すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

6月の終わりの“人間の異常さ”と・・・

2014年06月30日 | 日々思うこと

土曜日の夕方近くには恵みの雨というよりスゴイ雷雨で、雷による感電事故は落下地点から50メートル離れても危険ということを知りました。翌日曜日も突然の雷雨で、早朝からサッカー試合で市内の美山公園陸上競技場に出かけた孫が案じられましたが、主催者の賢明な判断で試合は途中で中止されたそうです。賢明でない判断は政権与党で、国民に問うこともなく憲法解釈を変え集団的自衛権の行使の法整備に突っ走る自公両党の“人間の異常さ”です。“自然界の異常さ”も時には人の命を奪いますが、平和憲法で武力行使を認める戦争への道はその比ではなく、歴史を学び取れば理解できることではないでしょうか。

そして自ら戦争へ行くこともなく、
徴兵制に該当する年齢でもないエライ人たちが国の未来を決めることに国民はもっと敏感であらねばなりません。それにしても公明党の一度手にした政権与党としての権力を手放したくないがあまりの合意姿勢です。結党の理念に「平和と福祉」を掲げた政党だけに、支持母体の創価学会会員らの声が幹部に届いているのかと首を傾げてしまいます。

Photo 

このところ巷を歩けば公務員の不祥事など話題に事欠かかず、6月の書き込みを読み返すと、あまりよいことがない月でした。去る9日の市議会6月定例会初日には市長の「行政報告」で、市職員の不祥事についてお詫びと報告があり、市HP「ようこそ市長室へ」でも読むことができます。ところが26日の定例会最終日では、市立中学校の教諭の給食費着服について、6点の「行政報告」には含まれないまま閉会です。市民からこの点を指摘され調べてみると、古畑議員も27日付けブログで「(26日)最初に、市長・教育長らが不正経理事件で頭を下げて陳謝。初日の職員わいせつ行為の続きに2度目の陳謝。」と・・・。しかし市長の市民へ向けた記録が残るカタチでの「行政報告」はなかったようですね。


2014630

またオオキンケイギクについても事欠かない一ヶ月でした。国道8号沿いの刈り忘れられた花も、あれから4週間が経ってそろそろ花も終わり茶色い種を付けており、風によって今年も拡散されてゆくことでしょう。そういえば姫川港周辺の道路沿いにもかなりの花が咲き乱れていますが、手付かず状態です。道路管理者は環境省の特定外来生物という認識に欠けるのか、市環境生活課も真剣に仕事をしてほしいと思いますが、「やる気のないところに期待をしてもムダですよ」という声も聞こえてしまう6月の終わりです。写真は家の直ぐ近くのオオキンケイギクで茶色い種がいっぱいです。

※けんもちさん、都議会のセクハラ野次についての当初のコメント、やはり届いていませんでした。今度はしっかりとアップしましたのでご容赦ください。
 


サッカーと孫たちと自衛隊と・・・

2014年06月28日 | 日々思うこと

梅雨とは思えない晴天が続きますが、同じ新潟県内でも局地的に大雨のところもあり異常気象です。木曜日の午後からは能生谷「えほん」で久しぶりの陶芸教室で、私は前回に作った山野草用の鉢が焼き上がったので受け取り、オーナー手づくりのアップルパイとコーヒーをいただいて教室はお休みして帰途に着きました。途中で「農家キッチンひだまり」へ立ち寄って、山菜などを求めて帰宅です。夕方近くに久しぶりに上越から孫と娘が泊りがけでやって来て、夜は小さな孫も加わってのにぎわいです。

2014628

お風呂上りの夜もエアコンをつけたくなるようなムシ暑さですが、少し我慢をして今年初のうちわをパタパタ・・・、小さな孫はこれが気に入っているようで、よく見るとうちわには「アルビレックス新潟は、いじめを許しません!」と・・・、今まで気づかなかったイメージキャラクターはやなせたかしさんが書かれたものでした。またアルビレックスショッピングから宅配で届いたばかりのサッカーボールは、FIFA Wカップ2014のシンボルマーク入りで大きな孫たちは大喜びです。そして土曜日の朝はチョッと遅めの愛犬の散歩に孫もベビーカーで一緒に、多目的広場でサッカーの初観戦です。

