団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

ふたつよいことないものよ

2022年08月17日 | 言葉

「ふたつよいことないものよ」今は亡き臨床心理士の河合隼雄

の著書「心の処方箋」に書かれてる名言である、ひとつよい

ことがあると、とつ悪いことがある、自分にとって幸福が誰

かにとって不幸ということもある、いいことずくめの人生など

ないということである。

 

家庭や学校や職場で問題を抱えてるときにこと言葉に出会い支

えられた人は多い、例えば学校でいい成績をとった、会社で仕

を評価された、いいことなんだけど仲間から妬まれ人間関係

がぎくしゃくしたとか、ひとついいこと起きたのにひとつ悪い

が起きたとかよくある話である。

 

人間の一生は晴れもあり嵐もある、どんなに苦しい悲惨な状況

でも永久に続くことはない、逆に生れてから死ぬまで幸福の連

続ということもない、浮かぶ日もあるし沈む日もある、だから

悲観も楽観もしない、そういう姿勢でこの「ふたつよいことさ

てないものよ」とつぶやくと不思議と気持ちが楽になるような

気がする。