今朝、通勤の途中に道路の法面に遅れ咲きの白いホタルブクロを見かけ、車を停めて撮影しました。
最近、秋田では野外でホタルブクロを見ることがめっきり少なくなったと言われますが、よく注意していると野外でも住宅の花壇にでも結構沢山見られることに気付きました。
ホタルブクロには平地に多いホタルブクロと亜高山帯以上の高地で見られるヤマホタルブクロとがあるとされています。
ホタルブクロとヤマホタルブクロとは萼の違いによって簡単に区別することが出来ます
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私の住む海岸地帯の秋田市近郊ではどうかを調べてみましたところ、花壇で見られるのは殆どがヤマホタルブクロで野外で見られるのはホタルブクロとヤマホタルブクロとが半々であるということが分かりました。つまり、野外にあるといっても、かなりのものは花壇から逸出したものらしと考えられたのです。
福島の山村で少年時代を過ごした私にとってホタルブクロはとても懐かしい思い出深い野草なのです。
小学校通学路の山道にはこの花が至る所に咲いていて、小さな手では握りきれないほど茎から折って登校して教壇の花瓶に挿して先生から感謝された思い出があるからです。
やや萎れた花に呼気を吹き込んで膨らませ、口を押さえて別の子の体に押し付けて潰すという遊びがありました。潰した時の音の連想からか、私達はホタルブクロのことを‘トンツラ’と呼んでいました。
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