すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

余命告知から“奇跡!?”の半年・・・

2020年05月30日 | 日々思うこと

昨年11月の余命告知から半年が経過し、皐5月の終わりになりました。友人のヤスコさんは「奇跡」と言われてますが、酸素吸入しながらも動けば直ぐに息切れの苦しい半年でしたが、多くの人の支えで時は刻々と過ぎてもう少しで6月です。

寝たきりにならないように体操と言うほどではないものの、ふくらはぎや大腿四頭筋を中心に昼夜と小まめに動かしています。ブログは脳トレと思いながら向き合っていますが思考力もかなり低下で、お友だちのフェースブックへもままなりません。そんなことで今までできたことがすべてできなくなり、嘆くよりもここは病室ではなく家であることの有難さをかみ締めています。

2枚の写真は隣りの駐車場の幅40センチ程の細長い花壇のバラたちで、娘が撮って来てくれました。北西の強風や西日に耐えながらも今年も元気いっぱい花を咲かせています。

四季咲きの「ピエール・ドゥ・ロンサール」は数年前の母の日の鉢植えのプレゼントで、その後この場所に植えると年々大きくなり花の色も濃くなったようで写真を見ながら目を細めるひと時です。


末期状態の内閣と“裸の王様”と

2020年05月27日 | 日々思うこと

緊急事態宣言が全国解除された国会で考えられないことが起こっています。賭けマージャンをして辞職した黒川東京高検検事長への処分について、当初の「懲戒免職」ではなく「訓告」にとどめた内閣で、その退職金は辞任ということで800万円減給され5900万円というから驚くばかりです。

そもそも検察庁ナンバー2が外出自粛中に賭けマージャンという問題で、この退職金ですから国民の感覚では考えられず任命権者としての内閣が問われています。余命宣告された末期の私が言うのもおかしいですが、アベ内閣の末期状態をも感じてしまいます。

“裸の王様”といえばアベノマスクで、小さ過ぎるかわいいマスクをTV画面で見る限り、首相の周囲で同じマスクを装着している人が見当たりません。1世帯2枚のアベノマスクは全国郵送だそうですが、首都圏でも届かない所が多いようですね。

中庭のエゴノキの花でこちらも小さくて日陰や強風にも強く、写真は昨年のものですがこの季節に白い可愛い花をいっぱい咲かせtいます。

gooから届いた一年前のブログで、孫の小学校の青空の運動会で撮った写真を3枚貼り付けていました。夕方、食事を持ってきてくれた孫に「今年は?」と聞くと「何にもない」とチョッと寂しそうでしたが力強い言葉が伝わってきました。熱中症警戒の運動会日和


あの世とこの世の間にはお花畑!?

2020年05月24日 | 日々思うこと

昨年、まだ元気で出かけていた頃に、友人宅へ寄ると「あの世の手前のお花畑まで行って来たよ」と突然言い出したことがありました。具体的にどんなお花畑だったのか説明がないので半信半疑で二人で笑ってしまいましたが、もしあるとすればちっよと行って見たい気がしますが、今の私ならこの世に戻って来れないことでしょうね。

座敷の出窓の下の日陰の所で、今年も山野草に分類される紫蘭(シラン)が咲き出して、強風にも負けなかった花に癒されるひと時です。あの世とこの世の間のことは「シラン」と言っているようですが、そのたくましさに目を細めます。写真は昨年のものですが今日、窓から顔を出して確認です。

週末は上越の娘の入浴介助で、伸びていた襟足の髪の毛を5センチほどカットしてもらいました。昨年11月上旬に美容院でカットしてから半年振りでスッキリさっぱりです。

日曜日は隣りの孫の根知のじじを中心に花の終わった庭のツツジの剪定をファミリーでやってもらい、こちらも思い切ってサッパリです。この後で“お礼参り”といわれる肥料を与えると翌春にはまた花をたくさん咲かせてくれることでしょう。

皐5月も残り一週間となり、一週間のスタートは月曜日のTさんのお掃除からです。ファミリーだけでなくいろんな人たちに支えられる感謝の日々です。


レッドカードのブラック検事長と内閣の任命責任と

2020年05月21日 | 日々思うこと

黒川検事長の定年延長の一連の改正案は今国会で「継続審査」となったものの、その当人が産経・朝日新聞社社員らと賭けマージャンという報道に驚くばかりです。本人も認め辞表を提出ですが、検察の検事長は“法の番人”でもあり賭けマージャンは違法行為でレッドカードです。

