夏と言えば、「花火」
そんな夏の風物詩の1つである、打ち上げ花火の豆知識についてご紹介します。
記事(2015年7月25日 gooニュース)によると
『花火の中でも、空高く上がって大きく開く花火全般を、「打ち上げ花火」と呼びます。火薬を込めた筒によって打ち上げられ、空高く上がった後に開いて華やかな音と光を出します。
さらに打ち上げ花火には、大きく分けて「割物」「ポカ物」「型物」「仕掛け花火」といった種類があり、さらにそれぞれを細かく分けていくと、非常にたくさんの種類に分けられるそうです。
◆割物:中心から外に向かって、「ドン!」という大きな音とともに丸く大きく開く、打ち上げ花火の代表的な種類です。たとえば、火の粉が菊の花のように尾を引いて広がる「菊」や、尾を引かずに色や光の点で形を描く「牡丹」などがあります。
◆ポカ物:上空で玉が2つに割れて、中から火の粉や細工が飛び出してくる花火のことです。玉が開くときに「ポカッ」と音がすることから、ポカ物と呼ばれます。たとえば、火の粉が長く尾を引いて垂れ下がる「柳」や、たくさんの星が回転しながら飛び出して、ブーと高音でうなりながらランダムに飛び回る「蜂」などがあります。
◆型物:花火で図形や文字などを描くものです。最近では、蝶や土星、ハート形、スマイルマークなどがよく見られます。
◆仕掛け花火:打ち上げ花火の中でも、仕掛けによって、短い時間に連続して打ち上げたり、いくつかの花火を同時に打ち上げたりするものを、「仕掛け花火」といいます。たとえば火の粉を滝のように降らせる「ナイアガラ」や、たくさんの花火を連続して打ち上げる「スターマイン」が有名です。
打ち上げ花火や仕掛け花火は、たくさんの火薬を使っていて危険なため、取り扱いや打ち上げは専門の「花火師」でないとできません。また、花火は外国にもありますが、日本の打ち上げ花火の技術は世界に誇れるものだといわれています。
・大きく開き、どこから見ても丸く見える。
・1つの円だけではなく、二重、三重の円になる。
・さまざまな色がついている。
・色が途中で変わる。
私たちが普段見ていて、当たり前に感じているこれらの技術は、外国では非常に難しいものだそうです。昔から代々受け継がれてきた技術が今も進化を続け、日本の誇れる花火になっているのです。』
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