団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

孤独であることは悪いことではない

2024年02月11日 | 孤独

雑誌プレジデントの特集「ひとりで生きる老後戦略」の中の

読者アンケートで「ひとりでいることは好きですか」という

質問に約9割の人が好きですと回答しているが、果たしてそ

んなに多だろうか?

 

一般的にはみんなでわいわい楽しくやろうという人が多数派、

そういうのを嫌うのが少数派である、そういう人を無理に誘

て仲間にいれようとする同調圧力、会社でも飲み会に誘わ

たら自分ひとりだけ断るわけにいかない、同僚たちが雑談

盛り上がっていたら自分もかかわらないと協調性がないと

われるといった居心地の悪さ、嫌われてもいいじゃないか

いうのはリタイアした今だから言えることかもしれない。

 

仕事を辞めれば友人がいなくなるのは自然の流れ、友人がい

いことは決して恥ではない、友人がいない老後は不幸だと

いうのは世間の思い込み、必要のない友人はわざわざ増やす

ことはない、人数が増えれば自由はそれだけ制限されるし、

相手が誰であってもで気を遣うことになる。

 

孤独はみじめめなのではなく、孤独はみじめだ思い込んでる

人の固定観念に原因があるからだと思う、だから孤独を肯

定する気持ちがあれば孤独であることは決して悪いことでは

ないというのが76歳の私の実感である。