齢を重ねると執着心、そして欲が少なくなる、そのせいか人に対
しての懐かしさが希薄になる感じがする、昔のことを懐かしく思
わないことはないが以前とは違う、会えば楽しいこともあるがま
た会いたいと思う人は正直少ない。
私自身、40年間もサラリーマン生活を続けてきてるので、それ
なりに社交性はあると自分では思っていたけれど、定年後は、な
ぜかみんな一緒主義を否定し、どこかで人間嫌いのところが私の
内面に潜んでるのかもしれないと思ったりすることがある。
特に再会にしがみつかない、だから一期一会のつもりで、会った
人とは今日が最期と思いその瞬間を大切にするよう心がけてる、
また会うこともなく終わったほうがいい人間関係、そんな生き方
があってもいいのではないかと思っている。
人の人生をみるのは嫌いではないが「社交的人間嫌い」、なぜか
矛盾してるけれど定年退職後、自分と向き合う時間が多くなり、
なんとなく気づいたことである。