タカネナナカマド

高山植物の代表的な種で中部山岳以北に自生する落葉低木です。白山当りが南限に近い位置に当たると思います。もう一つの高山種のナナカマドのウラジロナナカマドも自生する可能性がありますが歩いた範囲では気付きませんでした。

タカネナナカマドの果実

タカネナナカマドの花序は下向きに咲く花をつけます。花数もあまり多くありません。果実も下向きについていてやや細長い形質になっています。

ナナカマド

ナナカマドも沢山あります。タカネナナカマドとの比較として載せました。ナナカマドは低山から高山まで生育する垂直分布が大きい種です。七回竈に入れても燃えないという俗説がありますが、それは嘘でよく燃えるそうです。

ナナカマドの実

ナナカマドの果実は上を向いて付いています。果実の形状もタカネナナカマドと違います。