自民党の山本一太参院政審会長は１５日朝のＴＢＳ番組で、たちあがれ日本を離党して入閣した与謝野馨経済財政担当相が民主党の政策を批判してきたことについて「厳しく追及していく。個人的に言うと（２４日召集の通常国会の）最初から問責（決議案）を出したい大臣だ」と述べ、参院に問責決議案を提出する可能性に言及した。
また、山本氏は「（与謝野氏は）前回の衆院選では自民党の公認で小選挙区で負け、比例で復活当選している方だ」と述べ、議員辞職して議席を自民党に戻すよう要求した。
公明党の高木陽介幹事長代理も同じ番組で、「与謝野氏は自民党で当選した。その反対側に行くのであれば議員を辞職し、一民間人として（内閣に）入るほうが筋論としては通る」と、同様の考えを示した。 （2011/01/15-11:33）時事通信
「首相は不条理」＝西岡参院議長
西岡武夫参院議長は１４日夜、菅直人首相が内閣改造で、衆院東京１区でライバル関係にある無所属の与謝野馨氏と民主党の海江田万里氏を起用したことについて「首相は不条理だ。民主党と小選挙区で戦った相手が入閣するというのは、海江田氏にはたまらないだろう」と批判した。都内で記者団に語った。 （2011/01/14-23:20）時事通信
菅直人総理大臣は、与謝野馨経済財政担当相の引き抜きで政治家としての筋道、良識を二つ破ったのでは有りませんか。西岡武夫参議院議長の衆議院東京１区でライバル関係にある無所属の与謝野馨氏と民主党の海江田万里氏を起用したことについて「首相は不条理(ふ‐じょうり［名・形動］１ 筋道が通らないこと。道理に合わないこと。)だ。民主党と小選挙区で戦った相手が入閣するというのは、海江田氏にはたまらないだろう」と批判した点である。民主党を支持する選挙民の声を聞かない菅直人総理大臣と言えます。政権維持の為には手段を選ばずスカウトするので有れば、政治倫理やモラルが地に落ち、大臣病患者の政治家に日本の政治は掻き回され政治家への国民の信頼が失われるだけです。政治理念の無い、国民の信が無くても政権を維持し続ける権力の亡者、風見鶏のバルカン政治家では有りませんか。山本一太参議院政審会長の「与謝野馨氏は、前回の衆院選では自民党の公認で小選挙区で負け、比例で復活当選している方だ」と述べ、議員辞職して議席を自民党に戻すよう要求したのと公明党の高木陽介幹事長代理の「与謝野氏は自民党で当選した。その反対側に行くのであれば議員を辞職し、一民間人として内閣に入るほうが筋論としては通る』と言う指摘は、前例と政治的常識の無い前代未聞の菅総理の破格のスカウトと行動と思います。与謝野馨経済財政担当相の立ち上がれ離党は、政党間の悪しき実例を作ったと言えます。国会が開催されると最強の布陣と言われる菅改造内閣も与謝野馨経済財政担当相の問責決議案が最初に出さる様相で、野党に政権公約の見直しや反故を追求され、野党各党に押し捲られて予算も通ら無くなり、行き詰まり内閣退陣か解散を迫られるのではないでしょうか。菅直人夫人のやることをやっての菅内閣玉砕ではなく、自滅では有りませんか。
