「年金受給者の確定申告不要制度」を知ったのは定年退職の翌年だ
った、公的年金などによる収入が400万円以下で一定の要件を満
たす場合には所得税および復興特別所得税の確定申告を行う必要が
ないという制度である。
ただし一定額以上の医療費を超えた場合(10万円以上)は必要に
なるという、私の場合医療費は10万円以上支払っていたので確定
申告を行い還付金が出たが、医療費が10万円以上支払っていない
人は確定申告を行っていないのでは?と思ったものだ、というのは
65歳以上になると所得税は年金から源泉徴収されているので人に
よって違うが所得税は支払いしてる。
そして控除の対象になるのは前記の医療費だけでなく、基礎控除、
配偶者控除、生命保険に加入してれば生命保険料控除と税金の還
付の対象になる、年金加入者の手続きの負担を軽減したいという
趣旨の確定申告不要制度であるが、多くの年金受給者は還付の恩
恵を受けることが可能である、還付金をうけないと住民税にも影
響がでるだけに手続きをしたほうが得である。
定年後8度目の確定申告であるが通算13万円程の還付金になっ
ており、夫婦でちょっとした旅行にいける金額である、「年金受
給者の確定申告不要制度」を真に受けて申告をしなかったら、還
付金はゼロである、あげくに住民税も今より高い金額になったこ
とは間違いない。