滋賀県の三日月大造知事は18日の定例会見で、安倍晋三首相の戦後70年談話について、「全国戦没者追悼式で天皇陛下が発せられた『深い反省』というお言葉と対比すると、もう少しそういう気持ちの表現があってよかった」との認識を示した。
今回の首相談話は、歴代内閣の立場として先の大戦に対する「おわび」「反省」に間接的に言及した。三日月知事は「行動には主体が問われる。そこはより明確にした方がよかった」と指摘した。
さらに、安倍首相が謝罪に区切りをつける意向を示したことに関して、「そうであるなら、現世代としての責任を強く自覚した言動が求められる。むしろそういう気持ちは静かに持ちながら(アジア諸国と)接することが、互いの関係を大事にできる」と述べた。
滋賀県知事、安倍さんの事嫌いなんだろうね。
何か勘違いしている気がするけど…。
天皇陛下のお言葉と安倍談話を比較するっておかしな事。
天皇陛下は全国戦没者追悼式でお言葉を述べられた。
大東亜戦争で戦死した旧日本軍軍人、軍属、
そして空襲や原爆投下で亡くなった一般市民たちに対してのお言葉だった。
それに対し、安倍談話は首相が私達日本国民と
国際社会に対し、平和への決意を述べられたもの。
訴える対象者が違うのに、比較しても意味がない。
何としても安倍首相に謝らせたい。
そう思っているとしか思えない、三日月知事の発言。
知事の分際で、何をエラっそうにと思ってしまった。
因みに三日月知事は元民主党国会議員だった………。
は、は~ん・・・、そういう事か。
以下宮内庁HPから陛下のお言葉の転載です。
「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり,全国戦没者追悼式に臨み,さきの大戦において,かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い,深い悲しみを新たにいたします。
終戦以来既に70年,戦争による荒廃からの復興,発展に向け払われた国民のたゆみない努力と,平和の存続を切望する国民の意識に支えられ,我が国は今日の平和と繁栄を築いてきました。戦後という,この長い期間における国民の尊い歩みに思いを致すとき,感慨は誠に尽きることがありません。
ここに過去を顧み,さきの大戦に対する深い反省と共に,今後,戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い,全国民と共に,戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し,心からなる追悼の意を表し,世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。