正さん日記

世の中思いにつれて

名大関魁皇、遂に引退、琴奨菊あとを継げられるか

2011-07-20 16:59:22 | スポーツ

 大関魁皇が遂に引退した。10日目、大関琴欧洲との対戦で、年齢に加え、持病の腰痛や体調不良のため、衰えがありあり見える負け方で7敗目を喫し、今場所の負け越しが確定的となり、来場所、またかど番になる可能性が高まったところで、さすがの魁皇も気力を喪失したのだろう。また、今場所焦点の1つだった大相撲の最多勝ち数を、5日目に1046勝と更新、さらに翌日1047勝にしたところで、もしかしたら精神的な区切りがついたのかも知れない。

 

 魁皇は、10日目琴欧洲に負けた後、師匠と話し合い、引退を決めた。20日に日本相撲協会に引退届を提出し年寄「浅香山」となり、部屋付き親方として後進の指導に当たることになった。

 魁皇の引退で、大関以上に日本人力士がいなくなった。また、外国人力士が多数上位を占める中で、日本人力士が低迷し、魁皇は日本人力士の代表格として、人気の面でも独占状態だった。

 福岡県直方市生まれの魁皇は、地元の九州場所での人気は異常とも言えるほどだったが、このところ、他の場所においても、魁皇人気は抜群だったので、暫くの間、大相撲は大きな穴がぽっかり空いた形になるだろう。

 

 そんな中で、今場所の注目点の1つ、ポスト魁皇が期待される関脇琴奨菊は、魁皇が引退した今日11日目、大関日馬富士とともに10日まで全勝で、8場所連続優勝の新記録を狙う横綱白鵬を、左四つがっぷりの力相撲で寄り切り、大関昇進へ大きく前進した。同郷で尊敬する魁皇の引退で期するところがあった感じだ。琴奨菊には、残る4日間で、大関昇進確実な勝ち星12勝を上げ、来場所昇進を果たすことが出きれば、魁皇に代わって、唯一、大関以上の日本人力士として大きな存在になる。「関連:7月16日

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