本日二本目の記事です。
書いておいた方がいいと思ったので。
栃木県の「ビ・ブライト」運営法人の理事長のご尊顔をテレビで拝見したとき、なるほどと思いました。お金に縁がありそうなお顔でしたね。私は「発達障害、治るが勝ち!」にこう書きました。
=====
当時の私は知らなかった。「自立支援」とはどういうことか。私は一般人だから、自立支援と言えば文字通り自立を支援するのだと思っていた。
支援の世界(以降、支援業界を略して「ギョーカイ」と呼ぶ)では違っていた。
「自立支援を広げる」とは「自立支援」を謳う事業体が行政を説得し、血税から事業費の名目で行政に金を自分たちに支払わせる――すなわち、売り上げを得るシステムを広げることだったのだ。
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たくさんの施設を運営する社会福祉法人の理事長。実にお金持ちのお顔をされていました。
聞けば自閉っ子の父の中にも、「社会の理解ガー」をやっているうちに資金が潤沢な社会福祉法人の理事に座ってしまう人などもおり、そうなるともう子どもに食べさせてもらっている状態になり、子どもの状態の改善など望まなくなるそうです。あとはいかに税金から売り上げるかが勝負。そして福祉の場合そこに「障害者支援」というきれいごとアピールができますよね。本音は儲けたいなんだけど、表向きアピールは「障害者の自立」。
これを守るために事件のあった法人では、警察OBを雇用していたんですね。そしてその警察OBたちは証拠隠滅(が罪と重々知りながら)を手掛けてしまうというリスクをおかす程度にはいい待遇を受けていたんでしょうね。一方で現場は人手が足りなかったんでしょう。だから就労支援の名目のもと同法人別施設の利用者を働かせていた。施設は利用するわ就労支援で給付は降りるわで法人にとっては金の卵をいくつも同時に産んでくれるめんどりだったんですね。最賃切ってもいいうえに就労支援の事業費が降りる美味しくてたまらないめんどり。そしてそのめんどりがより重度な障害のある人の虐待に走り、健常者の職員と同等に起訴されるに至りました。警察、検察ともに罪と断じたわけです。今後裁判において健常者の職員と量刑に差が出るか、出たとしたらそれは障害が理由なのかあるいはほかの理由なのか、見守りたいと思います。
一方で日々障害のある利用者から暴行を受けている職員たちがいます。低賃金でぶたれている。ぶったほうに障害があるからと上司も見殺し。ぶたれる方に問題があるという。これは「いじめられる方に問題がある」というみんなが大嫌いなあの理屈と同じなのですが、自閉っ子ギョーカイで言い始めた人は佐々木正美先生みたいに化外の民の私には見えます。
まあともかく、ぶたれている職員たちが給料上げてくれと言うと国が給付を十分によこさないといわれる。でも警察OBを雇うお金はあるわけですわね。どっちみち公金事業なんだから、透明性を担保して、幹部職員の給与も公開したらどうでしょ。国に金をくれ、現場に回すから、と言われても本当に現場に回るのかどうかたしかめてからでも遅くないとおもいますよ。
いずれにせよ
こういう福祉の手になるべくわが子を渡したくない、あるいは依存度を減らしたい、というのが当たり前の親心。
やはり「治るが勝ち!」です。
そして「エビデンスのある方法」にこだわって「薬物」と「行動療法」でどうにもならずに十八歳まで育ったわが子を施設に送る海老踊りの皆さん。
そういう死んだふりが福祉の現場からどんどん人を遠ざけサステナブルな福祉の土台を揺さぶっていることに気づいた方がいいですよ。
書いておいた方がいいと思ったので。
栃木県の「ビ・ブライト」運営法人の理事長のご尊顔をテレビで拝見したとき、なるほどと思いました。お金に縁がありそうなお顔でしたね。私は「発達障害、治るが勝ち!」にこう書きました。
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当時の私は知らなかった。「自立支援」とはどういうことか。私は一般人だから、自立支援と言えば文字通り自立を支援するのだと思っていた。
支援の世界(以降、支援業界を略して「ギョーカイ」と呼ぶ)では違っていた。
「自立支援を広げる」とは「自立支援」を謳う事業体が行政を説得し、血税から事業費の名目で行政に金を自分たちに支払わせる――すなわち、売り上げを得るシステムを広げることだったのだ。
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たくさんの施設を運営する社会福祉法人の理事長。実にお金持ちのお顔をされていました。
聞けば自閉っ子の父の中にも、「社会の理解ガー」をやっているうちに資金が潤沢な社会福祉法人の理事に座ってしまう人などもおり、そうなるともう子どもに食べさせてもらっている状態になり、子どもの状態の改善など望まなくなるそうです。あとはいかに税金から売り上げるかが勝負。そして福祉の場合そこに「障害者支援」というきれいごとアピールができますよね。本音は儲けたいなんだけど、表向きアピールは「障害者の自立」。
これを守るために事件のあった法人では、警察OBを雇用していたんですね。そしてその警察OBたちは証拠隠滅(が罪と重々知りながら)を手掛けてしまうというリスクをおかす程度にはいい待遇を受けていたんでしょうね。一方で現場は人手が足りなかったんでしょう。だから就労支援の名目のもと同法人別施設の利用者を働かせていた。施設は利用するわ就労支援で給付は降りるわで法人にとっては金の卵をいくつも同時に産んでくれるめんどりだったんですね。最賃切ってもいいうえに就労支援の事業費が降りる美味しくてたまらないめんどり。そしてそのめんどりがより重度な障害のある人の虐待に走り、健常者の職員と同等に起訴されるに至りました。警察、検察ともに罪と断じたわけです。今後裁判において健常者の職員と量刑に差が出るか、出たとしたらそれは障害が理由なのかあるいはほかの理由なのか、見守りたいと思います。
一方で日々障害のある利用者から暴行を受けている職員たちがいます。低賃金でぶたれている。ぶったほうに障害があるからと上司も見殺し。ぶたれる方に問題があるという。これは「いじめられる方に問題がある」というみんなが大嫌いなあの理屈と同じなのですが、自閉っ子ギョーカイで言い始めた人は佐々木正美先生みたいに化外の民の私には見えます。
まあともかく、ぶたれている職員たちが給料上げてくれと言うと国が給付を十分によこさないといわれる。でも警察OBを雇うお金はあるわけですわね。どっちみち公金事業なんだから、透明性を担保して、幹部職員の給与も公開したらどうでしょ。国に金をくれ、現場に回すから、と言われても本当に現場に回るのかどうかたしかめてからでも遅くないとおもいますよ。
いずれにせよ
こういう福祉の手になるべくわが子を渡したくない、あるいは依存度を減らしたい、というのが当たり前の親心。
やはり「治るが勝ち!」です。
そして「エビデンスのある方法」にこだわって「薬物」と「行動療法」でどうにもならずに十八歳まで育ったわが子を施設に送る海老踊りの皆さん。
そういう死んだふりが福祉の現場からどんどん人を遠ざけサステナブルな福祉の土台を揺さぶっていることに気づいた方がいいですよ。
児童担当の時は保護者にこう言っていました。今楽するか将来楽するかどちらがいいですか?いました楽したら将来大変ですよ。サラ金の利子を払わずにためるのと一緒なのでいくら頑張っても払えませんよ。今なら利子が小さいので返すのは楽だと思います。とこう言って納得しない親がロクでもないのに育て施設に置いて行くパターンが多いです。