ってなんのことかというとOOって書くんですけど
Optimal Outcomeな一群のことだそうです。
yasuさんが教えてくださった論文。
「Optical Outcome in Individuals with a History of Autism」
っていう題の論文。
早速打ち出して読み始めましたけど
これは「知的障害は治りますか?」を作る途中で読んでおいて本当によかったなと思いました。
無料公開されていますので、PDFを確保。
愛甲さんにも読んでもらいたいなあ。
やっぱりいるんじゃん、ていう感じです。
際だってよくなる人。
つまり、一度は自閉症だと診断されたけど(with a History of Autism)、その後「診断を失った」(lost diagnosis)人たち。
そのOO群をHFA群(高機能自閉群)とTD群(定型発達群)と比較して「誤診じゃなく本当に診断を失ったらしい」という結論を出したようです(まだ途中)。
つまりアメリカでも一度は「際だってよくなってるけど誤診?」と疑い「どうもそうじゃなさそうだ」という結論を出している論文のようです。
今日明日はちょっと忙しいけど(旅行)これは読む価値がありそうですわ。
それにしても「診断を失う」(to lose diagnosis)って示唆に富む表現だなあ。
そして「知的障害は治りますか?」を作る際の疑問の一つが溶けました。
ひみつのお部屋の住人で、お子さんがちょっと前に「中度知的障害」と診断された方がいて、でもぐんぐん治っていて、今度の検査でどう出るかな~とかおっしゃってたんですけど
たとえばここで「軽度知的障害」だったら治らない教の人々、完治教の人々は「ほうらやっぱり治らない! 治るなんてトンデモ!」と信仰の篤さを確かめ合うんだろうけど「中度知的障害」が「軽度知的障害」になったら「中度知的障害」の診断は失うわけですよね。そして「健常域」だったら完全に知的障害の診断を失う。
そして知的発達だってスペクトラムである以上「発達するけど完治しない」はありえない。
ただね、この論文ではっきり書いてあるのはOO群はマイノリティだということです。
やはり治らない人の方が多い。
だとしたら花風社クラスタ歩留まりいいよなあ、と思います。
OO群の宝庫だわ。
その花風社クラスタが何やっているかっていうと「発達障害を全身の障害だと認識して手当している」です。
そして全身へのアプローチがどう奏功するか記録を取る動きもあるんですよ、ってGW中に連絡受けました。
私が治らない教徒に責められているのを見てたのかな。
いいですね、書籍化もよいですね、とお返事しておきました。
ぐんぐん動き出す感じがします。
yasuさん貴重なリンクありがとうございます。
yasuさんご指摘のとおりまさにNEURO漫画の世界ですね。
昨日コメント欄に貼っていただいた薬物に関する情報も、服薬を検討する前には皆さん読んでおいた方がいいと思います。
こういう情報はおそらく凡医の壁に阻まれて日本には入ってこないか、入ってきても消費者のところまで回らないのだろうけど、親御さんで知見のある人経由で入ってくる。実はADHDの初期情報もそんな感じでしたね。英語の読めるお母さんたちからまず情報が入ってきた。
そして今思い出しましたけど、あのお母さんたちは治したがっていた。
どこから違ってしまったのだろう。
ともかく
これからもOOに注目です。
それでは行ってきます!
Optimal Outcomeな一群のことだそうです。
yasuさんが教えてくださった論文。
「Optical Outcome in Individuals with a History of Autism」
っていう題の論文。
早速打ち出して読み始めましたけど
これは「知的障害は治りますか?」を作る途中で読んでおいて本当によかったなと思いました。
無料公開されていますので、PDFを確保。
愛甲さんにも読んでもらいたいなあ。
やっぱりいるんじゃん、ていう感じです。
際だってよくなる人。
つまり、一度は自閉症だと診断されたけど(with a History of Autism)、その後「診断を失った」(lost diagnosis)人たち。
そのOO群をHFA群(高機能自閉群)とTD群(定型発達群)と比較して「誤診じゃなく本当に診断を失ったらしい」という結論を出したようです(まだ途中)。
つまりアメリカでも一度は「際だってよくなってるけど誤診?」と疑い「どうもそうじゃなさそうだ」という結論を出している論文のようです。
今日明日はちょっと忙しいけど(旅行)これは読む価値がありそうですわ。
それにしても「診断を失う」(to lose diagnosis)って示唆に富む表現だなあ。
そして「知的障害は治りますか?」を作る際の疑問の一つが溶けました。
ひみつのお部屋の住人で、お子さんがちょっと前に「中度知的障害」と診断された方がいて、でもぐんぐん治っていて、今度の検査でどう出るかな~とかおっしゃってたんですけど
たとえばここで「軽度知的障害」だったら治らない教の人々、完治教の人々は「ほうらやっぱり治らない! 治るなんてトンデモ!」と信仰の篤さを確かめ合うんだろうけど「中度知的障害」が「軽度知的障害」になったら「中度知的障害」の診断は失うわけですよね。そして「健常域」だったら完全に知的障害の診断を失う。
そして知的発達だってスペクトラムである以上「発達するけど完治しない」はありえない。
ただね、この論文ではっきり書いてあるのはOO群はマイノリティだということです。
やはり治らない人の方が多い。
だとしたら花風社クラスタ歩留まりいいよなあ、と思います。
OO群の宝庫だわ。
その花風社クラスタが何やっているかっていうと「発達障害を全身の障害だと認識して手当している」です。
そして全身へのアプローチがどう奏功するか記録を取る動きもあるんですよ、ってGW中に連絡受けました。
私が治らない教徒に責められているのを見てたのかな。
いいですね、書籍化もよいですね、とお返事しておきました。
ぐんぐん動き出す感じがします。
yasuさん貴重なリンクありがとうございます。
yasuさんご指摘のとおりまさにNEURO漫画の世界ですね。
昨日コメント欄に貼っていただいた薬物に関する情報も、服薬を検討する前には皆さん読んでおいた方がいいと思います。
こういう情報はおそらく凡医の壁に阻まれて日本には入ってこないか、入ってきても消費者のところまで回らないのだろうけど、親御さんで知見のある人経由で入ってくる。実はADHDの初期情報もそんな感じでしたね。英語の読めるお母さんたちからまず情報が入ってきた。
そして今思い出しましたけど、あのお母さんたちは治したがっていた。
どこから違ってしまったのだろう。
ともかく
これからもOOに注目です。
それでは行ってきます!
脳の障害と言うものを治るだのと、虚言癖でもあるなら病院でも行ったらどうかね?
未だにこんな事を書く輩がいる事に辟易する。
一体どうやったら治るのか、是非ともご高説賜りたいものだね