながらまとめています。もう二度も聞きました。全体に流れる感じは『ノスタルジー』を感じました。中島みゆきさんはどんな気持ちで作ったのかなぁ・・・。おそらく彼女ようなシンガーソングライターというジャンルの職業も終わりに近づいていると思います。実際彼女は、自分をアーティストって言わないです。自分のお仕事って言ってます。だから大好きなんですが、たぶん彼女もそう思ってるのじゃないかなぁ・・・。