2014628_2

ところでこのところ、労働者の人手不足だけでなく働き方の枠を超えた人材争奪戦が激しくなっているようですが、自衛隊の定員割れも長期化です。戦後70年、警察予備隊を経て成立した自衛隊の主な任務は、PKOなどの海外派遣を除いては、基本的に国内の災害救助など防衛に備えることが主務となっていました。自衛隊員は一般公務員よりも高い給料ですが、これからは危険と隣り合わせですから今よりもっと隊員が少なくなることでしょう。

そういえば昨年の11月、上越市にある県立直江津中等教育学校の生徒が陸上自衛隊高田駐屯地で職場体験学習を行っていたことに驚きました。日本も批准しているジュネーブ条約では15歳未満の徴兵は禁じられており、自衛隊で職場体験することは条約の理念を踏みにじることでもあります。明日からのWカップはいよいよ決勝トーナメントですが、孫たちと重ねながら戦いはスポーツの世界だけにしてほしいと願う週末です。


衝撃続き・・・、集団的自衛権はレッドカード!

2014年06月25日 | 日々思うこと

昨朝7時のNHKローカルニュースで、市内の中学校の管理栄養士の男性教諭が給食費を6年間で1535万円着服というのでビックリです。その金額の多さもさることながら、この教諭は3月の朝日新聞で「栄養士はライダー」の写真入りで、管理栄養士として食育指導で県内外で評価が高く、講演で全国を飛び回っていると取り上げられただけに衝撃を受けた人たちが多かったようで、市としても不名誉極まりない不祥事です。


また昨日の昼過ぎ、長いことご無沙汰をしていたBさんから突然の電話です。亡き母と親しくしていた方で、お連れ合いさんはかっての企業戦士で、悪性の病気で上越市内の病院へ入院を済ませて、気持ちが落ち込んでしまい私のことを思い出してくださったそうです。いろいろと話しながら、素敵に一人暮らしをしていた近くのお姉さんが市内の福祉施設に入ったことや、私と青海中学校で同級生だった妹さんのT子さんがこの3月に亡くなっていたことなどを知り悲しくなってきました。何よりも悲しかったのは、Bさんは軽い認知症ではと思えることが電話から伝わって“せつなく”なってしまう衝撃の一日でした。


そんな気持ちの中で、ご近所の畑の隅に咲く色とりどりのアジサイの花が目に留まりました。アジサイの花の色は土壌のpH(酸性度)で変わり、アルカリ度が高い土壌では赤く、酸性土壌では青いといわれますが、では白いアジサイはどうなのでしょうか。同じ場所でもこんな色の変化が楽しめるアジサイならではの美しさです。

2014623_3


ところで集団的自衛権の行使容認で自民・公明両党は閣議決定に向け大筋で合意という、歴史的犯罪に憤りを通り越して“せつない”思いでいっぱいです。サッカーWカップの日本対コロンビア戦ではなかなか得点につながらない“せつない”思いでの観戦でしたが、これはスポーツでの戦いでまた4年後があると思えば希望も持てます。しかし憲法9条のもとで専守防衛
に徹してきた日本の国のカタチを根底から崩し、国民に問うこともなく内閣だけで憲法解釈を変える恐ろしさを痛感です。

また昨夕、安倍首相は記者会見で「必要最小限の範囲で・・・」と述べていましたが、自衛隊の海外での武力行使を認めてしまえば歯止めがきかなくなり、いずれは隊員の減少により徴兵制へと進んでいくことでしょう。「国民の生命と暮らしを守る」と言葉巧みに、戦後の歴史を塗り替える安全保障の大転換に急ぎ過ぎのこんな政権にはレッドカードしかありません。


2014623_2

そんな梅雨の晴れ間に市道(八久保中脇線)でシルバー人材の人たち数人が草刈りなどの作業です。いつになく丁寧な仕事ぶりに気分爽やかも束の間で、目立たない場所は草がボウボウです。 私もこのところ犬の散歩中に花バサミを持って「ブタクサ」など見るに見かねて勝手に切っていますが、もう少し管理が行き届いた作業なら地域の人たちにも喜ばれることでしょう。そして
関東地方は今日も雷雨の大荒れ模様で、今年の梅雨の異常さが伝わってきます。皆さま、くれぐれもお気をつけて・・・。


