すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「ありがとう!」私の平成・・・

2019年04月30日 | 日々思うこと

連休4日目は平成最後の日とあって、朝からメディア各局は天皇退位中心の特番ばかりです。ドンより雲ながら日中の気温は20度を超え、庭に出ての草取りや雪で割れた植木鉢などの処分です。

実はテラコッタなどのお気に入りの鉢は割れても直ぐに処分できず、強力ボンドでくっ付けて使ってきたのですが、その数が年々多くなって“もったいない”も限界で、埋め立てゴミへの決心で少しすっきりです。

ところで月刊『食べもの通信』編集の家庭栄養研究会の役員となったのは昭和の後半で、2013年春に公務から離れてから毎月の運営委員会へ積極的に上京して来ました。食べることはいのちのもとで、“食べ方は生き方、育て方”を貫いてきた平成でもありました。

『食べもの通信』4月号は“子どもの脳と体に異変”特集です。15歳未満の日本の子どもは1553万人(2018年度)で、子ども比率は12.3%の世界最低レベルの少子国で、未来を担う子どもたちにこの20年ほどで大きな変化が起きています。

発達障害が急増する中で、大脳の前頭葉の未発達やゆがみが指摘されています。子どもたちが健やかに育つために大人たちは何をすべきか、学校給食も含めて行政の取り組みも重要です。

5月号は注目の“植物性乳酸菌の健康パワー”で、腸まで届き、腸を元気にする特集です。また「種子法」廃止から一年、生産者を中心に種子の安定供給への危機感が高まるばかりです。いのちのもとである種子を利益優先の企業から取り戻さねば、国民のいのちが危ういことを取り上げています。http://www.tabemonotuushin.co.jp/

また平成は戦争のない平和な時代でしたが、自然災害の多い時代でもありました。1996年平成8年に父を、2年後に母を亡くし悲しみにくれる歳月でもありましたが、二人の娘も成長し多くの人に支えられながら今日に至り、「私の平成ありがとう!」です。

明日から新元号「令和」となりますが、アベ政権がここで退陣するわけでもなく、平和が勝手にやって来るはずもありません。残された人生は世界に誇れる平和憲法を守りながら歩んでゆきたいと思います。


情報革命と地方議会と人口減少と

2019年04月29日 | 日々思うこと

連休3日目の今日は「昭和の日」で、国道も混みあって他県ナンバーの車が多くなっています。午後から紫外線が少ないので庭仕事を少しがんばると、あっという間に夕方です。

昨夜のNスペ『平成史 情報革命 ふたりの軌跡~ネットは何を変えたか』シリーズ、インターネットによって激変した日本社会の姿を2人の先駆者の足跡から描き出す番組でした。ヤフーを日本一のインターネットサービスに押し上げた井上雅博氏と画期的なファイル共有ソフト・ウィニーを開発した金子勇氏、これまで知らなかったお二人で、夢と挫折で情報空間がさらに拡大していく次の時代を興味深く視聴です。 

そんな平成の後半、人は自由に情報をキャッチし発信できる社会に大きく変わりましたが、時間が止まったような糸魚川市議会に息苦しさを感じてきました。 2005年平成17年3月、企業城下町は隣りの糸魚川市と能生町と1市3町の対等合併をし、翌4月の市議選で私は当選し新市に大きな期待を抱きました。

ところが合併後、新市議会の初代議長から議長室に呼ばれて恫喝を受けました。町議時代に発行していた『町政リポート』を『市政リポート』として全戸配布したことが気に入らないのか、「間違った点があれば直ぐ訂正します」と言っても感情的になるばかりで、隣室の議会事務局職員らも驚くほどの大声です。

これが期待した新市市議会のスタートで、2期8年の後半は議会運営委員会で委員長(初代議長)から『日々雑感』のブログ規制が持ち上がり、情報革命とはほど遠い議会運営に呆れるばかりでした。そして彼らは地方からアベ自民党政権を支え、ますます強権の集団に化してきました。

