この時期、万全の熱中症対策が必要。
バランスの良い食事を心がけ、睡眠環境を快適に保つなど、暑さに負けない体をつくることも、熱中症の予防になります。
そこで、こんな記事をご紹介します。
記事(2020年8月7日 tenki.jp)によると
『◆暑さ対策におすすめの食材とは
暑い日が続くと、食欲が落ちてしまいがちですが、それでは夏バテしてしまいますね。
熱中症対策には、エネルギー補給となる炭水化物をしっかりと摂ることが大切です。また、キュウリやナスなどの水分を多く含む食材を取り入れて、食事を通して水分を補給するようにしましょう。
暑さを乗り切るためのオススメの食材をご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
▼(ビタミンB1)
ビタミンB1は炭水化物をエネルギーに変える働きがあり、疲労回復の効果があります。ごはんやそうめんなどの炭水化物と一緒に食べるようにしましょう。
ビタミンB1を多く含む食材:豆腐や豚肉、味噌などの豆製品、玄米、モロヘイヤなど
▼(クエン酸)
クエン酸は疲れの原因になる乳酸の発生を抑える効果があります。また、酸味が食欲を促すため、食欲がない時にもオススメです。
クエン酸を多く含む食材:梅干し、酢、レモンなど
▼(ビタミンC)
ビタミンCは免疫力を高め、ストレスへの抗体を作る働きがあります。ビタミンCは熱に弱いため、生で食べると良いでしょう。
ビタミンCを多く含む食材:赤ピーマンなどカラフルな野菜、オクラなど
◆キッチンは高温多湿な環境に
キッチンは、火を使って調理をするため、熱とともに蒸気による湿気が発生して高温多湿の環境になりやすい場所です。
湿度が高いと汗が蒸発しにくくなるため、体の中に熱がこもりやすくなり、熱中症のリスクが高まります。そのため、キッチンでも万全の熱中症対策が必要です。
適度に換気をして冷房を使用するなど、室温をうまく調節しましょう。調理中も意識してこまめに水分を補給し、首に冷えたタオルを巻くなど、冷却グッズを活用するのも良いですね。
なるべく火を使わないように、調理方法や調理器具を工夫することもオススメです。
◆火を使わないで、手軽にできる暑さ対策レシピ
火を使わないで、手軽にできる暑さ対策レシピをご紹介します。
今回ご紹介するのは、食欲がない時でもごはんがすすむドライカレーです。
【夏野菜のレンチンドライカレー】
<材料(2人分)>
・豚ひき肉 150g
・枝豆(冷凍・さやつき) 80g
・玉ねぎ 1/4個(50g)
・赤パプリカ 1/4個(40g)
・温泉たまご 2個
・麦ごはん 2杯分
(白米+刻んだナッツでも、または白米のみでもよい)
・(A) カレールー 2かけ
・(A) にんにく・しょうが 各小さじ1/2(すりおろし、チューブでもよい)
・(A) ケチャップ 大さじ1
・(A) 水 100ml
<作り方>
①枝豆は自然解凍してさやから出す。
②玉ねぎ・赤パプリカは8mm角のさいの目切りにする。
(チョッパーなどで刻むのでよい)
③耐熱皿に①と②、豚ひき肉、(A)を入れてヘラでひと混ぜする。
ふんわりとラップをして600Wのレンジで3分加熱する。
④レンジから取り出してヘラで混ぜ、再度ふんわりとラップをして
600Wのレンジで2~3分加熱する。
⑤器に麦ごはんを盛り付け、④をかけ、温泉たまごをのせたら出来上がり。
*電子レンジはワット数に応じて時間を調整してください。
今回は枝豆や赤パプリカ、玉ねぎを使用しましたが、トマトやピーマンなどいろいろな野菜でアレンジしてみてください。
(参考資料):熱中症ゼロへ』