連休4日目は平成最後の日とあって、朝からメディア各局は天皇退位中心の特番ばかりです。ドンより雲ながら日中の気温は20度を超え、庭に出ての草取りや雪で割れた植木鉢などの処分です。
実はテラコッタなどのお気に入りの鉢は割れても直ぐに処分できず、強力ボンドでくっ付けて使ってきたのですが、その数が年々多くなって“もったいない”も限界で、埋め立てゴミへの決心で少しすっきりです。
ところで月刊『食べもの通信』編集の家庭栄養研究会の役員となったのは昭和の後半で、2013年春に公務から離れてから毎月の運営委員会へ積極的に上京して来ました。食べることはいのちのもとで、“食べ方は生き方、育て方”を貫いてきた平成でもありました。
『食べもの通信』4月号は“子どもの脳と体に異変”特集です。15歳未満の日本の子どもは1553万人(2018年度)で、子ども比率は12.3%の世界最低レベルの少子国で、未来を担う子どもたちにこの20年ほどで大きな変化が起きています。
発達障害が急増する中で、大脳の前頭葉の未発達やゆがみが指摘されています。子どもたちが健やかに育つために大人たちは何をすべきか、学校給食も含めて行政の取り組みも重要です。
5月号は注目の“植物性乳酸菌の健康パワー”で、腸まで届き、腸を元気にする特集です。また「種子法」廃止から一年、生産者を中心に種子の安定供給への危機感が高まるばかりです。いのちのもとである種子を利益優先の企業から取り戻さねば、国民のいのちが危ういことを取り上げています。http://www.tabemonotuushin.co.jp/
また平成は戦争のない平和な時代でしたが、自然災害の多い時代でもありました。1996年平成8年に父を、2年後に母を亡くし悲しみにくれる歳月でもありましたが、二人の娘も成長し多くの人に支えられながら今日に至り、「私の平成ありがとう!」です。
明日から新元号「令和」となりますが、アベ政権がここで退陣するわけでもなく、平和が勝手にやって来るはずもありません。残された人生は世界に誇れる平和憲法を守りながら歩んでゆきたいと思います。