69年目の沖縄慰霊の日と「やさしい空」と青梅

2014年06月23日 | 日々思うこと

昨夜からの雨も上がって昼頃には晴れてきました。今日は69年目の沖縄慰霊の日で気温32度という中での「沖縄全戦没者追悼式」をNHK画面で見聞きです。石垣市の小学3年生の増田健琉君が遠い空の下の戦火に思いをはせた詩「空はつながっている」を朗読です。

「空はつながっているのに どこまでが平和で どこからがせんそうなんだろう」、「せかいは手をつなぎ合える 青い空の下で話し合える だから こんなにきれいな花がさくんだ だから ぼくの上に 青い空が広がっているんだ」と、いつも見上げる「やさしい空」の向こうに、戦争をしている国があることを知り悲しくなったと、心に響く朗読でした。

その後に続く内閣総理大臣としての安倍首相の挨拶は、集団的自衛権の行使容認から「集団的安全保障」までを言い出しただけに空々しく政治家としての言葉の軽さを感じてしまいます。またNHKでは対馬丸記念館からの中継で、70年前の8月に長崎へ向かう学童疎開の子どもたちを乗せた対馬丸が米軍の魚雷襲撃で沈没し、1400人以上の子どもたちが犠牲になったことを伝えていました。子どもたちへ平和な未来が残せるのか、沖縄の強い決意が画面から伝わってきました。

2014622

そして2000年のこの日、雑誌「あごら」の斉藤千代さんの呼びかけで、35度の炎天下の中を姫ゆりの塔から摩文仁(まぶに)の丘までの平和行進(NPO主催)に参加したことを
昨日のことのように思い出します。写真は土曜日の朝、静かな須沢海岸に小舟がどんどん集まって来て、海も空と一緒でどこまでもつながっていることを感じます。

2014623_2

昨日曜日は上越市民プラザへ出かけ、久しぶりに“女性学”を一緒に学んだ人たちと再会です。帰り際に友人から青梅をいただいたので、今年はカリカリ梅を漬けることにしました。ボールの水の中で青梅が膜を張ってヒスイのようにきれいです。

※小林さま、コメントありがとうございます。明日の貴ブログで「オオキンケイギク」を確認します。


「セクハラ野次」と男女共同参画週間と映画「3.11 ここに生きる」

2014年06月20日 | 日々思うこと

東京都議会18日の「一般質問」で、みんなの党の女性議員が子育て支援策の質問中に自民党議員席辺りからの「セクハラ野次」で、この報道を見聞きするにつけそのおぞましさが伝わってきます。これが数々の女性蔑視発言を繰り返してきた石原慎太郎都知事を13年半も支えてきた最大会派自民党ですから、驚くこともないのかもしれません。それにしても全国最下位の出生率(婚姻率はトップ)の東京都にあって子育て支援は重要な課題でもあり、6年後に東京五輪を控え、男女共同参画週間を前に一向に変わらぬ「セクハラ野次」が情けないです。

また福島原発事故の中間貯蔵施設をめぐる石原伸晃環境大臣の「最後は金目でしょ」発言といい、謝罪したとはいえ自民党の本質本音が見えてくる政治の貧しさを感じてしまいます。こうしたことは地方議会にもよくあることで、品位に欠ける特に最大会派議員らの
認識の低さと暴走発言に、いつまで経っても変わらず同じことの繰り返しを痛感してきました。


2014620

北米原産のニセアカシヤは街路樹として今では珍しくありませんが、家の近くの道路沿いの数本はすこぶる元気で電線にまで届くので、毎年夏には太い幹だけを残して枝葉すべて切られてしまいます。ところが冬を越して梅雨の頃には丸坊主の幹から葉っぱがどんどん出てきて、ちょっとカッコウがよくないけどこんな姿になりました。そして隣接するD社3棟72戸のRC4階建ての社宅も、この春からすべて空き家となって道路沿いの駐車場もガラガラの寂しさです。“変わりゆくもの、変わらないもの”、そんなことを日々感じながらのスローライフです。

22日(日)は男女共同参画週間の講座として、上越市市民プラザでドキュメンタリー映画『3.11 ここに生きる』があります。東日本大震災を生きる岩手・宮城・福島の女性たちを女性の目で、我謝(がしゃ)京子
監督の話題作です。震災の教訓を活かして男女共同参画社会づくりを進めるために、何が必要かを考え語り合う時間もあります。

