“足がつった”
自分の場合、就寝中など、足が突然つってしまった経験が・・・眠気と痛さで辛かった事を思い出します。
そこで、こんな記事をご紹介します。
自分の場合、就寝中など、足が突然つってしまった経験が・・・眠気と痛さで辛かった事を思い出します。
そこで、こんな記事をご紹介します。
記事(2018年9月3日 gooニュース)によると
『◆突然の激しい痛み
「今年の夏は毎晩ふくらはぎが両足同時にこむら返りしました。あれは痛かったです。痛みが治まると、日中は筋肉痛だし」(Ruseiさん)、「みんな床に座りテーブルを囲んでいました。楽しく食べている時、突然足の裏がつりました。しばらくは無言でガマンしていましたが耐え切れずうなりながら床に転がってしまいました(中略)」(ayarin17さん)など、夜な夜な決まった時間帯につる人や座っている時に突然という人もいる。この痛みは経験がある人なら共感できるのではないだろうか。
「60代の私も良く脚がつりました(中略)つりそうになったときに、逆に足の指先が上(頭側)になるように踏ん張ります。つまり、ふくらはぎが伸びるようにするのです。そうすると、脚がつることがなくなりました」(sanremoさん)と、つる時の足の状態を把握し、うまく対策をとっている人もいる。
突然の激痛に耐えるしかないのはつらいもの。足がつった時には一体どうすればよいのだろうか。ピラティスインストラクターの田中宏明さんに話を伺った。
◆つった部分はゆっくり伸ばす
「つりの原因ははっきりとはわかっていないのが現状です。水分不足、血行不良、筋の過剰な緊張状態などが考えられます。つってしまった場合は、その部位をゆっくり伸ばしてあげましょう。就寝中などにつる場合は、自律神経のバランスが崩れていることがあります。ゆっくりと腹式呼吸をしてリラックスをし、適度な水分摂取を心掛けましょう」(田中さん)
原因が専門的にも分かっていないのは意外ではないだろうか。しかし、つったときの対処法はあるので、ひたすら痛みが治まるまで耐えていた人はぜひ参考にしてみるといいだろう。ちなみに表も裏もつってしまった場合は、成す術がないとのことだ。
では、足がつったとき、しない方がいいことは何だろう。スポーツトレーナーの渡邊亜紀子さんに聞いた。
◆やみくもに揉んだり動かしたりするのは危険
「足がつったときにやってはいけないことは、やみくもに揉んだり動かしたりすることです。足つりは急に起こるので、パニックになりがちですが、急な筋収縮に対し、急に動かすのは危険です」(渡邊さん)
急な痛みで、突発的に動いてしまいそうだが、ゆっくりと落ち着いて対処すべきなのだ。このようにつらい状態を、なんとか避けることはできないのだろうか。
「座っている時間が長い人は、ふくらはぎがつることがあります。特に、女性に多いです。主な原因は冷えですが、足もむくみがちなので、冷えと重なり、さらにつりやすいです」(渡邊さん)
これから寒い季節なのでつる機会が増えそうであるが、対策として何をすればいいのか?
「対策は、お風呂にゆっくり浸かって、ふくらはぎを優しく揉むとよいでしょう。また、ヒールや革靴で歩く人は、意外と足に負担がかかっており、こちらもふくらはぎをつる人が多いです。立ち仕事の人はふくらはぎだけでなく、足の前側のスネ辺りがつることもあります。休憩時間に簡単なストレッチをしたり、立ち方を変えたりすることで、足のコリが軽減します」(渡邊さん)
毎日のちょっとしたケアでつらい思いを軽減できそうだ。足がつりやすい人におすすめのストレッチについても聞いてみた。
◆ふくらはぎを伸ばすストレッチ
「まず床に座り、両足首をつま先まで伸ばします。次に、つま先を自分の方へ近づけます。ふくらはぎが伸びているのを感じられると思います。ふくらはぎをより伸ばすために片足を曲げ、かかとを床につけたまま、両手でつま先を、自分のほうにゆっくり引き寄せます。やりにくい人は、タオルを使って曲げ伸ばしをするとよいでしょう」(渡邊さん)
ちなみに立ったままできるストレッチもあると言う。
「立ったままふくらはぎを伸ばすには5〜10cm位の段差につま先をかけ、前に体重移動する方法があります。段差がない場合は、壁から少し離れて立ち、足の内側を床から上げ外側に体重をかけ、足の小指側の側面だけで立つようにします。そのまま前に倒れて、壁に手をつくようにします」(渡邊さん)
最後にピラティスインストラクターの田中さんによると、つってしまってからの対処よりも、つらないような生活習慣を心掛けることが大切だという。対策としては、リラックスすること、適切な水分摂取をすること、就寝前にじっくりストレッチすること、がおすすめとのこと。よくつってしまうことがあるという人はぜひ参考にしてみては。』