森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ヒマラヤの青いケシ メコノプシス・グランディス

2017年01月22日 | 自然観察日記
「ヒマラヤの青いケシ」として一気に有名になった種です。かなりの面積に植栽されているのですが花の季節が終わっていてわずかに1株だけ花が咲いていました。周囲の多数の株はかなり枯れかかっていましたから幸運でしたね。

メコノプシス・グランディスの花

2017年01月22日 | 自然観察日記
写真で見てはいるものの実物は初めてで、大きな花と色彩に少々感激。しかし、やや薄い青色には不満がないわけではありませんが、実物が見れたということで満足です。長野には数百株が一斉に咲く景観が見られる場所もあるとか。ぜひ見行ってみたいと思いました。

メコノプシス・グランディスの葉

2017年01月22日 | 自然観察日記
ケシの仲間は一年草が多い気がしますが、この種は多年草のようで株元に小さな個体がいくつも芽吹いています。大株になると花茎が増して見ごたえのあるものになるようです。ちなみに「メコノプシス」というのは「ケシに似た」という意味なのだそうです。ケシ属とは性質が異なるのでしょう。

メコノプシス・グランディスの花を後ろから

2017年01月22日 | 自然観察日記
いろいろな角度から写真を撮り記録しました。花の下にうつむき加減の丸いものはつぼみのようでこの後に咲くのでしょう。一つの株につぼみと花と果実が混在しています。