藤家寛子さんの二部作、発売されました。
4月15日まで、特別限定価格、各399円です。
つまりこれが、花風社の「啓発企画」です。
藤家寛子の闘病記 はこちら。
感覚過敏、虚弱な身体、混乱した世界観。
それはすべて過去になりました。
「本当に自閉症だったの?」と疑われるほど健康になった今振り返る
信じられないほど悲惨だった、人生最初の30年間。
ベストセラー『自閉っ子、こういう風にできてます!』のビフォアアフターを知りたい方たちへ!
藤家寛子の就活記 はこちら
「雨が痛いのは過去のこと。
今痛いのは腰なんです。
働き始めて7年目。
力仕事も多いので」
アスペルガー。
超のつく虚弱体質。
雨が痛いほどの感覚過敏。
やる気のない支援者と
雇用の少ないど田舎暮らしという大きな壁。
それでも就職して7年目。
ベテラン店員になり、資格も取りました。
奇跡じゃないですよ。
誰もができることを、地道にやっただけ。
『自閉っ子、こういう風にできてます!』出版から14年。
地道に足を着けて生きる著者がアラフォーの実感を語る。
私がリアルタイムで見てきた場面もそうでない場面もありますが
あのとき一喜一憂したことを懐かしく思い出します。
挫折もたくさん目撃した。でも今になると、すべての挫折が愛おしい。
それが今の藤家さんを作り上げているからかもしれません。
そして一喜一憂しなくなったのは
私自身の成長もあると思います。
自閉っ子シリーズのささやかな成功でこのギョーカイでプレイヤーの一人となり
法的被害を受け
神田橋先生の本を出したときの騒動があり
そして身体アプローチに目覚め
「治る」と言い出してギョーカイと決別し
父を亡くし
そういう中で、私はどんどん不安から解放されていきました。
色々あればあるほど
「私って一生大丈夫なんだな」って心の底から思えてきたのです。
藤家さんの挫折に私は心を痛めたこともあったけど
これからもし、また同じように試行錯誤しながら立ち直る人に出会ったら
心から「大丈夫」って言えると思います。
皆さんも、この二冊を読んで不安から解放されますように。
今回なぜ二分冊にしたかは「就活記」あとがきに書いてあります。
よろしくお願いいたします。
そしてそして
合理的配慮と発達保障
も引き続きよろしくお願いいたします!
*このページはしばらくトップに貼ってあります。
私は仕事で、障害のある子どもたちの心身のリラックスを支援することがよくあります。当事者の感じ方を知ることができ、より細やかな支援に生かすことができそうです。
「就活記」はこれから読みます。楽しみ。
まわりにもおススメします!
いろいろ体験してみることって、障害の有無に関わらず必要だよな〰️と思います。失敗して挫折して、でも次のチャレンジを諦めない。大切なことですね。「しつけ」のことも含め、うちの凹凸っ子にいろいろ体験のチャンスを持たせたいなと思いました。
よいご本をありがとうございました!