写真は駐車場と隣りの境界の隙間に植えたニホン水仙で、年々増え続けて昨年頃に赤いチューリップの球根を植えてみました。水仙だけでもきれいですが、多様な色合いがあるとまたいいものですね。

ところで国立社会保障・人口問題研究所が公表した20年後の糸魚川市の人口が約28,000人と推計です。合併時の人口49,844人から現在は42,590人に減少で、“持続不可能なまち”から若者らが離れても否めないことです。

気が付けば、市内のよく利用していた地魚料理店もスタッフ不足で魚がカフェに変わり、長年営業の国道沿いのラーメン店も人手不足で閉店、一度も行ったことがなかった回転寿司店も閉店という寂しいまちです。

特に高齢世帯では地域の小売店やスーパーも閉店し“買い物難民”となり、住み続けたいと願いながらもまちを離れてゆく人も増え続けています。そんな中で合併後には議員定数の削減もあり、20議席に占める自民党議員の割合はなぜか増えるばかりで人口は減少の一途です。

そんな平成を生き抜いてこの春に後期高齢者となり、多くの人との出会いと新たな時を刻むことができる感謝の思いの終日です。


持続可能なまちづくりと地方議会

2019年04月28日 | 日々思うこと

深夜はかなり気温が下がったものの、連休2日目の今日はまた穏やかな朝を迎え、自然界は刻々と移り変わっています。人は年齢を重ねるごとに体力・気力・知力の衰えは否定できず、加齢による白内障もその一つのようでコメントもたくさんお寄せいただき、ありがとうございました。

厳しい冬の積雪に耐え抜いた国道8号沿いの花壇の今年の芝桜は疎らながらも花が咲き出しています。写真の半円形は主に通学路として利用されている“地下道モグッ太郎”で、しばらくは静かです。

ところで土曜夜のNHKスペシャル『崖っぷち!?わが町の議会』、NHKが全国の地方議員3万2000人余りに行った大規模調査で、地方議会の驚きの実態が明らかに・・・。暮らしに直結する身近な民主主義について考える徹底検証の番組でした。

政治に無関心なんて言っておられないものの、日本の民主主義の低さを感じながら当糸魚川市議会に置き換えてみると、行政側の提案をほとんどチェックせず通してしまう自民党中心の“なれ合い議会”と、野党議員らの無力さを痛感です。またこのところ頻繁に「持続可能な糸魚川市を」と叫ぶ議員集団ですが、時間が止まったような市議会で市民からみるとパフォーマンスのようです。

地域の未来を真剣に考えているなら、先ずは自らの年齢を考え、いつまでも議員バッチに固執せず世代交代が求められていることを自覚すべきであることは言うまでもありません。糸魚川市議会はもはや持続可能でなくなっている地域の足元を直視し、インフラ整備中心の政策から“人が大切にされる”多様な生き方を認め合うまちづくりを重視しなければなりません。

「議員報酬が低いからなり手がいない」というのも言い訳の一つで、様ざまな取り組みと選択肢があることを番組の長野県飯綱町の事例などからも伝わり、1999年に訪れた北欧スウェーデン国の議員無報酬と、羽田澄子監督の映画『安心して老いるために』(1990年)を思い出しました。

去る1日の教職員歓迎会での市長挨拶にみられるように、似たもの同志で物事を進め意見の異なる人を排除しようとするまちづくりは持続可能とはほど遠くなることでしょう。お隣り上越市議会の地域での議会報告会や意見交換会などにも答えがあることをキャッチしてほしいものですが・・・。

そして我が平成の大半の20年間、民主主義が否定され続けてきた閉鎖的な地域の中での孤軍奮闘は常に全力投球で、“地方議会は民主主義の学校”を目指してきました。しかし、民主主義などはどうでもいい人たちの集団は変わりようがなく、また新しい時代へと続きます。今夜はNHKスペシャル『平成史(8)情報革命 ふたりの軌跡~ネットは何を変えたか』を視聴、明日はその感想と人口減少などについて書き込みたいと思います。


