団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

「どの世代が得だろうか?」の記事に思うこと

2019年02月10日 | 生き方

週刊ダイヤモンドの特集記事「逃げ切り世代」のなかで果たして

どの世代が得だろうか?という読者向けのアンケートの結果を

ると広義の解釈の団塊世代(65歳~69歳、980万人)以

という回答が多かった。

 

 

その理由としては社会保険や雇用だけでなく社会全体から優遇さ

れているというものであった、例えばJRが実施しているジパング

倶楽部に入会すると料金が30%引きである、男性65歳以上、

女性60歳以上が条件で個人会員の場合年会費4285円、夫婦

会員の場合年会費が2名で7320円である、私自身実家で一人

暮らしの母、今は施設にお世話になっつているものの年15回ほ

ど行くのでこの恩恵に預かっている、また映画館のシニア割引な

ど確かに優遇されている面はある。

 

 

ただこの世代は人口ボリュームの多い世代で、年金や仕事の面で

下の世代より多少得をしてるかもしれないが、団塊の世代にとっ

て75歳を迎える2025年には介護という深刻な問題が控えて

る、介護を必要とする人が600万人~800万人以上に激増す

るといわれてるなかで介護従事者が38万人も不足してる。

 

 

そんなことを考えると決して得する世代ともいえない気がするが

若い世代からみると得する世代だと思ってるのだろう、ただどの

世代にしても置かれてる状況、抱えてる問題、満足度は、それぞ

れ違うだけに損得だけで世代を判断することはできないと思う。