団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

年金生活者にとっては厳しい現実

2022年12月27日 | 年金生活

先日75歳以上が加入する後期高齢者医療制度の保険料を増額

することが決定した、24年度は年収211万円超、25年度

は年収153万円以上の人の保険料が増額となる、増額対象は

全体の4割、約870万人が対象となる、気になるのは今まで

窓口負担が1割の人が2割となった場合、保険料が増額のうえ

窓口負担が倍、今まで5千円の窓口負担だった人が1万円払う

ことになる、これは75歳以上の高齢者にとっては大きい。

 

実際75歳以上の6割の人は年収153万円以下ということで

あるから経済的には厳しい、だから70~74歳でも3割強の

人が働いてる、それも8割の人は非正規である、働きたいから

働くのではなく働かざるを得ないから働くのである、長生きす

るほど赤字額がかさみ経済的に苦しくなるという高齢者の声は

深刻である。

 

「脱・下流老人」の著者藤田孝典氏は年金受給額が将来的に目

減りし、さらに医療保険料や介護保険料、消費税も上がってい

く可能性があると明言してるだけに、昨今の物価高もふくめ年

金受給者にとっては厳しい現実といえる。