ドキュメンタリー映画&トーク「3.11 ここに生きる」 - 上越市ホームページ
 


オリンピック新国立競技場の計画見直しと高齢者福祉と・・・

2014年06月18日 | 日々思うこと

昨日は5月にオープンしたばかりの上越市内のサービス付け高齢者向け住宅「だいいちスローライフビレッジ」へ・・・、昼食はセンター棟の「ごはん処・大戸屋」で下の娘からのごちそうです。前日の夕方、民放局で「大戸屋」チェーン店が紹介されていたこともあってか混み合って、私は煮魚定食(銀ムツではなく白ムツ?)を美味しくいただきました。その後に隣接する居住スペースを見て回ると、越後杉ブランド材をふんだんに使い、屋根には京セラの太陽光パネルが設置され総事業費は約20億円とか・・・、一歩先行く(?)高齢者福祉施設が伝わってきました。

ところで2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックの会場計画の見直しを数日前知りました。去る10日の都議会で舛添要一知事も「税金を出す都民がこんなに税金を払ってまでやるのかという声があれば、これはよくない。あらゆる観点から一番いい計画にやり直す」と説明し計画の見直しを示しました。

Photo

問題の施設は国際デザイン・コンクールによって選ばれた新国立競技場で、最優秀案の予算1,300億円をクリアしておらず、このまま建設されると3,000億円になるという試算に驚きです。基本計画は来年2月までに最終案をつくる方針で、舛添知事は「この段階できちんと考えを表明して、都民や国民の皆さんにも理解いただいた上で、スタートするのがよい」と述べています。
さらに埋め立て地を造成して25年間かけて生態系が形成されてきた葛西臨海公園を、5日間のオリンピックカヌー競技場の建設で壊さないでというアクションも起こっています。「神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会

2014617


写真は須沢臨海公園「なぎさドーム」広場のクローバーで、5月の半ば頃に辺り一面に甘い香りを漂わせていましたが草刈り機でみごとに刈られてしまいました。ところが6月に入って恵みの雨もあり、どんどん成長してまた白い花を咲かせています。また国道沿いの「オオキンケイギク」について、多くの方からご意見をお寄せいただきましたが、スピード感に欠け他人任せのお役所仕事に呆れてしまいます。国道であれ、市道であれ、その垣根を越えて吹く風は同じですから、もう少ししっかりと取り組んでほしいものです。そして本日の国会での介護サービスの改善を図るという医療・介護総合推進法、こちらは増え続ける費用を抑制するための介護負担増の改正で高齢者福祉の後退を痛感です。


草花のように垣根を越えて・・・、新潟地震から50年

2014年06月16日 | 日々思うこと

今年の梅雨は一日中雨が降り続いている日がないので、晴れ間を見ては庭仕事に励んでいます。週末は夕食の準備から開放され、7時過ぎまで庭で草花の植え替えなどで動き回っています。今日も朝から気温が上昇で洗濯や布団干しを済ませて、締め切り日が過ぎている原稿をやっと送って一段落です。

先日の市議会についての書き込みで「また叩かれますよ」などと案じてくださる方や、「最大会派はもともと政策会派でない寄せ集め集団だから何も期待はしない」、「定数が削減されて市議会には関心なし・・・、議会だよりにも目を通さなくなった」など、様々な声が聞こえます。

2014615

写真は5月に貼り付けたご近所の藤の花の同じブロック塀に、今度はザクロの木の枝が塀を越えて道の方へ垂れ下がっています。 道路というほどの広い道ではない路地で、地域では「中さ」と呼ばれて行き交う人の邪魔になるようですが、私は一向に気にならずザクロの花はもう小さな実を付けていたので昨朝にシャッターを押しました。また我が家の東側の隣家のアジサイも今年はブロック塀を堂々と越えて一枝が伸びています。庭仕事の時に妨げになるものの、うまく身体を曲げて通っています。

2014616_2

そんなことで
垣根を越えて生き抜く草花を見ながら、地方議会における会派は議会の活性化を阻害すると考えてきただけに、議員らも会派の垣根を越えて市民のために汗をかいてほしいと思いますが・・・。

