教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

帝京大が八王子キャンパスなど休校、学生が新型インフル感染

2009年06月16日 12時21分42秒 | 受験・学校

『 埼玉県は15日、白岡町の帝京大法学部1年の男子学生(20)の新型インフルエンザ感染を確認したと発表した。 県の発表によると、男子学生は14日、39度の発熱があったため、発熱外来を受診。15日の遺伝子検査(PCR検査)で感染が確認された。県内の医療機関に入院しているが、容体は安定しているという。 これを受け、帝京大学は、法学部がある八王子キャンパス(東京都八王子市大塚)と、同じ敷地内にある短期大学、小学校、幼稚園を15~20日の6日間休校すると発表した。対象人数は約2万人に上る。 また、21日に八王子キャンパスで予定していた受験生向けのオープンキャンパスは中止する。国内の感染者数は16日午前1時時点で、25都道府県計636人となった。』読売新聞
※新型インフル一部変異、感染力強まる?…東大医科研らが確認

 『新型インフルエンザ(豚インフルエンザ、H1N1型)の一部のウイルスに、人の間で流行しやすくなるとみられる変異が起きていることがわかった。河岡義裕・東京大学医科学研究所教授らのチームが突き止め、英科学誌ネイチャー(電子版)に15日、発表した。 インフルエンザウイルスの表面には、人間の細胞に取り付く役割を担う「ヘマグルチニン(HA)」というトゲの形をしたたんぱく質がある。研究チームは複数の新型ウイルスを分析した結果、一部のウイルスのHAに変異が生じているのを確認できたという。 河岡教授によると、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)のHAからも同じ変異が見つかっており、この変異が起きると、ウイルスが人間の細胞にくっつきやすくなる性質を獲得した可能性があるという。 』読売新聞

新型インフルエンザウイルスは、日本が梅雨に入ると終息すると言われて来ましたが、今なお日本各地に感染地域が広がっています。なぜなのでしょうか。低温多湿の日本の気候にもウイルスは強いのでしょうか。ウイルス学の研究者に是非解明して頂きたいと思います。
「東大医科学研究所河岡義裕・東京大学医科学研究所教授のチームが新型インフルエンザ(豚インフルエンザ、H1N1型)の一部のウイルスに、人の間で流行しやすくなるとみられる変異が起きていることがわかった。河岡義裕・東京大学医科学研究所教授らのチームが突き止め、英科学誌ネイチャー、電子版に6月15日発表もあり、新型インフルエンザは弱毒性と言われていますが、現実には人間への感染力強まっているのかも分かりません。帝京大学で感染者出た学生の通っていた法学部がある八王子キャンパス、東京都八王子市大塚と、同じ敷地内にある短期大学、小学校、幼稚園を15日から20日の6日間休校すると発表したすばやい措置は、新型インフルエンザ感染の拡大防止の上から正しいのでは有りませんか。帝京大学は、幸いにも医学部の有る大学なので帝京大学の他のキャンパスに有る学部の学生や大学関係者に新型インフルエンザの感染者が拡大しないような十分な医学的対策が立てられるのではと思います。今後東京の各大学に昨年のはしかのように新型インフルエンザの感染者が拡大しないように祈っています。

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私大の半数が定員割れ 「在学中に廃校になったら…」不安の声

