毎日やることがなく困っている、一番自由な今が一番しんどい、
家で居場所がない、暇になったのにあせる、このままの毎日が
続くと思うと、自分の人生は何だったのかと思うときがある、
ある雑誌に書かれていた定年退職者の声である。
さらに図書館、ショッピングセンター、スポーツジム、喫茶店
にいる定年退職者と思われる人を見てると誰もが「ひとりぼっ
ちでさみしそう」退職することによって生まれた時間をどのよ
うに過ごしてよいのかわからずに戸惑っている人が少なくない
という記事であった。
定年退職者の喪失感、そして孤独感は確かにある、しかし街の
中にひとりでいる定年退職者がすべて淋しいというのは違うよ
うな気がする、人間群れてないと、はしゃぐわけではないので
みんなさみしそうに見えるのでは…、案外ひとりでいる時間を
楽しんでる人も多いのではと思うのは私だけだろうか?