治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

当事者の「脳のもがき」に乗っかった支援をよく描いてる本

2015-04-17 12:35:30 | 日記




こんにちは。
今、手が離せなくて音声でブログ書いてます。便利な時代ですね。
読者の方から先日ここで非ギョーカイ系の本を読んでいると書いていたけれどもその本のタイトルを知りたいとお問い合わせがありましたので画像アップしておきますね。
偶然ですが、両方とも著者の方に面識があります。
品川さんの著作は相変わらず一次障害を放って置かない姿勢が見られます。以前は随分お世話になりましたが最近はお付き合いがあまりありませんが、品川さんは品川さんでギョーカイとは別の方向に進んでいらっしゃるなと思います。
中川さんのご本は一般販売はしていないようです。版元の性格かタイトルがかなりイタいですが、内容は全く反日的ではなく、アメリカって凄いのよみたいなよくあるうらやましがらせの海外事情本ではありません。ただここで展開されている日記はとても勉強になります。なぜなら、二次障害回避原理主義、縮小再生産から支援者が自由になるとここまでご本人が成長を見せることがよくわかるからです。そして、この本の1番感動的なところはparentingではなくご本人の成長です。

というわけで読者の方からのご質問にお答えするエントリでした。

まだなんか咲いてましたよ。