ところで今日は新潟地震から50年目です。M7.5の大地震からこの50年間に、阪神淡路大地震や中越地震・中越沖地震そして東日本大震災と日本列島は大地を震撼される大地震に見舞われてきました。自然災害は避けて通れないものの、これらを教訓に防災減災対策を怠ってはならないと痛感する昨今です。
 

 


“人に言葉あり”、市議会「一般質問」から見えるもの

2014年06月13日 | 日々思うこと

朝から梅雨を思わせる本格的な雨になり庭仕事もできないので、10時から市議会「一般質問」を視聴することにしました。この一年間は市民目線で市議会をネット中継などで見つめ、予算審査特別委員会や「一般質問」についてはあえてその感想を控えてきました。ところが本日のトップバッターに立った笠原幸江議員の「男女共同参画社会の実現に向けた対応ついて」の質問に首を傾げてしまいました。

「一般質問」は通告制ですから様々な資料を基にして質問をまとめ上げるのは議員としての常識であり、決してパフォーマンスではないはずです。男女共同参画社会基本法は1999年の施行から15年目ですが、通告書には「今年で13年目」と記されているので、本番では当然訂正があるものと聴いていましたがその気配なしのままです。答弁する市長からも特段の訂正もなく担当課長の出番もなく、さらに「かいつまんで・・・」と質問は5分足らずで終了です。この分野を質問項目に取り上げた以上「かいつまんで」やれることでもなく、
引き続きしっかりと取り組んでほしいと思います。

問題は通告書を受理した市当局もさることながら、笠原議員と同じ会派(清生クラブ・松尾徹郎クラブ長)のお仲間議員らが事前に間違いを指摘できないのも情けないことと受け止めました。そういえば笠原議員は合併後のH18年6月定例会「一般質問」で、市職員(保育士)の50歳定年制を提言していたことがあり、この時は男女雇用機会均等法を理解していないような発言に、D社連合系H議員らが驚いていたことを思い出しました。

2014613

そんなことで議員たるもの会派を問わず、軸足をしっかりとして「一般質問」に臨むべきは鉄則で、“人に言葉あり”と他の自治体議員から見抜かれているようでは恥ずべきことではと・・・。かく言う私も「食べもの通信」8月号コラムの締め切り原稿に追われ、集団的自衛権の国会での動きを書き出したら字数オーバーで四苦八苦の終日です。写真はブーゲンビリアの深紅の苞の中から本ものの白い花が咲き出したので撮りました。
※開かれた市議会を目指すなら公人は実名でとのご意見もあり、当然のことと受け止めて明記するようにしていきます。



あれから3年3ヶ月の原子力行政と「愛犬草」

2014年06月11日 | 日々思うこと

東日本大震災から3年3ヶ月目の今日、雨が降りそうで降らないどんよりとした雲の中を上越市へと車を走らせました。途中の国交省能生除雪ステーション近くの国道沿いの土手の草は“床屋さん”へ行って来たばかりのようにきれいに刈られています。

上越市に入り「JAあるるん畑」に立ち寄ると、店先の「愛犬草」という鉢物が目に入り、防虫効果がありペットのストレスを軽減することができると書かれているので、「紅花大文字草」と一緒に購入しました。(2鉢で760円也) その後は孫の顔を見て用事を済ませて急いで3時には帰宅です。初めてお目にかかった「愛犬草」をネットで調べると、ハーブゼラニュームで蚊が嫌がる香りのするハーブで、放たれる芳香で蚊や小害虫を寄せにくくする効果があることを知りました。そういえば車の中も爽やかな香りだったので、これは犬だけでなく人にもよさそうです。


2014611

スッキリとした香りとは逆で、国会の同意人事案で原子力規制委員会委員に、田中知東京大教授と石渡明東北大教授が自民公明党などの賛成多数で可決されました。田中氏はこれまで原子力事業者との金まみれの関係が指摘されており、規制委設置法の「中立公正」や「独立」とはほど遠い人事ですが、菅官房長官は「ベストの人事」と強調です。また
安全審査で電力会社に厳しい姿勢で臨んできたことで知られている地震学者の島崎邦彦氏は再任されることはなく、安倍カラーの強い規制委員会となりました。これで政府は規制委の審査に合格した原発は再稼働を進める方針ですが、集団的自衛権行使の憲法解釈変更といい前のめりな安倍政権に国民はもっと敏感にならねば同じ過ちを繰り返すことでしょう。

