教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

【アベノミクスの自己矛盾】 少子高齢化を視野に入れよ

2017年08月24日 17時02分01秒 | 日記・エッセイ・コラム

 

浅野秀弥の未来創案

【アベノミクスの自己矛盾】

 
2017年8月24日

少子高齢化を視野に入れよ

 安倍総理にとって森友と加計の問題は、内閣改造と自民党役員人事で関係者をリセットしただけで「有権者へのおわびと丁寧な説明」が本質隠しに過ぎないことがハッキリした。あれだけ自信タップリと語っていた改憲論議も党に丸投げし、ひたすら経済対策に全力投球らしい。

 ところが皮肉にも、アベノミクス自体が自己矛盾を起こしつつある。本来の狙いは、金融緩和と財政出動で時間を稼ぐ間に成長戦略を推し進め、日本経 済の成長力を底上げするはずだった。しかし景気は腰折れし消費増税や円安の副作用ばかりが目立ち、やがてアベノミクスそのものの成長戦略が機能不全を起こ していることが露呈してきた。

 3本の矢に象徴される成長戦略は、岩盤規制に穴を開けるはずの規制緩和や女性活用、働き方改革など労働環境改善と数多いメニューこそ並んだもの の、いずれも掛け声倒れの中途半端で決め手に欠く。特に歯がゆいのは、アベノミクス自体が既得権益にどこまで本気でメスを入れるつもりなのか、加計学園問 題処理からは本気度が伝わってこない。

 財政当局は社会福祉法人の課税強化を検討していたが、2015年度の税制改正議論で結局見送り。介護分野で企業参入が進み、税制優遇を受ける社会 福祉法人との間で不公平感が生じている。社福法人自体が与野党問わず議員支持母体のケースも多く、決定そのものが政治的な反発を恐れた結果に見える。

 他にも所得税最高税率引き上げや公的年金支給開始年齢引き下げなど、政治的な配慮から腰砕けとなったケースが目立つ。「女性活躍推進」やプレミアムフライデーのように、スローガンや数値目標は勇ましいのに、中身や財源が伴わない政策がおしなべて多い。

 すでに経済専門家の間では「従来型高成長前提の政策に無理がある」と主張する人も出始めた。日本の急所は少子高齢化に伴う人口減少であり、その増 加策によほどの劇的変化がない限り成長期待はできない。日本経済は構造問題も考慮しながら成長戦略を立てていくべきだ。つまり成長一辺倒ではない視点を 持った政治家が今こそ必要なのだ。

 あさの・ひでや(フリーマーケット=FM=社社長、関西学生発イノベーション創出協議会=KSIA=理事長)1954年大阪市生まれ。わが国のFM創始者で日本FM協会理事長。関西経済同友会幹事。数々の博覧会等イベントプロデュースを手掛ける。

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HOME 天木直人のブログ 天皇陛下について書いた週刊新潮のこの記事は不敬過...

2017年08月24日 16時50分22秒 | 国際・政治

天皇陛下について書いた週刊新潮のこの記事は不敬過ぎる

2017-08-24

 今年の「終戦の日」式典において、天皇陛下はお言葉の後、例年より時間をかけて「全国戦没者之霊」と書かれた標柱を見上げられた。

 式典を退席する時も、標柱に向き直り、両手を前にそろえて30秒近く直立する場面があり、皇后さまが背後から近寄って声をかけ、両陛下そろって一礼された。

 この事を当時の新聞は、退位が決まって来年が最後になるであろう式典に思いを馳せられたのだろうと書いていた。

 これを読んだ誰もが、たとえ現場に居合わせなかったとしても、深い感銘を受けたに違いない。

 ところが発売中の週刊新潮(8月31日号)は、「沈黙20秒天皇陛下、憂慮される異変の舞台裏」と題して、宮内庁担当記者の名を使って、次のように書いてる。

 「宮内庁は、退位が現実となったことで陛下の胸に迫るものがあったのではないか、そのため、従来に増して長く見つめていたのではないかといった説明をし、火消しを行っていますが・・・高齢者特有の健康問題ではないかと見るのが、ごく自然ではないでしょうか・・・」と。

 そして、その後も「高齢者特有の健康問題」から来ていると天皇陛下の行為の数々について言及している。

 こんな不敬な記事が許されていいのだろうか。

 しかもこんな不敬な記事を、豊田真由子や上原多香子などのゴシップ記事と並べて書いている。

 週刊新潮の責任を問う声は出て来ないのだろうか(了)

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HOME 天木直人のブログ ここにきて急にボロを出し始めた小池東京都知事