白内障と長い連休と平成最後の八重桜

2019年04月27日 | 日々思うこと

白内障ショックのままの昨日、眼科クリニック院長からの22日検査の診断説明を受けることになり、心配した白内障は軽く運転免許の更新がなければ手術は不要ということでした。

しかし免許返納となる大げさですが私の余生は手足をなくしたように行動範囲も限られるので思案のしどころです。また手術は上越市の本院で行うことで手術待ちとなり白内障の人の多さや、さらに片目づつ行うのでかなりの日数を要するなどが分かりました。

今日から長い10連休になり冷たい雨のスタートですが、お休みのない人たちが多いことも伝わってきます。上越・妙高・糸魚川三市のゴミ収集は通常通りで有難いことですが、私立公立を問わず幼稚園、保育園などはお休みになるので、小さいお子さんを持つ通常の仕事のご家庭は大変なようです。

今日は肌寒い中を出かけ、少し気になっていた海川の枝垂れ桜を回って見ることにしました。満開は過ぎてすっかり葉桜になっており、糸魚川高校セミナーハウス横の薄桃色の八重桜は平成最後の見事な満開で、田んぼには水が張られて田植えの準備万端で、雨の中を自画自賛の写真が撮れました。

夜9時からはNHKスペシャル『崖っぷち!?わが町の議会』を軽い気持ちで視聴すると、平成の大半を地方議員として過ごした者として考えさせられる番組でした。このことについては明日にでも書き込みたいと思い、深夜の『今夜も生でさだまさし』を見て就寝です。

gooから届いた一年前は南北朝鮮に思いを寄せ、改めて“記憶は記録”を実感です。引き裂かれた南北朝鮮と「♪イムジン河」と 


原発テロ対策と高齢ドライバーの盲点

2019年04月25日 | 地震・原発

先ず昨日のニュース速報、「原発 テロ対処施設遅延なら運転停止」にビックリ仰天です。原子力規制委員会は現在、再稼働している原子力発電所でテロ対策の施設が期限までに設置できない見通しになっていることについて、期限の延長は認めず間に合わなかった原発は原則として運転停止を命じるという決定です。

テロ対策施設は福島の事故を教訓にできた新基準で、航空機を衝突させるようなテロが起きても、冷却を継続して放射性物質の大量放出が避けられるよう、制御室やポンプなどを備えた施設の設置が義務づけられています。これは2001年の同時多発テロを受けてアメリカが作ったテロ対策を参考にしたもので、工事計画の審査終了から5年以内という期限で、日本国内の再稼働した9基すべてで間に合わない可能性大です。

更田委員長は24日の定例会見で「いつか来た道に戻るかどうかの分かれ目だ」と述べ、電力会社の事情を考慮して規制の在り方を変えたら福島第一原発の事故の教訓から学んでいないことになるとの見解です。テロ対策なんて本来完璧にできるはずがないけれど、再稼働の前に完成していなければならないことで、原発の安全確保は他の何よりも優先されなければならず妥当な見解と受け止めましたが・・・。

庭の隅の薄紅色のモクレンの花がいつの間にか咲き出した今日、小雨の中を上越市へ久しぶりに友人Fさんと昼食を一緒にすることになり急ぎました。国道の混雑もあって少し遅れることを友人の携帯電話に、ところが何度かけても通じません。

やっと待ち合わせのお店の近くに到着したものの、ランチ時とあってか広い駐車場はいっぱいで閉口です。やはり友人は携帯電話を家に忘れてきたそうで、右手にはギブスをして痛々しげです。一ヶ月半以上も前から右手が痛いと言って整形外科専門医院へ、ところが一向に完治せず大きな病院でのMRIで骨折していたことが分かり、ギブス固定となったそうですが時すでに遅しで何があるか分かりません。