また検察は三権分立の司法(裁判所)でなく内閣ですが、法の解釈を変えてまで進めてきた内閣の任命責任は一件落着で済むはずがありません。

5月も20日を過ぎると庭の早咲きのツツジが終わり、以前白かったツツジの花は三種混合のようになっています。

一週間のスタートの追記です。体調を崩してから家政婦経験の豊富なTさんにお願いし1月からお掃除に来てもらっています。当初の3か月は書類や雑誌などの資源ごみへの分別作業が多く、Tさんとは子どもたちが同級生ということもあり安心で、痒いところにも手が届く仕事ぶりにいつも助かっています。

また夕食は孫たちの根知のばばのM子さんが季節の蕗の薹やコゴメやタラの目ウドや蕗の佃煮などを添えて、孫たちが交代で運んでくれます。いろんな人たちに支えられ、いまこの命があることに感謝の“一日一生”です。そして拙いブログへの多くに方々の訪問にも感謝です。ありがとうございます。先週一週間のページビュー数4349PV(先週比 15%増 )訪問者数2584人 


父の命日と“一日一生”一週間のスタート

2020年05月18日 | 日々思うこと

昨17日は24年前に他界した父の祥月命日でした。寒い真冬に今は閉鎖された市内の病院へ入院をしたものの、パーキンソン病ということもあり大量の薬や検査で幻覚症状がひどくなり、自宅で看取ろうと数日で退院を選択しました。

弟の連れ合いが看護師で、まだ元気だった母と私を交えての介護で、開業医の訪問指導で薬は一切飲まず、玄米スープを中心に幻覚症状も消えて約4ヵ月を自宅で過ごしたことを思い出します。

昨日、弟がお参りに来て、「神さんにはお呼びの順番がある。4月の誕生日の時は毒素が出きらないようだったけど、今日はオーラが出ている」と・・・。顔色は病気のサインとも言われるものの“ブタもおだてりゃ木に上る”ですね。(笑)

座敷の出窓から見る隣りとの中庭の桜の木葉で青空が隠れるほどになりました。手前はマメ科の高木広葉樹の槐(えんじゅ)で樹齢48年の古木です。

このところニュース番組ばかりでは“コロナうつ”になるので、せっせとチャンネルを変えて楽しんでいます。日曜日はEテレ、ベニシアさんの「猫のしっぽ 蛙の手」、続いては「ポツンと一軒家」、11時からはEテレ「美の壷」です。

今週の「美の壷」は「「空間の魔術師フランク・ロイド・ライト」で、帝国ホテル旧本館の設計者で、半世紀以上も前に授業で視察したことを思い出しました。そして“一日一生”、また一週間のスタートです。


終焉に甦るシルバーヘアー

2020年05月15日 | 日々思うこと

息苦しい毎日の中で、手足の爪がいつもと変わらず伸びて5月の半ばにたどり着きました。そんな中で“一日一生”の体調不良から生え際の髪の毛がどんどん細くなって消滅状態で、納棺のときに帽子をかぶせてもらいたいと思い続けてきました。

ところが毛根もなかったところにも気がつけばグレーヘアーが何と5センチほどフサフサと甦って、娘たちと驚いています。考えられるのは昨年11月頃に食欲が減退し、主治医の処方箋で経口栄養剤を毎日欠かさず摂取していることでしょうか。

写真は風除室の昨年の「母の日」に撮った娘たちからの鉢植えのお花たちです。隣りの娘は深紅の四季咲きクレマチスで、上越の娘からは少し早めにイングリッシュラベンダーが届きました。「冬越しを上手にすると春に花が咲く植物は嬉しいですね。」と書き込んでおり、花後は外に出していたものの何度も風に飛ばされたりと管理不行き届きで消滅です。

そうそうブログでは、どんなプレゼントでも嬉しいものですが、亡き母が60代の頃だったかブラウスをプレゼントすると「地味すぎ」とご立腹であったことを思い出します。(笑)そしていつも「歳をとると何よりも優しさが一番のプレゼント・・・」と言っていたことを忘れることがなく、もっともっとやさしく接するべきであったと「親孝行、したい時に親は無し」の母の日でした」と綴っていました。


終焉のコメント・メールと「私を忘れないで」と

2020年05月12日 | 日々思うこと

先ず今日は、リクエストでもないのに一年前の雨飾山の写真へ早速“山男”みやまおだまきさんからのコメントです。山歩きには縁のなさそうな絵筆のヤスコさんも「きれいな写真ね」とメールが届きました。