国も地方も腐りきった人事は “朱に染まれば赤くなる”で、そこでどっぷり浸かっている人たちにはその腐敗を感じることもなく麻痺してしまうのが世の常のようですね。糸魚川市議会で私がいなくなったこと、つまり“落選”を喜んでいる人たちが多いことが伝わってきますが、立憲主義も分からぬ人たちにことごとく嫌われてきた経緯がありますから当然かもしれません。

そんな中で本日、電力大手が独占してきた電力の小売りは、2016年からコンビニや一般の家庭向けに広げる全面自由化への改正電気事業法が成立しました。一歩一歩、時間がかかるけれど志を同じくした人たちと前向きに進んでゆけばよいこともあるでしょう。私も“憎まれっ子 世にはばかる”の如くで、書き綴ってゆきたいと思う福島原発事故から3年3ヶ月目の「愛犬草」の香りに染まる終日です。


数の力でなんでもやれる!?、市議会正副議長が同じ会派から

2014年06月09日 | 日々思うこと

今日は9時から参議院決算委員会質疑をしばらく視聴です。印象に残ったのは3年前、自民党青年局で「TEAMー11」(チーム・イレブン)を立ち上げた小泉進次郎内閣府復興大臣政務官の「私たちの世代にとっては東日本大震災は戦争にも匹敵する・・・」の答弁でした。続くヤマ場を向かえた戦争への道、集団的自衛権行使容認についての論戦は夜にネットなどで・・・。

そして10時からは市議会6月定例会ネット生中継があるのでパソコンに向かいました。冒頭で樋口議長より先月に急逝された伊井澤副議長に哀悼の意
が表され、本会議場で全員が黙祷し私も故人を偲びながら手を合わせました。その後、古畑議員の追悼演説や副議長選挙などが続き、米田市長の「行政報告」までを視聴です。驚いたことは副議長選挙で、樋口議長と同じ最大会派「清生クラブ」から大滝豊議員が選ばれたことです。有効投票数19票のうち17票が大滝議員で、根回しがあったのか正副議長とも同じ会派という異例さです。さらに議会運営委員会倉又委員長も同じ会派で、市議会の過半数が「清生クラブ」で占められている危うさが伝わってきました。

201468

ところで市環境生活課へ電話を入れてから一週間が経過し、国道沿いの「オオキンケイギク」はそのままです。「セイタカアワダチソウ」よりもかわいい黄色い花なので、環境省の特定外来生物になっていることを知らない人たちが多いようですね。お役所は中途半端でなくしっかりと連携しながら駆除に努めるべきではないのかと、いろんな道路沿いの「オオキンケイギク」に目をやるこの頃です。下の写真は昨日、能生谷へ向かう県道246号沿いです。いつの間にかユニークなジオパークマークと棚口温泉マークがしっかりと付けてあることを発見です。

201468246

今夜の報道ステーションでは、海部俊樹元総理大臣が集団的自衛権行使容認についての警鐘です。湾岸戦争前年の1990年、米ブッシュ大統領に自衛隊の派遣を強く要請され、憲法9条「国の交戦権はこれを認めない」を持ち出して断ったことなどを語っていました。
この背景には後藤田正晴元官房長官からの厳しい提言もあったそうで、いま安倍首相が個人の主観で憲法解釈を変えることは危ないとまで言い切っていました。改めて安倍首相の周囲は、原子力規制委員会といいNHKや安保法制懇の“仲良し人事”ばかりの危うさです。“数の力でなんでもやれる”そんな意味でも、糸魚川市議会の“仲良しクラブ”中心の議会運営の危うさを痛感してしまう一日の終わりです。
 


初夏への移ろいとブーゲンビリア

2014年06月07日 | 日々思うこと

5日に梅雨入り宣言の当地は雨らしい雨は降ることもなく、南東の強い風が吹きまくって庭の植木鉢がひっくり返っています。愛犬と須沢海岸を散歩し黒姫山周辺を撮りながら、ふと今まで犬が岳と書き込んでいたのは白鳥山ではなかったのかと首を傾げました。写真は淡紅色のハマヒルガオの群生を手前に、右端の三角錐の山頂が犬が岳と思い込んでいたのが白鳥山(1287m)で、その奥まった山が犬が岳(1593m)のようです。ネットの地図で緯度を確認し、そういえば以前、小野健さんに教えてもらったことがあったけど、そのかすかな記憶を今頃になって思い出しています。