ランチの後は娘の家へ立ち寄って幼稚園から帰った孫の顔を見てと、ところが娘は私の白内障で運転のことを案じて早く帰るように促すのです。先日の池袋での87才の高齢者運転の事故車と同じトヨタ車種ということもあってか、娘の言葉は心配というよりも“脅し”のようになるので「大丈夫、慣れたいつもの道だから」と・・・。ところが「その自信が一番危ない!」と免許証返納まで言い出すので落ち着かず帰途に着くことにしました。

霧雨の国道8号では里山もぼんやりと霞み、まるで白内障の症状のようで(笑)、なぜか気分は「♪井上陽水」を久しぶりに聴きながらの運転です。家に着く頃には気持ちも落ち着き、高齢ドライバーの自信過剰(?)の盲点と原発テロ対策と重ね、今回の原子力規制委員会の決定で停止となる原発があるものの、これで再稼働を認めてしまう盲点ではと疑問を抱いてしまいます。

結局、田舎暮らしでは車は欠かせず、ブログの友からの「視力は落ちても先見性と機敏さで運転は問題無いでしょう」という励ましコメントで、高齢運転であることを素直に受け止めながら何が起こるか分からないという一日の終わりです。※ブログのコメント蘭の公開は復活しました。


“白内障ショック”と姫川桜づつみ

2019年04月23日 | 日々思うこと

昨22日は免許証更新で警察署やメガネ店へ出かけ、視力が低下していることで今日は眼科医院へ行くことになり、検査の結果とうとう白内障との診断です。これまで自覚症状を感じていないものの、身近な人たちが白内障の手術を受けており、原因の90%以上は加齢ということを考えれば私も当然かもしれません。

そんなことで“白内障ショック”でどっと疲れてしまい、国道8号姫川大橋より上流の姫川右岸の桜づつみまで足を伸ばしました。今日は車を駐車場に停めて堤防の上を歩くと、いつもとまた違う風景に癒されるひと時です。

桜の木々は葉桜へと移り変わっている中で、太い幹の下から胴吹き(どうぶき)と呼ばれる花が咲いています。古い桜の木ではよく見られる現象で、この木は平成10年に市民による植樹で、河口から約2キロの桜つづみは一度に植樹されていないことを発見です。

向こう岸の姫七発電所周辺の里山にも山桜が点在し、黒姫山も雪が融け出して山肌が多くなって季節の移り変わりを感じます。晴れ渡る青空で逆光もあり写真はボンヤリで、白内障と診断されると何だか一気に白内障の症状になってしまったような思いです。そして暖かかった今日の夕方から20度を超える気温でチョッと異変を感じる一日の終わりです。

※先日の新潟日報「窓」投稿の『県議会だより』について、新潟市の元教師のブログ友が「投稿を読みそこないました。慌てて16日の新聞を取り出し読ませてもらいました。新潟県の情報公開度は確か最下位クラスでしたよね。何のために発行するたよりかを考えれば、当然の御主張ですよね。」と・・・。打てば響く投稿であったことが日増しに伝わる昨今です。


桜吹雪と悲喜こもごもの統一地方選

2019年04月21日 | 日々思うこと

卯月4月も早や3分の2が過ぎて平成も残りわずかで、市内のソメイヨシノも花吹雪に・・・、枝垂れ桜や八重桜が満開を迎えています。

洗面所から見る隣りの桜もあっという間に葉桜に変身で、マイカーも19日にやっと冬タイヤの交換を済ませて一段落です。

この週末の隣りの孫たちは遠くへ出かけることもなくのんびり曜日で、私も外出を控えてのんびりと時間を過ごしました。外仕事などはキリがなく“選択と集中”で、今日は水分の少なくなった越冬用のフジリンゴのジャム作りで半分は隣りへおすそ分けです。

統一地方選後半戦も終わり、東京電力柏崎刈羽原子力発電所が立地する柏崎市の市議会議員選挙は少数激戦で、長岡市では7人がオーバーの大激戦地です。そして知り合いの立候補者らは悲喜こもごもの結果となり、私も複雑な思いです。

