団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

ぼーっとする時間は大切

2018年10月22日 | 生き方

いつも誰かといたい、群れていたいと思っていると一人になるこ

とが怖くなる、かといって心が満たされるわけではないが一人

きりになるよりましだという気持ちがあり、人は群れようとする。

 

本当は一人でいる時間は一生のうちで重要だと思う、一人でいる

ことで心安らかにぼーっとすることができる、ぼーっとしながら

自分と向き合う、そして自分の声を聞く。

 

人に支えられてることに感謝しながらも一人で生きることに耐え

られる人間でいたい、そんなことを思う「ぼーっとする時間」を

大切にしたい。


老後に思う恋愛時代の情熱と勘違い

2018年10月12日 | 人間関係

「相手に対する錯覚、誤解の上に恋愛というものは成立、恋愛を

り出すのは情熱、愛情とも違う」といったのはは作家の遠藤周

作氏である、確かに恋愛は相手の姿をみないで相手を美化してし

まう。

 

相手が神経質だったら、それは繊細とうけとめ、粗雑な人を美化

て男らしいと思いこんだりする、恋愛期間はこうして相手を美

化することで情熱が保たれる。

 

そしてこの情熱は嫉妬心、独占欲、会いたいという気持ちがあれ

ばあるほど掻き立てられる、はるか遠い昔の恋愛時代を思いおこ

せば、誰もが経験してること、私もそうだった。


情けないほど食べれない

2018年10月11日 | 健康

12年前に腸の病気で入院して以来、毎年数回激痛に悩まされる、

食が細くなり満腹感を味わうことがなくなった、なにしろ今ま

好物だったものを身体が受け付けなくなった、肉類、アスクリ

ーム、チョコレート、お酒等楽しみが激減したことは間違いない。

 

痛みの感覚は個人差が大きいので一概に共通の尺度を立てることは

難しいかもしれない、ただ人間は痛みの前ではたじろぎ、打ちひし

がれ、謙虚になることは間違いない。

 

長い入院生活をしてる人は、きっと早く退院して好きなものを食べ

たいと言う思いを抱えて闘病生活を送っているのだと思う、そう考

えると情けないほど食べれないけど、まだ贅沢な悩みなのかもしれ

ない。


100%相性のいい相手などいない

2018年10月09日 | 人間関係

100%相性のいい相手など現実にはいない、していえば知りあっ

た当初、男女でいえば恋愛関係のはじめなど、そういえるかもしれ

ない。

 

それは同性でも異性でも年月が経つにつれ要求水準が高くなるため

お互いに対する満足度が低くなる傾向があるのかもしれない、最初

は長所だけ目についたが、実際相性がいいと思ったのは、お互いあ

る人間を嫌いだという一点で気が合ってると錯覚してることがよく

あるものである。

 

二人だけで話してると気が合うと思ったのが、何人かが加わるとそ

うでもないとか、人間関係は状況によって変わるもので難しい、だ

から100%相性のいい相手などいないと思って、つきあうほうが

気が楽なのかもしれない。


ブログのコメントに思うこと

2018年10月06日 | ブログ

ブログは不特定多数の人に読んでもらっているだけに肯定的な意

見だけでなく批判的な意見が来ることも想定する必要がある、実

際読む人の価値観も多様なだけにちょっとした表現や文脈で誤解

されることだってありうるし、さらに匿名性と顔が見えないだけ

に辛辣なコメントができるのもブログの読み手の心理かもしれな

い。

 

私自身はコメント欄を閉じているので言葉のキャッチボールはな

いけれど「励まされた」「共感します」「お気に入りに登録しま

した」等の感謝の書き込みがあると励みになり頑張って続けよう

というのがブログの書き手の心理であることは間違いない。

 

私自身以前はコメント欄を開放してたが、閉じた理由のひとつが

コメントの返信に時間を取られたことである、コメントはありが

たいことであるが、返信が負担になることも確かである、それと

必ずしも好意的なコメントだけでなかったことも理由である。

 

やはりブログに支配されるようでは本末顚倒、ブログは楽しむた

めのもの、ブログを始めた当初のわくわく感、そして昨日までと

違う景色を大切にしたいと思っている。


高齢者が働く本当の理由は

2018年10月05日 | 仕事

今年の高齢社会白書によると高齢者3400万人の内670万人、

実に20%の人が働いている、毎年増えておりこの4年間で18

0万人も増えている、特に65歳~69歳の人たちの半数近くが

働いている。

 

定年後働かないでいると社会に居場所のなさを感じ疎外感に襲わ

れる人、一方生きがいのため、社会参加と働く意欲の高い人、生

活のため働かざるを得ない人、人それぞれかもしれない。

 

老後は食費や子供の教育費は減るが医療費や介護費など想定しな

い出費がともなう、現役のころより収入は激減するが支出はそれ

ほど変わらないものである、そこで思い切った生活のダウンサイ

ズを試みなければ年金だけで生活することは難しい、当然蓄えを

取り崩すか働くしかない。

 

 

現実問題として高齢者の6割が10万未満の年金しか受給してな

い、また貯蓄にしても一部の富裕層がいるものの約4割の世帯の

貯蓄が500万円以下という実態を考えると、生きがい、社会参

加よりも生活のため、将来の不安のため働く人が多いのではと思

う。


老後の快適な住まいとは

2018年10月01日 | 老後の生き方

週刊東洋経済の特集「親の住まい子の住まい」を読むと老後の快適

な住まいとは果たしてどんなところだろうか?と誰もが考えるだろ

うと思う。

 

中でも千葉県柏市の柏ビレッジ、1980年に分譲を始めたニュー

タウン総戸数1600戸、バブルの頃は1億円クラスの物件もあっ

たといわれてる、しかし現在売りに出されてる中古物件が1500

万円~2000万円と大幅に下落している。

 

私が注目したのは住民の2割が私と同世代の団塊世代、30年前に

40代で購入した人が現在70代を迎えてる、東京丸の内まで通勤

時間半、朝6時に家を出て夜10時に帰宅、緑が多く郊外の戸建

は子育てするにはいいところであった。

 

しかし加齢とともに子供たちは独立、夫婦二人では広すぎる、さら

に近くのスーパーが閉店、銀行が窓口業務をやめてATMだけ、買い

物や通院の利便性が悪くなった。

 

ニュータウンといわれたところは全国どこでもこのような問題を抱

えてるのではと思う、環境がよく景観が魅力であったが住民の高齢

化が進むにつれ不便になった、果たして老後の快適な住まいとは、

戸建てかマンションか、緑の多いところか、利便性か、人それぞれ

違うのも確かである。