すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

“福島の痛み”と無謀な原発再稼働!

2018年11月26日 | 地震・原発

今日はスノータイヤの交換や庭の鉢物の移動など冬の備えに勤しみました。「万葉集」にも山橘(ヤマタチバナ)の名で詠まれたヤブコウジは別名が十両で、サクラソウ科の常緑植物です。正月飾りの鉢植えのヤブコウジが窮屈そうなので、春先に半日陰の花壇に下ろすと元気に成長し株も大きくなって真っ赤な実がたくさんです。

昨日の午後は上越市民プラザで東電福島原発事故刑事裁判報告会があり、県内では新潟市柏崎市に次ぐ3ヶ所目です。報告は福島原発刑事訴訟支援団の佐藤和良団長(いわき市議)で、連日の外出などもあって遠出を見合わせ、出席した方から報告をキャッチです。被告の3人は武黒一郎元副社長、勝俣恒久元会長、武藤栄元副社長の東京電力旧経営陣トップで、公判は2018年に入り現在まで34回で春にも判決が出される見込みです。

2011年3月11日、病院や老健に入院や入所していた人たちは、防護服が間に合わず自衛隊の救助も遅れ、看護師や職員も付き添うことができず、バスでの移送中に点滴などもなく何人も亡くなっています。「原発事故がなかったら生きていられた」、この裁判で多くの証拠が出されたものの東電3人の役員は「記憶ない・権限ない・責任ない」と言い逃れを続けています。

さらに安全の世界基準と言われているのは、1ミリシーベルト/1年間以下で、福島はその20倍という数字です。これを決めたのはアベ政権で、福島の被災者は病気になっても医療費は自費ですから、こんなヒドイことはありません。

また柏崎刈羽原発の再稼働をめざす東京電力ですが、すでに6・7号機の使用済み核燃料の保管が90%を超えており、これで再稼動とは無謀としかいいようがありません。

24日付け新潟日報9面より)

gooから一年前のブログが届き、この頃はまだ米山知事だったなあと読み返し、「柏崎刈羽が事故を起せば日本は終わり」と言ってい知事を思い出します。高校生平和大使から学ぶ核兵器廃絶と平和の尊さ