このところ高齢者による交通事故などの暗いニュースが続き、免許証の更新に警察署へ行かねばならないものの気持ちが重くなっています。さらにもう直ぐ「令和」ということでのメディアにも首を傾げながら、作家の室井佑月さんの言葉にうなずく終日です。


新潟日報「窓」への投稿と、様々な枝垂れ桜と

2019年04月18日 | 日々思うこと

県議選が終わったことで新潟日報「窓」欄に投稿し、16日に『身近な県議会へ努力必要』が掲載されました。4年前とほぼ同じく投票率が上がらず、さらに当糸魚川市を含めて無投票選挙区も多く県民の無関心さもあり、『県議会だより』を新聞折り込みではなく、いかなる地域に住もうとも全世帯に配布すべきという主旨の内容です。

実は市内の山間地では新聞購読をしても郵送の地域が多く、本紙だけでチラシなどは届かないことも分かり、一年前の「窓」欄にも県発行の「県民だより」と合わせた同様の投稿をしました。ところが関係者はホームページで閲覧ができるとの回答で、がく然とした経緯が今回の投稿に至りました。

また県議会での「一般質問」などの発言について、『県議会だより』では発言議員名が明記されておらず、開かれた議会としていくためには明記すべきであることも主張です。最後に、県民にとって身近な県議会となるよう、関係者の取り組みの強化を強く望みました。

そんな中で、徳合地区の枝垂れ桜の里へ出かけた当日、景徳庵で知り合いのMさんご夫婦に会うと「新潟日報に載っていましたね」と声を掛けられました。またフェースブックで上越市の橋爪市議からも「投稿を読みました。まったく同感です」とコメントをお寄せいただくなど、地域の人たちからも打てば響く声が届き嬉しく受け止めています。

「桜ばかりを撮らないで」と言わんばかりの色とりどりのチューリップ、国道8号早川橋の信号交差点の花壇は今年も地域の人たちの手による見事なチューリップが咲き出しており赤信号で急いで撮りました。

写真は先日の美山公園の帰り道、坂の途中の枝を張った桜の木の向こうに日本海を見ることができました。

ところで国花としての桜は、その成長の早さや剪定などの手がかからないことも日本中に植えられたようで、根が広く張れる大地と太陽と雨も不可欠です。樹齢千年の枝垂れ桜といえば福島県三春町の滝桜を思い出しますが、ソメイヨシノよりも長生きなのでしょうか。枝垂れ桜には、平安枝垂れ桜、紅枝垂れ桜、八重枝垂れ桜、仙台枝垂れ桜など、いろんな種類があることを今年の徳合集落で初めて知りました。

今日は昨日と同様に朝から穏やかで気温は20度近くに上昇し、このところ桜巡りに出かけてばかりいたので庭仕事や窓ガラスの掃除などに励みました。徳合の枝垂れ桜が満開を迎える週末頃にもう一度訪れてみたいと思いながらも、gooから届いた一年前を懐かしく読み返す終日です。

枝垂れ桜の里“最後の一花”と米山知事の辞任


徳合地区、枝垂れ桜の里へ

2019年04月16日 | 日々思うこと

昨15日は車の運転ができない友人と能生地域徳合の枝垂れ桜の里へ出かける予定でしたが、朝からの強風のため変更して市内美山公園や海川堤防沿い、姫川桜づつみなどを回ることにしました。私にとっては見慣れている風景ですが、友人は「高田公園までお花見に出かけなくとも、糸魚川にもこんな素晴らしい所がたくさん・・・」と感激です。

今日は風もなく穏やかな昼過ぎに、徳合地区まで車を走らせました。国道8号から山間3キロ程の集落の所どころの枝垂れ桜たちに、今年もまた会うことができました。いつも公開されていた茅葺の“櫻の宿”は閉じられており、何だか寂しい思いです。

古民家ギャラリー“景徳庵”では、地元作家による「里山の春 三人展」が今日まで開催で、しばし目を細めるひと時です。そして何よりも素晴らしいのはここからの景観で、能生川と早川の分水嶺の鉾ヶ岳(1316m)がくっきりです。

