所在地 曽根天満宮 兵庫県高砂市曽根町2286‐1
今日はいい天気です。曽根天満宮は、天正6年頃に、豊臣秀吉の中国地方征伐によって社殿を焼失しましたが、天正18年(1590年)に寺沢越中守広政によって再建、社領10石が寄進され、慶長14年(1609年)には、徳川家康の息女で、姫路城主池田輝政の側室となった督姫(とくひめ)の寄進によって拝殿が建立されたそうです。
神門を入ると右側に名松「曽根の松」が菅公御手植えによる初代霊松は、天正の兵火以後衰弱し、寛政10年(1798年)に枯死しました。天明元年(1781年)に初代樹下に実生した二代の松は、明治頃には幹まわり4m、高さ10m、南北36m、東西27mの壮観となり、大正13年(1924年)に内務大臣の指定により天然記念物となりました。しかし、昭和23年頃から松喰虫により昭和27年に枯死しました。現在の松は五代目です。
『霊松殿』に保存されている初代の「曽根の松」がありますので写してみました。
心池に架かる橋の向こうには曽根天満宮の梅林があります。
境内の梅林(梅園)は、無料で梅の花の開花も見頃を迎えつつあり、本当に綺麗な梅林のため、カメラマンの方もシャッターチャンスを探しています。
梅の花の向こうの、曽根天満宮の本殿の御祭神は、主神に菅原道真公が祀られています。延喜元年(901年)に太宰府へ左遷された菅原道真公が、伊保の港より上陸され、曽根と大塩の境にある日笠山に登られ、祖先の天穂日命に「我に罪無くば栄えよ」と罪の無実を祈られ、山上の小松を現在の社地に植えられました。これが霊松『曽根の松』です。
白梅を少し近くで撮ってみました。
穏やかな日差しにほころんだ紅梅ですが、少し近づくと香りがするような~
白梅や紅梅、しだれ梅など40種150本の梅が植えられていますので、もうすぐすると満開ですので楽しみです。
次回をお楽しみに では またね
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