治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

いや、すごい時代になってきたなあ! 脳スクリーニングとトンデモ()

2024-06-20 09:16:03 | 日記
さて、花風社の夏祭り2024のお知らせを始めました。

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花風社の夏祭り 2024

タイトル 発達障害治療革命!

この20年の発達援助の進化を振り返り
世界標準の医療を学ぶ。

第一部 浅見淳子
この20年に生まれた数々のオプションと
「治った人たち」の選んだ道。
新刊『療育整体で「こころ」を育む』について。

第二部
脳神経内科医 田中伸明先生
精神保健福祉士 中川朋先生
ベスリクリニックより チーム・ベスリ
MC 浅見淳子

脳機能というファクトに基づいた診断。
そして同時に始まる治療。
世界で常識となっている発達障害治療を日本の臨床現場へ。
そして家庭へ。

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昨日打ち合わせして、本当にびっくりです。そういう時代になってきたのかあ、っていう感じ。

これまで皆さんは診断のとき、「生まれつきの脳機能障害で一生治らない」とかまんまと言いくるめられてきて、「はて?」と気づいた人たちが花風社にたどりついたわけですが

もう何度も言ってきたように「生まれつきの脳機能障害で一生治らない」っていうのは管理のための嘘にすぎないわけです。科学的根拠はない。言ってみれば「濃厚接触者」みたいな感じ。行政側って自分たちの仕事をカンタンにするために管理用の嘘をつく。それとおんなじです。

第一「脳機能の障害」っていったって凡医は診断のとき脳の中身なんかみないのは診断を経てきた皆様がご存じのとおり。てきとーにききとりをして、それで決めつけるわけです。「脳の障害です。おたくの子は一生字が書けません」とか。

考えてみればふざけた話です。

嘘ばっかりなわけだけど。
じゃあなんで嘘をつくのか?

を考えてみなくてはなりません。

ともかくその嘘は現場に引き継がれ、現場も「脳機能の障害ですからね~」とか言うんだけど、じゃあどう脳機能の障害なのかなんて、みんなわからずに凡医のオウム返ししているだけ。目的は一つ。親をあきらめさせ、管理しやすくすること。

ところが昨日の打ち合わせによると、今は脳機能がすごくわかるようになり、AIが分析してくれて、しかもそれが家庭でもできるくらいになっているんだとか。

私はきいたんです。「じゃあビフォアアフターとかみられるんですか?」って。

たとえば療育整体を数か月続ける、金魚体操を数か月やってみる、栄養療法を数か月やってみる、そのビフォアとアフターを比べられるのか、と。

そんなことはもちろんできるそうです。

田中先生初めチームベスリのみなさんは、こんないいものを日本人にも知ってもらいたい、という志を持って今回しゃべってくださって、

私ももちろんその志を共有しています。皆さん脳機能の障害って言われたんでしょ? でも具体的にどういう脳機能障害か誰も教えてくれなかったでしょ? ようやくそれを知ることができるようになったみたいだから、ぜひこの機会を活用していただきたい、という気持ちは共有している。

でも私にはダークな気持ちもあって、それは何かというと、皆さまご存じのとおり

ギョーカイを潰したい

ってやつです。

ちなみにギョーカイっていうのは、一生治らないことにして、当事者と診断されたお子達の未来を消化試合にしつつ自分たちは公金チューチューし続けるシステムを作るあの闇の軍団のこと。またの名を(凡)医療や(凡)福祉ですが

治したくないもんだから、しょうもないものばっかりもってくるでしょ。たとえばABAとかさ。

ABAにエビデンスがある(ドヤ)っていうのはある意味当たり前なんです。皆さん給料もらえなかったら会社行きますか? っていう話。それと同じで子どもも一粒の卵ボーロで釣られる。その行動変容をエビデンスがあると言いたてているだけ。

犬に曲芸を教えるのと一緒です。イルカがわっかをくぐるのもイワシ目当て。

でも誓ってもいいけど、脳機能なんて一ミリも変えていないからね。犬も、イルカも、人の子も。

脳機能の変化をみられる時代になったら、ギョーカイが自分都合ですすめている「マニュアル化しやすくて、治らない療育」の化けの皮がはがれます。

どっちがトンデモだったかはっきりします。

だからきっと必死に、またあれやってくるでしょう。インチキ呼ばわりです。

でもね、コロナ禍を経た皆さんはお利口になってください。
ビリだったんですよ、日本は。
ギョーカイ都合で知見を柔軟に受け入れられなくて、世界でビリになったんです。
このままギョーカイの言いなりになっていたら、発達障害でもビリになりますよ。
日本だけ発達障害が治らない国になりますよ。