下の写真正面の鉾ヶ岳の左、南方10キロ程には新潟焼山(2400m)がそびえており、今日は山頂の蒸気を微かに確認することができました。 

また景徳庵の持ち主の大越さんと少しお話しができ、高校の後輩であることが分かりました。東京在住で一年を通して何度か故郷に戻り、春と秋にはご実家を開放されており管理の行き届いた景徳庵にいつも驚くばかりです。

次に古民家“彦右衛門”へと向かい、コーヒーとケーキをいただきながらオーナーとしばしの楽しいおしゃべりです。帰途は能生地域の知り合い2ヵ所へ立ち寄ってから糸魚川駅へ直行です。遠距離通学の孫を乗せての帰宅で、昨日に続く里山の桜たちに満たされ、夕食後はコタツでウトウトの一日の終わりです。

※コメントへの受信可能ですが、当ブログに公開ができなくなっています。尚、投稿の際にアドレスの明記のない方には返信ができませんので、ご了承ください。


平成最後の春の花たち

2019年04月14日 | 日々思うこと

12日に続いて快晴の昨13日、今度は姫川河口近くの桜並木へ足を伸ばしました。ここから上流へ約2キロは途中で東西に走る北陸新幹線と国道8号、JR日本海ひすいラインで分断されるも多くの人が訪れて満開の桜を愛でています。

1級河川姫川の堤防沿いとあって年中日本海からの強風にさらされながらも、平成5年に植樹された桜の苗木は大木となって伸び伸びと枝を張り、長いトンネルが続きます。平成から「令和」になっても元気に生き抜いてほしいものです。

日曜日の今朝7時の気温はすでに15度を超え、10時の最高気温が18度の暖かさですがドンより雲です。桜はどこを撮っても絵になり、市内のソメイヨシノの次には枝垂れ桜や八重桜が続きます。

家の近くの幹線道路の市道八久保中脇線沿いに昨秋、勝手に植えた黄色い水仙も花が咲き、数年前に植えた小さなニホン水仙はドンドン増えています。冬期間の積雪で薄くなっていた道路の白線も先日、白く塗り替えられ春本番を感じるこの頃です。


春爛漫の癒しの桜と蕎麦と水仙と

2019年04月12日 | 日々思うこと

雨の中の喧騒の“糸魚川けんか祭り”も終わり、今日は朝から気温上昇の穏やかさです。午後からの九条の会世話人会を終えて、姫川右岸の堤防沿いの桜づつみへ立ち寄ると、「お待たせしました!」と言わんばかりの満開です。

河口から約2キロの桜並木はダブル植栽とあって、見事な500本は優に超えるソメイヨシノが続きます。この日もカメラ持参で訪れている人が多く、市内の隠れた桜スポットで、ここから眺める日本百名山の新潟焼山や雨飾山など頚城の山々の景観も抜群です。

誕生日の翌11日には上越の娘と上越市板倉区のそば処「いたくら亭」へ久しぶりに出かけました。大正12年に建てられた歴史的な古民家で、立派な土蔵もあり落ち着いた雰囲気の店構えです。

地元産の蕎麦粉の香り高い二八蕎麦のお味は格別で、お値段もリーズナブルで、今回はお蕎麦と天丼、とろろご飯のそれぞれが半分のセット、それに舞茸の天ぷら一皿を注文です。

その後は高田公園観桜会で賑わうお堀の周辺をぐるっと回って、孫の幼稚園の帰宅時間に合わせて戻りました。孫としばらく遊んだものの、私は満腹もあってしばらくウトウトし5時に帰途に着きました。

ところで家の直ぐ近くの幹線道路の管理不行き届き(?)のハマナスの植え込みに、4年ほど前に水仙の球根3個を植えましたが、眺める人もなく雑草に被われながらも元気にいっぱい花を咲かせているので目を細めています。