2009年06月16日 11時16分41秒 | 受験・学校

『少子化で18歳人口が減少し、定員割れの私立大が半数近くに上るなど、厳しい運営を迫られる大学が少なくない。「大学全入時代」の到来で希望すればだれでも大学生になれる一方、学生の獲得競争に敗れて淘汰(とうた)され、廃校が決まった大学の学生からは、「留年や休学して在学途中で大学がなくなったら、どうすればいいのか」と不安の声が上がっている。 文部科学省によると、4年制の私立大は平成20年度で591校あり、2年度の372校から約1・6倍も増加した。しかし、日本私立学校振興・共済事業団の20年度調査では、定員割れした私立大は約半数の266校に上った。このうち、29校は定員の半数にも満たなかった。 定員割れの大学は、地域別では北関東や北陸、中国、四国地方で多く、学生数では800人未満が目立つという。都心の大規模校に学生が集中し、地方の小規模校ほど厳しい運営を迫られるという「二極化」の実態も浮かんでいる。 今回、募集を停止した三重中京大の担当者は「今、募集停止しないと在学生の教育も十分にできなくなってしまう危機感があった」と明かす。聖トマス大でも12年度以降、定員割れが続き、累積赤字は20億円に上っているという。
 一方、学生の側も廃校を念頭に置いた募集停止に、不安を隠せない。「学生や保護者向けの説明会を何度も開いてきたが、学生からは『留学や休学したときどうなるのか』『他大学への転学などはできるのか』といった声が多い」と三重中京大広報課。 「消える大学 残る大学」の著者、諸星裕・桜美林大学教授は「1万人規模の大学は60校ほどしかないが、それが学生の半分ぐらいを取ってしまい、残り半分を500校近くで取り合うのが実態で、淘汰は仕方がない」と説明。
 今後について「地方大、女子大、小規模大、単科大の順に危なくなるだろう。運営の厳しい大学は、18~22歳層ではなく、地域や社会人に活路を求めていくしかないのでは」と指摘している。』産経新聞

今年の日本私立学校振興・共済事業団の私立大学・短期大学等入学志願動向の調査が出てみないと分かりませんが。昨年度の調査の定員割れを起こした4年制の47・1%を既に上回っているのではと思われます。関西の私立大学でも3校の募集停止が出ています。規制緩和と増え過ぎた私立大学は、経営破綻で募集停止になった私立大学を吸収合併してくれる大学が有るだろうか。吸収合併した大学が今度は経営危機に陥ると思います。文部科学省は、経営破綻した私立大学をどうするのか中央教育審議会に図り、その答申により今後の方針決定をしようとしていますが。今年から募集停止や閉校する私立大学が増えた場合は大学への対策が間に合うのでしょうか。私立の有名大学も少子化による18才人口の減少期を生き残ろうと必死で、全国に受験会場を設け受験生を獲得しょうと努力している状況で経営破綻し、倒産した大学よりも自分の大学と大学の評価基準を損なわない実績を持つ大学で、自分の大学に無い学部の有る大学とM&Aを目指すのではないでしょう。資本の投入や実験、設備も考えて新設学部を創設しても採算が取れない場合は伝統と実績が有り、自分の大学比肩しても劣らない経営状態で財務内容の悪くない大学としかこれからの大学間の合併は無いと思います。今後医学部の有る慶応大学や日本大学以外の大学で、医学部や歯学部、薬学部、看護学部、獣医学部のある大学との大学間合併が出て来ると思われます。医師不足と言っても今日に明日に医学部を作っても社会の評価や信用を得られず、新設学部として医学部増設すると多大の経費が要り、伝統有る有名大学でも経済的な面で無理と思います。東京や関西の有名大学でも社会や学生のニーズに応じる為に毎年新設学部を増設していますが、それも限界が来ると思います。有名大学だから出来る新設学部の増設や学部の改組で学部を増やしたり出来るのでしょうが。学生を他の大学に負けずに集めたいと言う大学の経営方針で、有名大学もチャイルドショックと大学全入時代到来まじかな中生き残りを掛けた競争に勝ち残ろうとしていると思います。従来の文系、理系の垣根を超えた学部名の学部も有りますが、果たして今後10年後学部として評価され続け学生が集まるかどうかは疑問です。予備校関係者でも訳の分からぬ名前の学部が各大学に増えたと言っています。今のような世界同時不況で、就職難で内定取り消しや就職留年が増えている今日、有名な私立大学に受験生が集中するのも無理は有りません。今後地方、都市圏を問わずに女子大学や単科大学、学部数の少ない小規模大学の募集停止、閉校が増えるのではないでしょうか。大学倒産時代所謂大学冬の時代に入り、戦後の第一次べビーブーム時代から創設された私立大学は、戦前から有る有名私立大学には太刀打ち出来ないと言う厳然たる事実を歴史的に証明していると思います。大学の歴史に裏付けられた伝統と実績は、なかなか「一朝一夕」には築き上げれないと言うことです。596校ある私立大学で、当面生き残れる大学は 現実には60校と言うことになるのでしょうか。 後の私立大学は、切捨てになるのでしょうか。文部科学省は、今後どのように対処していくのかが今の所分かりません。

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