田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

今朝の婆さま

2013年08月07日 | 宗教その他
 婆さまの容態と今後についてDrの話を聞きました。中年の女医さんです。、4ヶ月前の脊椎を痛めた時に、とても親切にしていただいた記憶がありました。
Dr面談の前に婆さまの室へ行ったのですが、点滴されながら、しっかりした口調で「昨日は検査がいっぱいあってなぁ疲れた。」と言いました。一安心できました。
 最上階でDr、看護士、ケアマネと私達で四者会談をしました。Drの診断は、「恐らく胃潰瘍からの出血で、強い貧血になっている。これが治り食事ができるようになれば、さらに安定する。ただし、心臓はかなり悪いので、その件だけは承知しておいてくれ。」とのことでした。
 私と妻は、「できるだけ苦痛を与えたくありません。この施設で最期を迎えさせたいが、それを許していただけるか。」との問いに、ケアマネさんが「多くの方がここで最期を迎えられます。安心なさってください。」とのことだった。
 帰りに再び室の婆さまを見舞った。「ここへ先生が診察に来てくださるから、病院へ行かなくても良いよ。」と伝えました。少し安心したようでした。
 さて、インフォームドコンセントの認印を求められました。ケアマネさんが「親族全員の了承が得られますか?。」と問いかけられました。私は「実姉は昨日も話しましたので、即座に了承してくれます。ただ、私の兄一家はエホバの証人で、ここ数年没交渉なんです。」と話した。それを聞いて、ケアマネさんの顔色が曇りました。私も困りました。帰宅して実姉に相談しました。
 姉が「その件は、私と主人に任せなさい。二人に婆ちゃんの世話を全部させて、あのような兄ちゃんと姉ちゃんには、絶対に横着は言わせない。二年ほど前だけど、婆ちゃんは、あの家の者には会いたくないって、怒ったように言ったよ。」と言ってくれたので、とても気が楽になりました。
 施設から出て、妻は「婆チャン、思ったより元気だし、私仕事に行くネ。」昨日フロアマネジャーに平身低頭で休む連絡をしていた妻でしたが、いそいで仕事場に向かいました。駐車場までの道すがら、蓑虫を見つけました、少しだけ心が軽くなりました。


 携帯のカメラだとよくわかりませんね。おしまい。