年々ハマナスの木も絶えてしまい、今年はニホン水仙の球根を植えてようかと勝手に思いながらも、公道なので刈り取られても文句は言えませんね。このところの国会での大臣のドミノ辞職でウンザリですが、四季折々の花たちはウソをつくこともない“お友だち”で、いつも癒される春爛漫の毎日です。


後期高齢者、老いを受け止めていねいに生きる

2019年04月10日 | 日々思うこと

今日は朝から冷たい雨の肌寒さで、関東甲信地方では季節外れの雪に見舞われ、その映像にビックリです。とうとう今日から後期高齢者の仲間入りで、医療費負担1割の薄ピンク色の大きな保険証が届きました。

嬉しくもあり複雑さもあり老いを受け止めながら、これまで決して平坦な道ではなかったけれど誕生日を迎えることができることへの感謝です。そして来年もまた春を迎え、桜の花に出会えるように日々ていねいに生きていきたいと思います。

桜の花ばかりへ目を注いでいたら、玄関先の風雨にさらされていたビオラがたくさん咲き出して、満開の桜も駆け足で少しづつ散りはじめています。一年前の須沢地区の健康づくりセンター「はぴねす」の満開の桜は、あっという間に伐採されて駐車場になり、再びこの姿を見ることができませんがレクイエムの思いで貼り付けです。

夕方、制服のままで上の孫が和菓子持参でやって来て目を細めました。学校の帰りに青海駅近くの菓子店で求めた珍しいもので、何よりの嬉しいプレゼントで食後に紅茶と一緒にパクパク・・・。

gooから一年前のブログが届き、“70代が黄金期”だと語る五木寛之さんなど、こんなことを書き込んでいたのだなあと思い出す終日です。“魔法のくらし”と誕生日


新潟県議会自民過半数と過去最多の女性議員

2019年04月08日 | 日々思うこと

昨夜の県議選の開票速報で何だか消化不良のまま就寝です。今日は市内の総合病院で一週間前の検査結果を聞いてから、帰り道に県立糸魚川高校近くの海川堤防沿いの枝垂れ桜を見に回りましたが満開には少し早いようです。そして、こんな時は美味しいものを食べて元気を出そうと、大和川の桜ヶ丘公園近くの和食処「さくら」で昼食です。

(桜ヶ丘公園)

少し元気が出て、その後は市内を西東へと桜の花巡りで、最近になって地元須沢地区のJR線路の山側に桜並木を発見です。かなりの本数が線路に沿って植えられており、黒姫山も山肌が見えて春本番を感じます。

入学式を終えた青海小学校と総合グランドの満開の桜を久しぶりに楽しみ、帰りにあけぼの通所作業所へ寄ってEMボカシを求めて、スタッフとしばしのおしゃべりをしてから帰宅です。

(線路沿いの桜)

ところで新潟県議会では自民党が改選前の33議席から28議席へ減らしたものの過半数を維持です。また女性議員が過去最多の6人当選ですが「原発NO」を主張していたのは、柏崎市の池田ちか子さんと長岡市の遠藤れい子さんだけです。あとは自民公明3人と無所属の上越市選出の秋山みえ子さんですから諸手を上げては喜べません。

今回の県議選の投票率は49・77%で、過去最低だった前回の49・70%とほぼ同じで、無投票は7選挙区で9人が当選です。また県選挙管理委員会では初めて選挙公報を発行し配布されましたが、有権者の半数が投票しておらず選挙への関心の低さが気になるところです。 


新潟県議会は浄化できるのか!?