世界標準なんて、ギョーカイの専門家にまかせていたら日本にはやってこない。
そう腹をくくりましょう。
治すことを考えている稀有な専門家がいてくれた。
そのチャンスを活かしましょう。

日本では「診断と治療」みたいですけど

世界ではもう「スクリーニングとトレーニング」だそうです。

そしてスクリーニングの結果

とくに介入要らないね、という判断もありだそうです。

ギョーカイはぜったいしないよね。
固定資産にしたいからね。

ともかく、新刊と夏祭りのお知らせを貼っておきますね。

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お世話になっております。花風社です。
さて、コミュニティサイト「治そう! 発達障害どっとこむ」等でお知らせしているとおり
花風社は7月に新刊を出します。

1 新刊について。
今度の新刊は
『療育整体』で大ブレークしている松島眞一さんの第二弾

療育整体で「こころ」を育む

です。

https://www.kafusha.com/products/detail/60

花風社は、神田橋先生の本を出して以来
「東洋医学をとりいれている実践家の方が治す方法を教えてくれるなあ」と気づいておりました。
けれども実際に東洋医学を学ぼうとすると結構難しく
なんとか実践に役立つ本を作りたい、と今回松島さんにご協力いただきました。
松島さんに、「療育整体がどのように東洋医学を取り入れているか」を教えていただいたのです。
その結果、東洋医学が優れているのは
情緒=こころ への身体アプローチのヒントになるからだということがわかりました。

考えてみてください。
こころの安定は、大事です。
何よりも、家庭の平和につながります。
親が安らぎを感じ、お子さんが安心して育つ場。
この新刊は、そういう家庭づくりのお手伝いができる本だと思います。

本書を花風社サイトでお申込みいただけましたら、小暮画伯による中医学のカラー参考資料とともにお届けいたします。
参考資料は冊数分おつけいたしますので、気になっている本がある方は同時にお申込みください。

「療育整体で『こころ』を育む」ご購入はこちらから。



2 花風社の夏祭りについて

今年も花風社は夏祭りを行います。
講座を二回に分けて行います。
概要は以下の通りです。

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花風社の夏祭り 2024

テーマ 発達障害治療革命!

この20年の発達援助の進化を振り返り
世界標準の医療を学ぶ。

第一部 浅見淳子
この20年に生まれた数々のオプションと
「治った人たち」の選んだ道。
新刊『療育整体で「こころ」を育む』について。
*松島眞一さんも参加者として来場されます。

第二部
脳神経内科医 田中伸明先生
精神保健福祉士 中川朋先生
ベスリクリニックより チーム・ベスリ
MC 浅見淳子

脳機能というファクトに基づいた診断。
そして同時に始まる治療。
世界で常識となっている発達障害治療を日本の臨床現場へ。
そして家庭へ。

*チーム・ベスリのご厚意で、参加者の方から5名、脳機能スクリーニングを受けていただける特典付き講座です。

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第一部は「この20年に治った人たちの選んだ道と、その帰結としての新刊」について。そして若干の「応用力養成講座」も含まれます。本を使いこなすには、応用力がとても必要なので。

また第二部は「世界標準の発達障害治療はどんなものか?」「日本でもどこまで利用できるようになったのか?」という最新情報を専門家からもらえる講座です。。

第一部は7月6日午後三時にオンライン+現地(新横浜駅そば)で行います。
その後、アーカイブも配信します。
第二部は8月初旬より、アーカイブ配信できる予定です。

田中伸明先生のご著書『発達障害治療革命!』はこちらから。



夏祭りの受講料金は講座二回分で4400円(税込み・分売なし)ですが
同時に新刊『療育整体で「こころ」を育む』をお申込み&お振込の方には3850円(税込み)で受講いただけます。
(参考 講座二回分と新刊一冊をお振込の場合には6050円)

お申込みの方は、zoom☆kafusha.comあてに
1お名前
2 配信先メールアドレス(gmail不推奨)
3 新刊申込み割引適用か
4 現地かオンラインか

をお知らせください。
書籍ご希望の方は、請求書番号を発行し送りもれを防ぐために、上記リンクからお申込みください。
そして下記にお振込みをお願いいたします。

(口座はメールでお尋ねください。)

準備が整い次第配信アドレスもしくは現地情報をお送りいたします。

新刊も夏祭り講座も、皆さんのたくさんのご利用をお待ちしております。

蒸し暑い季節となりましたが、皆さま健やかにお過ごしくださいませ。

花風社 浅見淳子