日本とモンゴル両政府が22日に大筋合意した経済連携協定(EPA)は日本にとって15番目のEPAとなる。現在、モンゴルとの貿易総額は年約300億円と少ないものの、モンゴルは将来的にはアジアの成長株として日本企業にとり一定の市場拡大が期待できる。
今回の協定で、モンゴルは日本からの輸入額の約96%が協定発効から10年間で無関税となる。日本からの輸入の約7割を占める自動車の関税(5%)については、排気量4500cc以下で製造後0~3年の完成車は発効後すぐ、その他の完成車などは10年間で撤廃する。
関税以外でも、今回の協定は日本の商社やエネルギー関連企業がレアメタル(希少金属)や石炭などのモンゴルの豊富な資源の開発に参加しやすくなる利点がある。モンゴルの外資規制について日本企業が対象外となるからだ。
これに対し、日本はモンゴルから輸入する鉱工業品のほぼ全ての品目の関税を10年間で撤廃する。ビーフジャーキーなど加熱調理した牛肉調製品やチーズの一部には無税・低関税の輸入枠を設けるが、牛肉の冷蔵・冷凍品など、その他の日本の重要農産品5分野の扱いは関税撤廃・削減の対象外か再協議とする。
モンゴルは1990年代に民主化と市場経済化を果たし、成長率は2011~13年の平均で年約14%。今後も資源国として中長期的な高成長が見込まれる。今回の協定はモンゴルにとって初のEPAとなり、隣国の中国、ロシアに依存した経済構造からの脱却につなげたい狙いがある。
----------------------------------------------------------------------------------------
日本とモンゴルは経済連携協定(EPA)を大筋合意しました。
第二次安倍政権になってから、国内政策は勿論ですが
精力的に目を外に向け、様々な交渉をし実績を残しつつあります。
そしてドンドン日本の味方を作っています。
他国の悪口を言わず、誠実に接しています。
この日本の誠実さを理解する国が増えつつあります。
前政権はどうだったか、もう一度考えるべきでしょう。
ルーピー鳩山は何をしましたか?
菅は何をしましたか?
野田は何をしましたか?
彼らは国益を第一に考えていたか些か疑問です。
なんか引っ掻き回したというイメージしかありません。
これからは日本の国益を第一に
国際尺度で行動する日本に、
そして自立した国家に一歩ずつ近づいていければと思います。