日本代表のニフォームはいったい何時から青になったのか?
それは、1936年ベルリン五輪にさかのぼるようです。この大会に、日本代表は、水色のユニフォームを着て出場し、しかも初出場にもかかわらず、優勝候補の一角、スウェーデンを3対1で破りました。「ベルリンの奇跡」と呼ばれたそうです。これ以来、日本代表のユニフォームは青色になったとか。
では、なぜ水色になったのかといえば、当時、国内最強で、多くの日本代表を送り込んでいた東京帝国大学(現東京大学)のユニフォームにあわせたからだそうです。
また、今日までずーっと青色だったかというと、長く低迷が続いていた1988年に日の丸に合わせて赤色のユニフォームへと変えた時期があります。ただ、成績はいっこうに上がらず、そればかりか、1992年バルセロナ五輪の最終予選では、多くの日本人ファンですら、青いユニフォームで戦った韓国を日本代表と勘違いするハプニングも発生。あわてて、もとの青色に戻すなんてこともあったそうです。
ユニフォームの色にも色々な歴史があるんですね。