先日、尖閣諸島近海へ漁に出た仲間均さん。
その時の様子をYouTubeにアップされています。
海上保安庁の巡視船と中国海警局船と仲間さんの漁船。
どんな動きをしているか、尖閣の海はどうなのかご覧ください。
【速報】漁師と海警と【尖閣諸島での漁】
日テレでも放送されています。
尖閣諸島で中国海警が"不気味な動き" その狙いは？（2021年7月13日放送「日テレニュース２４」より）
仲間均さんが尖閣沖へ漁に行ったのが10日から12日でしたが
その日に合わせて中国海警局船が領海侵入しています。
そして昨日、海警局船4隻がまたもや領海侵入したのです。data_R3_7.pdf (mlit.go.jp)
この事について加藤官房長官は、
「中国に対しては冷静かつ毅然と対応していく」と述べ、
政府として国民の生命・財産と領土、領海、領空は断固として守ると強調し、
「緊張感を持って関係省庁が連携し、情報収集も図りながら、尖閣諸島周辺の警戒監視を含めて万全を尽くしていく」
尖閣沖領海侵入通算３０日目 加藤長官「毅然と対応」(産経新聞) - goo ニュース
立て続けに領海侵入している中国に対してこれですか？
冷静？ 毅然と対応？
緊張感を持つ？
万全を尽くす？
これで領土領海領空を断固として守れるのですか？
領空も守ると言っていますが、毎日のように領空侵犯されています。
昨日、東シナ海において、領空侵犯のおそれがあったため、空自南西航空方面隊の戦闘機が緊急発進し、対応しました。防衛省・自衛隊は、引き続き、我が国の領域と国民の皆様の平和な暮らしを守るため、２４時間３６５日、対応に万全を期していきます。※写真はイメージ pic.twitter.com/NJ4q7YyR9b
— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) July 15, 2021
領海侵入され、領空侵犯もされているのですから
断固と守り抜けていないじゃないですか。
連日中国海警局船は尖閣諸島周辺をパトロールと称し航行し、
日本の漁船が操業していると排除しようと追いかけ回すさまを見て国際社会はどう見るかです。
中国の言い分は、
「尖閣諸島は中国領だから毎日他国の船が違法に近付かない様にパトロールし、
日本の漁船が近づいたら、ここは中国の領海だから漁をしない様にと警告する。
機関砲も装備しているが、紳士的な中国海警局は敢えて武力で排除はしない。
但し、これが度重なった場合、仕方なしに拿捕するかもわからない。
もしも日本側が抵抗したら、止む無く武力を使うかもわからない。」
中国の主張はこんな感じでしょうか。
ではその場合、日本は反論できますか？
日本領なら、尖閣諸島に上陸をする筈ですが、それもしていない日本です。
中国は実績を積み上げています。
しかし日本は及び腰で、政府関係者でさえ尖閣への上陸をせず、
当然一般人が近づく事を禁止しているのです。
こんな態度では日本は負けます。
こんな態度ではその内、尖閣は中国に不法占拠されるでしょう。
無駄な武力行使はするべきではありませんし、人的被害を食い止めるべきです。
但し、覚悟も必要です。
不法だろうが何だろうが中国は自分の方が正しいと主張するでしょう。
日本が尖閣に上陸したならすぐさま報復に出る可能性もあります。
中国に進出している日本企業にもしもの時の覚悟があるかです。
そしてその場合日本政府も覚悟があるかです。
近年、日本は中国に頼り過ぎています。
中国の労働力や観光客に頼った結果、武漢コロナの対応も遅れ、その結果が今です。
中国に脅され、言いなりになる日本、そんな光景が見えてきます。
これはただの空想なのか現実なのか。。。。
鉄は熱いうちに打てと言いますが、日本はもう後戻りできないところに来ているのかと
落胆したりします。
現状打破の為にはどうすればいいのか、良案が浮かびません。
しかしこのままで良い筈はありません。
堂々巡りです。
なんとか国際社会を味方につけて、良い方向に進んで欲しいです。
いつまでも「冷静かつ毅然と対応する」と言っている様では領土領海は守れません。
何としても守り抜くとの強い意志が必要ですが、現政権には期待できません。
このままどうなるのかと思うと、心は晴れません。