2019年04月07日 | 日々思うこと

昨日と打って変わって朝からドンより雲の日曜日、隣りの孫たちは今季最後の滑りになるであろう市内シャルマンスキー場へと出かけました。私は一向に進まぬ断捨離に時間が過ぎてゆきます。

昨日の姫七発電所では見学者が私一人とあって、職員の方の丁寧な説明にいろんなことが分かりました。先ず、姫川左岸の直ぐ近くの威風堂々の“一本桜”は戦前に植えられたものと思い込んでいましたが、昭和30年の営業の頃であったことを知りました。

の写真は昨年4月6日のもので満開でしたが、今年は連日の冷え込みで少し遅れているようです。この巨木がまだ樹齢64年ほどとは驚きで、堤防沿いで年中強風にさらされながらも大きく枝を張る逞しさで、この下に姫川大橋下流に放水される放水菅が埋められています。

同じソメイヨシノでも場所により開花にズレがありますが、隣りの孫たちの庭の樹齢21年の桜をこちらの洗面所の窓から楽しんでいます。

時どき庭にやって来る野鳥にパンくずなどを撒いていましたが、どうもその前に真っ黒い野良猫なのか飼い猫か、いつも来て食べているようで私が近づいても逃げようとはせず話しかけてくるのです。(笑)今日も庭の一番暖かい植え込みでお昼寝で、レンズを向けると少し目を開けてまたウトウトです。

今日は県議選の投開票日で、無投票選挙区の糸魚川市にあって、せめてと思いながら連日の書き込みで、また賛同する候補者へはエールを発信し続けてきました。新潟県議会でのヤジやムダ話、野党の発言時に離席し、まともに議論に応じない自民議席を減らして少しは浄化できるでしょうか。夜は各選挙区の開票速報を注視です。


地球に優しい水力発電で原発はいらない!

2019年04月06日 | 地震・原発

今朝は風もなく穏やかで、このぽかぽか陽気で市内の桜も一気に開くことでしょう。昨日に続いて市内の桜の花の探索で、今日は東京発電(株)姫川第七発電所の年に一度の構内解放日とあって初めて訪れてみました。

いつも遠くから眺めていた姫七発電所、その構内は管理が行き届き、たくさんのソメイヨシノが開花です。1995年(S30年1月)に水路式発電所として営業開始、工事期間がわずか3年で当初は信越化学グループだったそうですが今は東京電力グループということです。

市内小滝地区の取水えん堤からの導水路で、落差100メートル3本の直系3メートルの水圧鉄管により発電し、60年以上経過しても発電機は今も健在です。驚いたことに姫川第七と小規模な新小滝川、竜島(松本市)の3ヶ所の発電所での年間発電量は2億8千万kwhで、何と一般家庭(3600kwhとして)約9万世帯分(糸魚川市と上越市全世帯)が賄える電力であることを知りました。

広い構内の奥には大きな鳥居の姫七神社があり、その横には工事中に亡くなった人の慰霊碑もありました。先日、町内回覧板で構内解放のお知らせがあったものの見学者が少ないようで残念に思いましたが、子どもたちとお弁当持参で訪れるのもよいのではないでしょうか。

逆光写真)

ここで発電された電気は現在、東北電力の送電線で東京電力へと送られており、改めて水力発電は資源の少ない日本の貴重な純国産クリーンエネルギーであることを実感です。原発推進派は水力発電所は高額と主張ですが初期投資が主で、姫七発電所は64年間も稼働し続けて職員がわずか16名ということを考えれば、“負の遺産”を産み続ける不安な原子力発電所の比ではありません。

4年に一度の統一地方選、夏の参院選の前哨戦ともなり、最終日での候補者らの奮戦が伝わってきます。“選挙は住民意識のバロメーター”、子どもや孫たちの未来のために「原発NO!」を明確に主張している候補者らには何としても当選してほしいと思いますが、有権者はどんな判断を示すでしょうか。

そんな中で「忖たく」発言について辞任した塚田一郎参院議員はFacebook上でも沈黙のままで、ご自身の発言の重さをどうも認識していないようで自民党支持者からも厳しい声が聞こえてきます。

 「議員を国会に送り出した新潟県民に恥をかかせたままで、 議員がこのまま夏の参議院議員選挙に立候補することは許されん」、「情けない。議員は立候補を辞退し、自民党県連本部は候補者を差し替えるべき・・・」等など。

また米山隆一前新潟知事は、朝日新聞言論サイトに「塚田氏の『たく』発言があぶり出す日本政治の病」を寄稿しています。https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019040500001.html?page=1