津南町のOさんはなかなかお迎えに来ない神様にフェースブックで、「忘れてしまわれたのではと」と・・・。なるほどと皆さんからの声を嬉しく拝読し、残る思考力で“作戦変更”といったところでしょうか。(笑)

庭の南隣りとの塀沿いの真っ赤なツツジが、今年は花がいっぱいで目を見張りました。大きな黒松で日陰になり手前のツゲの木で隠れたりと、これまであまり目が注がれなかったので「私も忘れないで」と言わんばかりに咲き誇っているようです。

この写真を撮る時に網戸を開けると、庭の温もりから黒猫が顔を出しました。何ヶ月も見ていなかったのでもう召されてしまったのかと思い込んでいだけに、こちらも「忘れないで」と私をじーっと見つめています。

ところで日本中がウイルスショックの国会、衆院予算委員会では検察官の定年を63歳から65歳に引き上げる検察庁法改正案の審議で、アベ首相は通常国会中に検察庁法改正案の可決・成立を目指す考えを示しています。何度か書き込んで来ましたが、三権分立の崩壊であることは言うまでもなく忘れてはならないことの一つです。

gooから届いた一年前の書き込みです。高田世界館と原爆朗読劇と


人生の終焉、まだお迎えに来ないのは「忙しい」から?

2020年05月08日 | 日々思うこと

この一週間の寒暖差で体調管理が大変で体力とも低下の一途で、お友だちへの「いいね!」もままなりません。4日に続いて上越の娘が入浴介護などで来てくれ、「母の日」プレゼントは孫が選んだという花柄のピンク色のパジャマで、幾つになっても嬉しいもので早速袖を通しました。

今日は訪問診療で主治医に、人生の終焉に来てなかなかお迎えに来ないことを話すと「忙しいから」と・・・。(なるほど笑)それではこの一年、あっという間に先に逝ってしまった友人らの時はと、思いを寄せてしまいます。

写真は一年前の大好きな癒しのスポットの姫川右岸桜づつみから望む雨飾山など頚城の山々です。もうマイカーで行くことができませんが、頭にはこの光景がしっかりと残っています。

このところ民放だけでなくNHK総合やEテレでも制作中止が多くアンコール番組が増えて、始まったばかりの朝ドラ「エール」も編集を加えながらの放送です。そんなことで“一日一生”、終焉を向かえ「お迎えが来ない」と言いながら、これからのブログもアンコール写真が続きます。


能生「海上こいのぼり」撤去、悲喜こもごもの「子どもの日」

2020年05月05日 | 日々思うこと

先月末、国道8号能生海岸の弁天岩に掛かる「海上こいのぼり」のローカル紙掲載を見ながらファミリーで喜んでいたら、新型コロナウイルス感染拡大のために「子どもに日」を待たずに3日撤収されていたことを知り悲しくなりました。

地域の恒例で、国道を行き交う人たちの風物詩でもあり、写真はNさんの28日付けブログ「かえりみち」からお借りしたもです。このように海面と水平の角度は風のタイミング力もあることでプロ級写真ですね。 ぼくのまちのこと~青海・糸魚川・能生

大型連休も後半になり、上越の娘が昨日能生海岸の国道を通った時に「アレッ!?」と思っ通って来たそうです。隣りの娘や休校の孫たちも朝に夕に小まめに来てくれるので助かっており、ファミリーといえども人に支えられながら時間が過ぎていきます。そんなことで39年間過去最低の子どもの数の減少といい、悲喜こもごもの「子どもの日」です。

また3日付けではタイムス投稿を遠方の方にもと貼り付けましたが、フェースブック・ブログの「いいね!」や、コメント・メールがたくさん寄せられ励みになっています。また掲載新聞をコピーし配布してくださる友人など、いつも感謝です。ありがとうございました。

懐かしい一年前のブログがgooから届きました。令和元年、いのちのバトンタッチの「子どもの日」


人生終焉の“生病老死”と上越タイムス投稿と

2020年05月03日 | 日々思うこと

今日は憲法記念日で、亡き母の誕生日です。ネズミ年で元気だったら96歳になる母の病院での最後の言葉は「身体に気をつけ、私利私欲を捨てて地域のために頑張ること」を昨日のことのように思います。