2017年08月24日 16時34分59秒 | 国際・政治

ここにきて急にボロを出し始めた小池東京都知事

2017-08-24

 小池都知事に期待が高まった理由は、ひとえに反安倍の受け皿が政局の中で見当たらないからだ。

 だから、小池氏がその期待に応えて国政に出たいなら、そして首相を目指すなら、小池氏は安倍首相の掲げる政策に反対の立場を一日もはやく旗幟鮮明にすべきだ。

  もちろん、反安倍を鮮明にするタイミングは慎重に選ぶ必要があるだろう。

 しかし、少なくとも安倍首相と同じであると正体を見せてしまったら、小池ブームは急速にしぼむ。

 果たして政治家小池百合子は、都知事選に勝利して生まれ変わったのか。

 その証として、私は9条改憲と歴史認識という二つの大きなテーマで安倍首相と対極の立場をとれと私は小池氏に迫って来た。

 ところが、いつまでたっても小池氏は自らの考えを明らかにしようとしない。

 そんな中で、ここにきて小池氏の命取りになるような報道が次々と目立ち始めた。

 その一つが野田数という右翼の側近を政務担当特別秘書として重用していることだ。

 ついにその野田氏の給与を非公開にしていることをフリージャーナリストに訴えられた。

 情報公開は、いまや民主主義の原則だ。

 情報公開を拒み続けるからこそ、安倍・菅政権は一気に国民の反発を食らった。

 安倍政権と同じ様な事をやっていてはお終いだと、小池氏はあわてて情報公開に踏み切った。

 これは小池ブームに水を差す大失策だった。

 そう思っていたらきょう8月24日の読売新聞が書いた。

 都民ファーストの会は所属議員に対し、取材に応じる事を禁じる通達を出していたことが判明したと。

 特別秘書の野田数氏の指示だと。

 これもまた小池ブーム水を差す判断ミスだ。

 きのうのメルマガで書いたように、小池新党を託した若狭議員との関係に溝が出来つつあると週刊文春に書かれた事も、やはり小池氏の国政参加に水を差しかねない問題だ。

 極めつけは、きょう8月24日の東京新聞が一面トップでスクープ報道した歴史認識をめぐる記事だ。

 すなわち、小池都知事は、9月1日に予定されている関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式への追悼文送付を断ったことがわかったと書かれてしまった。

 あの石原都知事も含めた歴代の都知事が応じて来たというのにである。

 小池氏も昨年は送付していたのにである。

 私が注目したのは、東京新聞のその記事の中で次のように書かれていたところだ。

 すなわち小池氏は東京新聞の取材にこう語ったという。

 「追悼文は毎年、慣例的に送付してきた。今後については私自身がよく目を通した上で適切に判断する」と。

 もしこの言葉の背景に、6000人とされている虐殺朝鮮人被害者の数が疑わしいからだという考えがあるのなら、あの南京大虐殺と全く同じ構図だ。

 これら一連の報道が小池叩きのなせるわざであればまだ見過ごされる。

 しかし、もしそれらの記事が、小池百合子という政治家の本性をあらわすものなら、小池新党の前途は危うい。

 政局はますます混迷することになる(了)

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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」 8月27日の「茨城県知事選挙」で自民・公明両党推薦の新人・大井川和彦候補が負ければ、「安倍降し」が始まる

2017年08月24日 16時19分27秒 | 国際・政治

第27回 8月26日「悠久の歴史研究会」懇談会のご案内

2017年08月24日 04時56分37秒 | お知らせ

第27回「悠久の歴史研究会」懇談会のご案内

「日本民族のルーツを探る」
~黄金の国ジパングの秘密
(「天孫人種六千年史の研究」と「金工史の研究」より)


第5段 皇室と神祗 
第2章 皇室と高天原神話との関係
  第1節 大日孁貴と素戔嗚命の本質
1 御子神五男三女神と所祭氏族
2 素戔嗚命と所祭氏族


【参考資料】
《日本人シュメール起源説》「天孫人種六千年史の研究」(愛媛県大三島神社神官・三島淳雄著)
『元初の最高神と大和朝廷の元始』(海部穀定著)
『丹生の研究』(松田 壽男著)


【講師】 政治経済評論家・板垣 英憲

【日時】2017年8月26日(土)
午後17:00~20:30

(懇談会プログラム)
16:30~17:00 受付
17:00~19:00 講演
19:00~20:30 懇親会(質疑応答)
※プログラムのお時間は多少前後いたします。
人数 15名様限定(申込先着順)
参加費 5000円

【会 場】会 場 小石川後楽園内「涵徳亭」円月
(東京都文京区後楽1-6-6( TEL 03-3811-3015)
アクセス

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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
8月27日の「茨城県知事選挙」で自民・公明両党推薦の新人・大井川和彦候補が負ければ、「安倍降し」が始まる

◆〔特別情報1〕
 安倍晋三首相が、気力が弱くなっているという。福田康夫元首相に「恥ずかしく、国家の破滅に近づいている」と厳しく批判を浴びせられているばかりでな く、8月27日投開票の「茨城県知事選挙」で自民・公明両党推薦の新人で元IT会社役員・大井川和彦候補(53)が、自由党、社民党推薦で現職・7選目に 挑戦の橋本昌候補(71)に負けそうな情勢だからである。大井川和彦候補が敗れると自民党内で「安倍降し」が始まると言われているだけに深刻だ。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
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オフレコ懇談会
平成29年月8月26日 (土)12時30分~16時
元毎日新聞記者・政治経済評論家歴45年!
板垣英憲が伝授する「必勝!」のための情報キャッチ術・情勢判断学~情報4重層「表・裏・陰・闇」とジレンマ情勢予測秘術
場所 小石川後楽園内「涵徳亭」円月・不老
参加費 5,000円


第26回 板垣英憲・『悠久の歴史研究会』
日時2017年8月26日(土)17時00分~20時30分
「日本民族のルーツを探る」~黄金の国ジパングの秘密
天孫人種と所祭神
第5段 皇室と神祗 
第2章 皇室と高天原神話との関係
  第1節 大日?貴と素戔嗚命の本質
1 御子神五男三女神と所祭氏族
2 素戔嗚命と所祭氏族
場所 小石川後楽園内「涵徳亭」蓬莱




第70回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成29年9月3日 (日)13時~16時
イタリア生まれの緩やかな政党連合「オリーブの木(平和)」
「日本版新党『国民ファーストの会』のメイク・ドラマ」
~小池百合子・小沢一郎・細川護熙・小泉純一郎・亀井静香の「国盗り物語」


平成29年9月17日 (日)13時~17時
第40回【『矢部マリ子記念 一由倶楽部 鉄板会』】


◆板垣英憲の新刊のご案内◆

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クリス・ノース(政治学者),ベンジャミン・フルフォード(元フォーブス誌アジア太平洋支局長),板垣英憲(元毎日新聞政治部記者),リチャード・コシミズ(日本独立党党首)
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