(毎日新聞)
安倍晋三首相の友人が理事長を務める加計学園の獣医学部新設計画に対し、文部科学省の大学設置・学校法人審議会(設置審)がゴーサインを出した。設置審の答申が10日発表され、文科相が近く認可する。識者からは「疑惑」を残したままの決着に疑問の声が上がる一方、大学の誘致活動を長年進めてきた愛媛県今治市には、歓迎ムードが広がった。
「受験生や親たちの選択肢の幅が広がる。一定の需要はあるだろう」。西日本にはなかった私立大の獣医学部誕生に、約40人が在籍する「獣医専門予備校ジュイク」(本部・大津市)の澤理栄子代表(54)は期待を寄せる。獣医学部は狭き門で、複数年浪人する受験生もいるからだ。
これまでは認可されるかどうかが不透明だったこともあって受験の志望先からは外してきたが、「受験したい」と言っている生徒もおり、今後は岡山理科大の入試問題の傾向なども伝えていく。ただ、認可がずれ込んだ影響で、11月16日に受け付け開始予定だった推薦入試の願書の取り寄せができておらず、今後のスケジュールは読めない部分もあるという。
また、開学の是非が政治問題化したことで、受験生にも戸惑いが広がっていたという。澤さんは「進学することになった生徒が周囲から白い目で見られないだろうか」と心配し、こう語った。「教育と政治は分けて考えてほしい」【小西雄介】
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加計学園が運営する岡山理科大、獣医学部の新設について
文科省大学設置・学校法人審議会は開設を認める答申を林文科相に提出したので
来春開校が出来るようになりました。
この事について、野党やこの問題に火をつけた前川喜平氏は猛反発していますが
彼らは入学を希望している受験生や過疎化に悩む地方の事を全く考えていません。
特にマスコミが野党達の味方となって安倍批判を繰り返し、
またそれに乗った市民活動家が岡山理科大の説明会の妨害活動を計画した事もありました。
森友学園問題でもそうでしたが、一番の被害者は通園通学している子供たち
そして獣医師になりたいと思っている受験生たちへの影響を考えずにはいられません。
あれだけテレビで悪者にされ、選挙でも「モリカケ問題を隠蔽するな」
と加計学園は注目されたのですから受験生が受験を避けるのではないかと心配します。
無責任な批判は、大学経営者への営業妨害とも言えますし
受験シーズンや入学式などでマスコミたちが過熱取材も予想されますから
受験希望者がかなり減るのではないでしょうか。
これを予測したのか、最初からその予定だったのかわかりませんが、
入学定員140人の内20人が留学生枠で、韓国で説明会も開いているとの報道があります。
韓国人留学生が卒業後、愛媛県で就職するのかどうかわかりませんが
特区での開校なのですから、卒業生は全員10年程度は四国で就職してもらいたいです。
とはいうものの、韓国人留学生だけはご免こうむりたいです。
ところで森友学園の問題や加計学園問題は国会で大論争となりましたが
要は違法か合法かです。
そして同様のものと比較した場合、特別かどうかを考えるべきだと思います。
留学生については他の大学では占める割合はどうなのかを考え、
加計学園が特別なのかどうかを見て、異常な多さなら追及すべきだと思います。
(反日国からの留学生の受け入れは拒否するか条件を厳しくしてもらいたいですが)
国会ではまたこの問題を追及するつもりらしいですが
もっと地方の事、地方再生の観点で考えてもらいたいです。
今治市では若者が来る、活気が出る、家畜伝染病に対処できると概ね喜んでいるようです。
1票の格差是正と言われていますが、人口比で考えるのは賛成出来ません。
格差是正なら都会の議員が格段に多くなります。
都会の感覚で物事を考え、地方が置き去りになり、ひいてはそれが地方の衰退に繋がるでしょう。
地方再生や特区の意味合いをもっと考えて議論してもらいたいです。
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