逆光でうまく映る筈もありませんが真下にきて証拠写真を撮りました。ミネザクラはあまり大きな個体を見た記憶がありませんが、この個体は数mはあるようです。他に出会ったミネザクラはまだ残雪に半分埋まった状態で固いつぼみを持っていました。
ミズバショウ湿原に数は少ないもののリュウキンカも見られます。湿原にはミズバショウとともに定番の花、白と黄色の花の対比が春の高原を演じています。この光景を見ると心が癒されるのは私だけではないと思います。この花が咲いている脇に小沢がありイワナが沢山泳いでいました。
「立金花」といわれる所以は花径が立って黄色い花を咲かせるからだとか。同属のエンコソウは立った花径が長く伸びて倒れ地に着き発根しさらに新しい株を作る習性があります。花や葉を見ても領主は見極めがつきませんがこの点だけは明らかな違いを見せます。