昨日は縁あって瀧澤久美子さんの講演録音を聞いていました。
主として発達障害の話題でしたが
40年福祉に関わってきて、今は横浜市の先進的な後見的支援事業の構築を手がけている方の言葉には重みがあります。
ここんとこ扶養控除の撤廃が話題になっています。
先日の自称サイエンスライターの件で不意に思い出したのですが
自由業の女性で、扶養控除を抜けようとがんばる人は伸びますね。
逆にその範囲内でおさめようとする人は伸びません。
そういう意味で103万円とか130万円って絶妙な金額で、今後の税制がどうなっても、目安としては優秀っていう気がします。
今それだけ稼げてなくてもいいのです。
自分で健康保険に入る気があるかどうか、その気概があるかどうかでのび方が違います。
私は男女共同参画社会の実現にさほど熱心な方ではなく
その理由の一つが、女性の仕事に対する考え方の甘さをうんざりするほど見てきたからですが
あくまで夫の扶養内で働こうという女性が多ければ多いほど共同参画なんてほど遠い、ってシビアに見ています。
逆に既婚女性がライターとかなんとか一見かっこいい肩書きを名乗っていて
それでも15万ツイート以外に実績が目に見えない場合
そして他人をこきおろすことを本業にしている場合は
「ライター業で扶養枠抜けるほど稼いでますか?」ってきいてみるといいですね。
けれどもおめでたい扶養枠があると思います。
「言葉のない子と、明日を探したころ」。
これは瀧澤久美子さんに言われてうちで再版した本ですが
重度と言われる自閉症の人の中にどれだけ豊かな内面があるかよくわかる本です。
そして、制度のない時代
それでも奮闘してきたお母様の様子がわかります。
大人になってお母様の英子さんは
「こんなにラクになるとは思いませんでした。無駄なことは一つもなかった」とおっしゃいました。
息子の英司さんは、私と同年代ですが、高等部卒業後同じ仕事を続けられ
お父様が遺された横浜の土地におうちを自力で建て替えられました。
そしてお母様はお父様亡きあと
英司さんの扶養家族だったそうです。
こういう扶養家族って、幸せですよね。
今子育てのさなかにある方々にしてみれば
「この障害がある子の扶養家族になるなんて考えられない」のが実情かもしれません。
でも昨日聞いた録音によると
必死に育てた障害のあるお子さんの扶養家族になったお母さんは他にもいるそうです。
40年福祉の現場にいる方って、いろいろなものを見ているんだな、と思いました。
主として発達障害の話題でしたが
40年福祉に関わってきて、今は横浜市の先進的な後見的支援事業の構築を手がけている方の言葉には重みがあります。
ここんとこ扶養控除の撤廃が話題になっています。
先日の自称サイエンスライターの件で不意に思い出したのですが
自由業の女性で、扶養控除を抜けようとがんばる人は伸びますね。
逆にその範囲内でおさめようとする人は伸びません。
そういう意味で103万円とか130万円って絶妙な金額で、今後の税制がどうなっても、目安としては優秀っていう気がします。
今それだけ稼げてなくてもいいのです。
自分で健康保険に入る気があるかどうか、その気概があるかどうかでのび方が違います。
私は男女共同参画社会の実現にさほど熱心な方ではなく
その理由の一つが、女性の仕事に対する考え方の甘さをうんざりするほど見てきたからですが
あくまで夫の扶養内で働こうという女性が多ければ多いほど共同参画なんてほど遠い、ってシビアに見ています。
逆に既婚女性がライターとかなんとか一見かっこいい肩書きを名乗っていて
それでも15万ツイート以外に実績が目に見えない場合
そして他人をこきおろすことを本業にしている場合は
「ライター業で扶養枠抜けるほど稼いでますか?」ってきいてみるといいですね。
けれどもおめでたい扶養枠があると思います。
「言葉のない子と、明日を探したころ」。
これは瀧澤久美子さんに言われてうちで再版した本ですが
重度と言われる自閉症の人の中にどれだけ豊かな内面があるかよくわかる本です。
そして、制度のない時代
それでも奮闘してきたお母様の様子がわかります。
大人になってお母様の英子さんは
「こんなにラクになるとは思いませんでした。無駄なことは一つもなかった」とおっしゃいました。
息子の英司さんは、私と同年代ですが、高等部卒業後同じ仕事を続けられ
お父様が遺された横浜の土地におうちを自力で建て替えられました。
そしてお母様はお父様亡きあと
英司さんの扶養家族だったそうです。
こういう扶養家族って、幸せですよね。
今子育てのさなかにある方々にしてみれば
「この障害がある子の扶養家族になるなんて考えられない」のが実情かもしれません。
でも昨日聞いた録音によると
必死に育てた障害のあるお子さんの扶養家族になったお母さんは他にもいるそうです。
40年福祉の現場にいる方って、いろいろなものを見ているんだな、と思いました。
ここに登場する田野先生はもうかなりご高齢ですが、「しまれ」のエピソードを鮮明に覚えていらっしゃいました。
本のことはご存じなかったのですが、「すぐ買います。家でこっそり読みます。」とおっしゃっていました。
扶養家族のお母さん達を目標に親も修行してます!
子どもはどんどん成長するので、誰かを妬んだりするヒマはなさそうです。
本をお読みいただき、ありがとうございます。
この本はいろいろな意味で感動的ですよね。
言葉のない重度のお子さんにこれだけ豊かな内面があったのだという感動。
制度も理解もない時代に、それでもいい出会いがあったという感動。
そしてお母様の奮闘がみごとに実ったという感動。
そしてお母様を支えたお父様も持っている味も私は大好きです。
またお越しくださいませ。