民進党の蓮舫代表は9日の記者会見で、稲田朋美防衛相が戦前の教育勅語の内容を評価した国会答弁について、「違和感を覚えた。基本的人権が侵され、戦争へと歩んだ道があることをしっかり押さえているのか疑義がある」と批判した。
一方、菅義偉官房長官は会見で、「防衛相の所管外のことだ。個人としての考えを言ったのだろう」との認識を示した。
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ここ数日の森友学園を巡る報道は異常と感じました。
朝からずっとこの問題。
しかし認可の為の申請書に疑義があったり、推薦枠の問題などで
理事長自身にも問題があったようです。
また経営難との指摘もあり、窮地に立たされている感がしていましたが
今日、認可取り下げを発表したので完全に小学校新設は無くなったようです。
ただ、理事長の問題と絡めて教育勅語を戦前の軍国主義だと非難している人もいましたが
彼らは教育勅語の内容を本当に知っているのでしょうか。
悲惨な虐め問題や、情けなくなる非常識な行いとそれをSNSに投稿する大人たちを見るにつけ
戦後教育に足りないものがあったのではと思わずにはいられません。
ゆとり教育やら、平和教育と名前を変えた自虐史観教育や、平等教育に重くを置いた学校教育、
これらより大事で、もっと根本的な教育が軽視されていたのではと強く感じます。
蓮舫氏の稲田大臣批判は教育勅語の内容を知った上なのか、甚だ疑問です。
他にも尾木氏も批判しています。尾木ママ 森友学園に稲田防衛相…相次ぐ教育勅語の擁護に危惧
そもそも尾木氏は日教組教育で自虐史観を子供たちに教えてきたのですから、批判するのも頷けますが・・・。
もう一度教育勅語の口語文を見てみましょう。
12の徳目
- 親に孝養をつくしましょう(孝行)
- 兄弟・姉妹は仲良くしましょう(友愛)
- 夫婦はいつも仲むつまじくしましょう(夫婦の和)
- 友だちはお互いに信じあって付き合いましょう(朋友の信)
- 自分の言動をつつしみましょう(謙遜)
- 広く全ての人に愛の手をさしのべましょう(博愛)
- 勉学に励み職業を身につけましょう(修業習学)
- 知識を養い才能を伸ばしましょう(知能啓発)
- 人格の向上につとめましょう(徳器成就)
- 広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう(公益世務)
- 法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう(遵法)
- 正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう(義勇)
またこの件について和田政宗氏が平成26年4月8日の参議院文教科学委員会で質問しています。(一部抜粋)
○和田政宗君 副読本の関連で、私は教育勅語について学校、教育現場で活用すればとても良い道徳教育になると思いますが、米国占領下の昭和二十三年に国会で排除決議や失効確認決議がなされています。こうした決議は関係なく、副読本や学校現場で活用できると考えますが、その見解でよろしいでしょうか。
○政府参考人(前川喜平君) 各学校において教材を選定する際には、教育基本法、学校教育法、学習指導要領等に照らして適切なものを選定する必要があると考えております。教育勅語は、明治二十三年以来、およそ半世紀にわたって我が国の教育の基本理念とされてきたものでございますが、戦後の諸改革の中で教育勅語を我が国の教育の唯一の根本理念とする考え方を改めるとともに、これを神格化するような取扱いをしないこととされ、これに代わって教育基本法が制定されたという経緯がございます。 このような経緯に照らせば、教育勅語を我が国の教育の唯一の根本理念であるとするような指導を行うことは不適切であるというふうに考えますが、教育勅語の中には今日でも通用するような内容も含まれておりまして、これらの点に着目して学校で活用するということは考えられると考えております。
○国務大臣(下村博文君) 今局長から答弁あったとおりですが、教育勅語そのものを学校で副教材として使用するということについては、歴史的な経緯がありますので、教育勅語そのものというよりは、そういう歴史的な中でいろんな要らぬ議論が出てくることが予想されます。そのものを使うということについては相当理解を求める必要があると思いますが、その内容そのもの、教育勅語の中身そのものについては今日でも通用する普遍的なものがあるわけで、この点に着目して学校で教材として使う、教育勅語そのものではなくて、その中の中身、それは差し支えないことであると思います。
○和田政宗君 私はこういったしっかりとしたものを道徳教育で使っていくべきだと思いますので、引き続き御検討をお願いしたいと思います。
この様に3年前の国会で教育勅語について和田政宗氏が質問し、教育勅語は全否定されていません。
この時、文科大臣は
教育勅語の中身そのものは今日でも通用する普遍的なものだ
学校で活用する事、教材として使うには差し支えない
と答弁しているのです。
国会でですよ、国会で教育勅語は否定と言うより、寧ろ推奨されているのです。
この事を蓮舫氏は知っているのでしょうか。
他にも教育勅語を全否定している人がいます。
テレビのワイドショーでのコメンテーター、司会者、等々テレビ出演者の殆どが教育勅語を批判しています。
コメントするなら、この問題をテレビで取り上げるなら、もっと内容を調べて発言すべきです。
野党第一党の党首までも、批判していますが、どれだけ教育勅語について理解しているのでしょうか。
国籍不明者には日本古来からの道徳観は理解できなくて当たり前かもしれません。
それだけ国会議員としては不適格者であり、そんな人物を党首にしている民進党って一体どんな政党なのか、
思ったより多くの二重国籍者や外国系日本人が多いのかもわかりません。
そんな政党は一日も早く解党消滅することを望みます。
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