70歳のAさん、夫の死後、遺族厚生年金と国民年金月額9万円
を受給している、ただそれだけでは生活できないのでスーパーの
パートで週3回現在も働いている。
働いているのは決して社会参加とか生きがいとかそういう理由で
はない、生活するためには働かざるを得ないからだ、貯蓄もほと
んどないし頼れる親族もいない。
仕事があるから何とか生活できる、身体が丈夫なのが取り得だけ
ど働けなくなったらどうしようという不安は常にあるという、た
だ9万円の年金ではどうしようもない、とにかく働けるうちは働
こう、働けなくなったら、その時に考えようというAさん、この
ように低年金で不安な老後を過ごしている一人暮らしの高齢女性
が多い世の中であることは確かである。