森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

カライトソウ

2020年01月21日 | 自然観察日記
稜線の登山道は低木帯と草付きや荒れ地が混在しています。草付きでカライトソウに出会いました。歩いた範囲では個体数が多い感じはしませんでしたが一株でも存在感はあります。若いころに白馬岳で出会った時の感動がいまだ心の片隅にあってその感情がフッと湧き上がってきます。
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カライトソウの花

2020年01月21日 | 自然観察日記
雨に打たれて幾分しぼみがちですが、花期は長めの種ですから状態の花に出会えました。ワレモコウの花序を大型にしてあでやかにしたような花です。カライトソウが群生する景観は何とも言えない景色になります。
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カライトソウの花拡大

2020年01月21日 | 自然観察日記
小花は花弁がなくおしべが目立つ花です。花は花序の下から順次咲いていく形式です。
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カライトソウの葉

2020年01月21日 | 自然観察日記
ワレモコウ属の種はいずれも葉は奇数羽状複葉です。葉で区別するのはなかなか難しい種だと思います。花穂に色彩を含めた形質に特徴があります。
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登山道脇に見られたカライトソウ

2020年01月21日 | 自然観察日記
栄養の良い個体はそこそこの大きさになりますがこの株はやや小型の株です。カライトソウは石川・長野や新潟などの日本海側の高山に見られる種とされます。同じ仲間の種は東北や北海道にもみられます。多くは白い花穂を持ちますが、ナンブトウチソウのようにカライトソウに近い色彩になる種もあるようです。
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