「親小池」か「親立憲」か=希望、針路めぐり分裂の影―共同代表を10日選出
希望の党の共同代表を決める選挙が8日告示され、玉木雄一郎(48)、大串博志(52)両衆院議員が立候補した。小池百合子代表に近い結党メンバーらが推す玉木氏と、立憲民主党との連携を目指す大串氏の路線対立は深刻で、結果次第では、さらなる野党再編の引き金となる可能性もある。
両候補とも民進党からの合流組。衆院選前に、小池代表が「踏み絵」を迫った安全保障法制や憲法改正を容認する方針を受け入れた。ただ、8日に行われた共同記者会見では見解が分かれた。
玉木氏は、民進党をいち早く離れて小池氏と希望旗揚げに加わった細野豪志元環境相や長島昭久元防衛副大臣らの支持を受け、小池氏の主張を尊重する。安倍晋三首相が提起した憲法9条への自衛隊明記について、否定的な意見を述べる一方、9条改正自体には「自衛権の制約を明記する改正論はあっていい」と前向きな姿勢を示した。安保法についても「根っこから全て廃止するのは現実的ではない」と事実上容認する。
これに対し、大串氏は9条改憲を「不要だ」と明言。「立憲主義を守る観点から安保法制は容認しないという立場を明確にする」と表明した。小池氏の考えとは相いれず、立ち位置は立憲に近い。実際、大串氏は8日発表した文書に「民進党、(民進系衆院会派の)無所属の会、立憲民主党との統一会派形成を目指す」と記した。民進出身者の再結集を目指していると周囲は明かす。
ただ、再結集には結党メンバーが反対する。玉木氏も「希望のカラーを明確にすることが最初だ」と述べ、大串氏が唱えた統一会派構想を「立憲は拒否している。片思いでは仕方がない」と突き放した。
共同代表は10日の両院議員総会で国会議員(53人)による投票で選出される。現時点では、国会議員の約半数の支持を固めた玉木氏が優勢で、大串氏がどう巻き返すかが焦点だ。党中堅は「大串氏の得票数が『小池路線』への批判票となる」と解説する。***********************************************************************
小池百合子さんは希望の党をどのような政党にしようと思っていたのでしょうか。
そして結党メンバーはどのような政党だと思って集まったのでしょう。
ただ単に安倍政権打倒だけが目的ではなかった筈です。
・・・・そう信じたいです。
話は変わりますが、外国籍から日本に帰化する時にどのような審査があるのでしょう。
日本は思想信条や愛国心の有無を重要視していないと聞きますが、
審査を誤れば国の衰退につながるのですから、厳格にすべきだと思います。
愛国心の有無、出身国と戦乱になった時には出身国と戦えるか、
日本のために戦えるかという事が重要です。
それと同じように政党の信条に合致しない人は離党勧告するべきだと思います。
そうしなかったから民主党は保守思想と左翼思想が入り混じり纏まりがなかったのです。
希望の党は政策協定を結ばせたと聞きます。
いわゆる踏み絵と言われたものですが、厳格に思想信条を審査すべきだったのです。
玉木氏は憲法や安保法制については希望の党の政策協定の基準に合致しているようですが
大串氏は協定の基準にはかけ離れているような気がします。
本来は希望の党の公認を受けられない人物という事です。
そんな人物が代表選に出るというのですからどうなってるの?と思います。
所属議員を増やしたいが為にこのような人物に公認を与えたのが間違いだったのです。
もしも大串氏が代表になれば、希望の党ではなく第二民進党でしかありません。
そのうち民進党に合流するのではないでしょうか。
つまり希望の党は民進党に乗っ取られたという事です。
希望の党には期待していませんから、どうなってもいいですが。
ただ衆院選前のあの騒ぎは何だったの?
選挙を引っ搔き回されただけ?
そんな気持ちでいっぱいです。
なんかパフォーマンスに混乱させられただけ、
そんな気がします。
もう希望の党には明るい未来はないかもしれません。
残念です。
ご訪問ありがとうございます。クリックして応援お願いします。