201465 


晴天続きの昨日の昼過ぎに出先で市内根知地区での民家火災を知り、根小屋に住む弟に連絡をすると、祖母の生家の直ぐ近くで延焼を免れたとのことでした。今日は近火見舞に車を走らると雨飾山の麓の
根知谷はいつの間にか初夏の気配で、近郊の山々でも夏山開きが続きます。

201467_2

夏の花のブーゲンビリアは
高さが80センチ程もあり、 強風で鉢は何度もひっくり返るので室内に取り込みました。春先の枯れ枝から新芽が出てきて、今では深紅と白い花(正しくは苞)が鮮やかで、上手に育てると一年中楽しめるようです。 また昨夜のNHKEテレ、団塊スタイル「趣味の達人」第1回はガーデニングがテーマで、今や中高年の趣味の第1位だそうで、趣味の園芸を通じて人の輪や街への貢献の広がりを伝えていました。明日は早朝から公民館事業の近所の児童遊園地の草刈りや小学校の資源回収が行われますが、さて天気の方はどうでしょうか。


ジワジワと拡散される放射性物質と特定外来生物と・・・

2014年06月05日 | 日々思うこと

先月30日付けの新潟県HPでは、県内産の山菜コシアブラのセシウムの値が1キロ当たり171ベクレル、3日付け厚生労働省のHP「食品中の放射性物質の検査結果」では130ベクレルと、国の基準値100ベクレルを超え、出荷や食用の自粛が掲載されていました。1日付け新潟日報では小さな記事で116ベクレルと、それぞれの数値が違っているのは採集地が同じでも検体が異なることによるものでしょう。また先月、信濃毎日新聞が長野市の山林内で採取したコシアブラが340ベクレルと基準値超えるセシウムが検出されたことを報じていました。福島第一原発事故から3年が経過し、各県ではタラノメやタケノコなどの山菜が高い数値を示していることに目を見張り、未だに毎時1000万ベクレルもの放射性物質が漏れ続け、ジワジワと自然界に拡散されていることで恐怖感が高まります。

201465 

今日は朝からの強風で北陸本線や大糸線は運休・・・、気象台は新潟県を含む北陸地方が昨年よりも13日早く梅雨入りしたとみられると発表です。ところが雨は降る気配もなく強い南風が吹きまくり、こんな日は黒姫山の稜線もくっきりで国道8号姫川橋左岸の信号待ちで車窓から撮りました。この橋を渡ると直ぐにバス停で付近には花壇があり、数年前に細い枝垂れ桜が何本か植えられました。ところが雑草に被われて生育もままならず、毎年花は少な目でしたが今年はたくさんの花を咲かせていました。先週には花壇の雑草がきれいに刈られたものの、特定外来生物の「オオキンケイギク」だけが残されているので「アレッ!?」と思った人も多いようですね。月曜日になって国交省の出先機関と思ったものの、市環境生活課で駆除を呼びかけているので電話を入れましたが、今日も
黄色い花は辺り一面そのままでした。

201465_2 


この「オオキンケイギク」は繁殖力が強いことで近年は国道沿いだけでなく市内あちこちでも見られますが、種が飛ぶ前に小まめに刈り取るしかないようです。生命力が強いといえばこの時期のドクダミも同じで庭のあちこちに根を張っていますが、こちらは薬草茶や化粧品としても重宝されているようです。何年か前に友人から八重咲きのドクダミの株をもらい、プランターに植えたところ毎年可憐な花を咲かせています。先月の市民茶会でも八重咲きのドクダミが茶花として飾られて多くの人を惹きつけたようです。

ところで今夜のNHK、G7閉幕の安倍首相は記者会見で「地域の秩序に挑戦するような拡張主義は断固容認できない。」と・・・、何だか福島県民や放射性物質の拡散を忘れているようで憤りを感じてしまいました。いのち軽視のアベノミクスは今では「アベノリスク」とも言われ、国民が無関心では政治は暴走の一途であることだけは確かで、夜になっても強風は治まる気配もない大荒れの一日です。