私も今、こうして人生の終焉に来て“生病老死”に向き合うと、元気な頃は「生まれるのも一人、死ぬときも一人」と思っていましたが、母親の産みの苦しみを考えると人に支えられて生を受けていたことを感じます。“病老”も同じことで人に支えれながら死と直面し、人の支えで終焉を迎えることは確かです。

庭のツツジの横の赤いモミジは秋には緑色に変化し、その横の今が新緑のモミジはいつの間にか真っ赤になるので自然の営みは不思議ですね。

ところで先週の上越市議選の結果を受けて、タイムス紙「ひろば」に直ぐに投稿し昨2日に掲載されました。今までの投稿にない思いもよらぬ反響の多さで、今回の市議選の結果は投票率の低さもあって満足していない人たちが多いようですね。

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“道なき道を歩んだ女性議員たち”と上越市議会

上越市議選で当選した32人の議員の喜びや決意が改めて本誌からも伝わり、中でも女性議員全員の初当選に目を見張ります。

振り返れば平成の大合併前の上越地域では女性議員ゼロの中で、1991年(平成3年)4月の統一地方選で、私は企業城下町で初の女性議員に当選することができました。

当時は「女だてらに・・・」と厳しい目も注がれ、民主主義は地方自治の学校として“知は力”を貫き、上越地域でも少しずつ女性議員が増え“道なき道”を歩んできたことを思い出します。

1996年、新潟市の女性市議らと「新潟県女性議員の会」を立ち上げ、学習と研修を中心にネットワークを張り、県内100人を超える女性議員らが参加してきました。

1999年秋、公募による「新潟県女性海外派遣事業」で私は北欧デンマーク・スウェーデンを訪れ、環境・教育・福祉への先進地政策を学び、帰国後は議会の場でも提言することができました。

その後、平成の大合併で県内の女性議員の数が年々減少したものの、2011年「3・11」東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故を受け、柏崎刈羽原子力発電所の再稼動については慎重であることを毎年、当時の泉田知事との知事交渉で訴え続け共鳴した経緯があります。

今回の上越市議選で初当選された方々はそれぞれが素晴らしい公約をお持ちで、住民代表の市議会議員となれば原発再稼働への賛否はともかく、市民にとっては避けて通れない大事な問題であることは言うまでもなく、さらなる研さんが求められているのではと受け止めております。

上越市避難計画もしかりで、東日本大震災における東京電力福島第一原発事故をみれば大きな“負の遺産”となって取り返しが付かないことは一目瞭然です。

“いのちを生み守り育てる”女性として立ち位置を超えて派閥などに拘ることなく力を発揮してほしいものです。また女性候補者に限らず、市民からの付託を受けての4年間の議会活動は何よりも「生命尊重を行政の基本姿勢」としての上越市議会に期待します。 以上(最終の投稿原稿です)

昨年の憲法記念日の書き込みで、まだ元気だったことが伝わってきます。日本の9条を語るマレーシア大統領と憲法記念日


余命半年の告知から風薫る5月へ

2020年05月01日 | 日々思うこと

昨年11月下旬に総合病院の主治医から余命半年と告げられ検査に疲れ果て通院もままならず、1月に入り市内ではまだ珍しい訪問診療を選択し時は刻々と経過して今日から皐月5月です。

2017年に肺の異常で間質性肺炎と診断され、その余命について3月26日のブログで書き込んでからご心配をおかけしていますが、これまでご無沙汰だった人たちと“蜜”なる交信もでき少し元気が出て、中庭の桜の花を見て4月10日には誕生日を向かえることができました。

76年間の人生の終焉まで残りわずかとなり、酸素吸入をしながらも息苦しい中で思考力も低下の一途で、あっという間に先に逝ってしまった若き友人らの無念さに思いを寄せながら、人はこうして終焉を迎えるのかと実感の毎日です。そしてこのようにもうしばらく時間を共有することができる皆さまとの出会いに心より感謝申し上げます。ありがとうざいました。 

今日は朝から南風の影響朝から暖かく、10時の最高気温が23度を超えていますが、この寒暖差に身体がどうも着いていけません。庭のツツジは昨年の花後の剪定をしていないことで枝いっぱいに私にお別れを言うが如しで花を咲かせています。

アベノマスクもさることながら気になるのが「9月入学制」で、前川喜平さんがAERAで「9月入学制」が政治利用されている! 元事務次官は「コロナに乗じて子どもの人権が奪われている」と批判です。https://dot.asahi.com/dot/2020043000006.html