萩さんの話ネタ2

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月曜日・・・雑記

2018-12-10 01:00:00 | 日記
「意外と知らない上着のマナー」
その中で、ボタンの留め方は意外に複雑だとか
そこで、こんな記事をご紹介します。
 
記事(2018年12月9日 msnニュース)によると
 
『◆「アンボタンマナー」というルール
 
 「アンダーボタンマナー」とも呼ばれるこのルールは、ボタンがついているジャケットやベストの「一番下のボタンをはずす(unbutton)」ことを指します。
 
 つまり、ジャケットやベストの一番下のボタンは留めないことが原則なのです。もともと一番下のボタンは「飾り」と位置づけられます。このため、留めるとスーツのシルエットが崩れる、苦しい、余計なシワが入る――ことから「留めてはいけない」というマナーとして、認識されているようです。
 
 「アンボタンマナー」と教えてもらうまでは私も「一番下は外すもの。全部留めていたら野暮」といった程度の認識でしたが、ダンディな男性社会では歴然としたルールであったわけです。
 
 ◆スーツのシルエットを美しくみせる
 
 一番下を外し、腰からヒップにかけてのラインが広がるようにすることで、ウエストに「くびれ」が生まれ、それがスーツ姿の男性のシルエットをきれいに見せます。
 
 ときどき、それを知らずに全部のボタンを留めてしまっている人を見かけますが、一番下のボタンホールが引っ張られて、余計なシワが入ってしまっています。
 
 一番下まで留めると、足さばきにも影響が出そうですし、それらの合理的な理由からも「留めてはダメ」となったのでしょう。
 
 ちなみに米国のジョン・F・ケネディ大統領は「アンボタンルール」に関わらず、全部留めることを好んだとか。しかし、その代わりに、ボタンを全部留めてもおかしくないように、もともとのスーツシルエットを工夫して作らせていたというエピソードを聞いたことがあります。
 
 さて。そういった特別なこだわりは例外として、「アンボタンマナー」を原則として考えると、とりあえず一番下を外せばいい、となります。ただし、スーツジャケットにはシングル(シングルブレステッド)、ダブル(ダブルブレステッド)、2つボタン、3つボタン――などといった種類がありますので、念のため一つずつ見て行きましょう。
 
 今回はシングルのジャケットについて、おさらいしたいと思います。
 
 ◆シングルのジャケットでは、ここに注意
 
 シングルジャケットとは前ボタンが一列(シングル)のジャケットです。つまり、ふだん皆さんが着ている標準的なジャケットです。
 
 ・一つボタン:一つボタンのジャケットは、だいたいがフォーマルです。きちんと留めておいて間違いありません。
 
 ・二つボタン:上のボタンだけ留め、下のボタンははずしておきます。
 
 ・三つボタン:「段返り」のタイプか、そうでないかで留め方は変わります。「段返り」とは、スーツのフロントのスタイルで、一番上のボタンが衿の折り返し(ラペル)に隠れています。前から見るとボタンホールだけがちょこんと見えているタイプです。「段返り」でないタイプは、上のほうまでボタンがあり、Vゾーンが狭い形のものです。最近では、少なくともビジネス用のスーツではあまり見ない形ですが、この場合は一番上と真ん中を留め、一番下は留めません。
 
 スーツの歴史に詳しい方に聞くと、このスタイルは、米国生まれのスタイルだそうです。
 
 アイビーリーグ(東海岸にある名門私立大学の総称)の選手の中に発達した胸筋のためにジャケットの一番上のボタンを留められない人が多く、いつしかそれがかっこいいということで「着こなしスタイル」として広まったとか。
 
 ◆アメリカからイタリアへ
 
 それを商品化したのは、ボタンダウンシャツの元祖とされる有名な老舗メーカーらしいですね。そこからイタリアに渡り、ジャケットスタイルとして愛されるようになった、ということです。
 
 というわけで、段返りの場合は一番上のボタンはもともと留めないのが流儀。そして一番下も留めません。ゆえに真ん中のボタンだけ留める、ということになります。
 
 ◆ダブルスタンダードに気をつけて
 
 ただ、悩ましいのは、日本には新卒就職活動の「リクルートスタイル」なるものが存在することです。その本旨は「生意気に見えないようにする」「変におしゃれに見えないようにする」こと。そうしたリクルートスタイルの「掟」では、ジャケットのボタンは下まで留めることが「正しい」とされる場合があるようです。
 
 社会人のスーツスタイルとは異なる、いわば「ダブルスタンダード」となりますが、独自のルールや気遣いが必要な場合は、無理に「アンボタンルール」にこだわることもないでしょう。
 
 まず必要なのは、ダンディであるためのルールや、伝統に培われた本来のスタイルをまずは知り、心に留めておくこと。そのうえで、スーツを装う目的とTPO(時、場所、場合)に応じて、ご自身を表現してはいかがでしょう。』
コメント (2)
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