 


“へりっつぶ”と「ふむふむ」と原発と・・・

2014年06月03日 | 日々思うこと

今日も朝から蒸し暑く、こんな昼どきは冷たいそうめんに“へりっつぶ”を添えると食欲が出ます。我が家では昔から両親が「へりっつぶ」と言ってましたが、同じ地域でも「つぶ」とか「へれつぶ」などと呼び方が異なるので不思議なものです。「へりっつぶ」は地下茎のラッキョウ状に成長した部分で「のびる」とは違い、辛味が強くお蕎麦屋さんの夏の薬味としても重宝され、自然乾燥で辛味が一段と増すのでネギが苦手の私もこの時期に生味噌と一緒に食するのが好きです。収穫後の根のところの薄皮を剥いて・・・、新潟日報の週刊こども新聞「ふむふむ」を敷いて撮りましたが、今週は「地震 なぜ起こる?」特集で、とても分かりやすく「ふむふむ」です。

201461_3 201461_2

庭のツツジの剪定が終わる頃に手前のサツキが咲き出します。昨年の花後の剪定では刈り過ぎてしまい今年は花がまばらです。何ごとも程々で、国も地方も「思考力低下の人たちには引退を・・・」と、政財界へ厳しい目が注がれています。特に議会権能も低下し、最大会派を中心とした緊張感に欠ける市議会などへは批判の声も届きますが、これは選んでいる有権者にも問題があるのではと受け止めています。

今日は夕方に久しぶりの雷雨で、先週末の小学校の運動会前日の小雨から晴天続きでしたので、恵みの雨はほんの少しのお湿り程度です。それから日曜日の青海体育祭のことを「運動会」と書き込み、ご指摘を受けました。当ブログでの誤字脱字やカン違いなどはその都度、修正をしていますのでどうぞ悪しからずお許しを・・・。


皐月5月から水無月へ、“繰り上げ当選はありません”

2014年06月01日 | 日々思うこと

昨日は上越市へ、体調不良から快復した娘と孫を送り届けて、陶芸教室の先生の焼き物展へと車を走らせました。この週は月曜日の耳鼻咽喉科から3回も上越行きとあって運転は少々疲れ気味で、夕方に帰宅してから“根小屋じじ”の退職のお祝いの夕食会へ出かけました。孫たちにとっての“根小屋じじ”はまだ65歳ですが、長きに渡る建設会社の役員を退いて今後は相談役として関わるそうで、その潔さに周囲から惜しまれての退職です。会食は先ず地酒で乾杯で、テーブルには糸魚川地酒の魅力発信実行委員会が作成したコスター(両面写真)が添えられていました。

201461

ところで伊井澤副議長の死去により、市民の間では繰り上げ当選のことが話題になって、選挙管理委員会へ電話を入れた方もいるそうです。となると昨年4月の市議選で次点であった私が該当者ですが、有効は選挙後3ヶ月以内なので繰り上げ当選はありません。あれから一年余りが経過して、今こうしてご心配をしてくださる市民の皆さまに感謝です。そんなこともあってふと、後援会組織もなく戸別訪問もしない私へ、臨席の伊井澤議員が「それでは勝てない」と言っていた言葉を思い出します。
また巷では来年4月改選の県議選のことが話題になっていますが、当選挙区は1人区とあってか長年無競争が続き、なかなか具体的な動きが見えません。市民の間ではいろんな憶測もささやかれていますが、上越市などの激戦区に比べるとノンビリとして“こんなにも違う”ことを感じてしまいます。

そして早いもので今日から6月、この春から青海地区の公民館制度が変わって初めての体育祭です。幼稚園児の出番があるというので娘たち親子は出かけ、私は上越から下の娘が所用で来ることで家で待機です。梅雨入り前のこのところの晴天続きで、草花の水遣りや家の片付けなどに追われる一日です。今年は特に各地で猛暑日が続き、子どもたちやお年寄りの熱中症が案じられますが、明日から孫の小学校では水筒持参ということです。

2014531

写真は昨土曜日の多目的広場での小学生のサッカー教室で、いつも水筒持参です。広場は雑草が生い茂って練習の妨げになっていたようですが、今日は草を刈る機械の音が聞こえて来ました。いつも指導してくださる市職員や地域の方々にも感謝です。