すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

月刊『食べもの通信』と「第64回 日本母親大会in高知」

2018年08月24日 | 食べもの・健康

昨日の新潟県内は観測史上最高気温となり、体温よりも高いことで体調不良の人が多いようですね。台風20号は深夜から今朝にかけて日本海沖を北上で、新潟県内に大きな影響がないものの高温続きのためにコメの品質低下が危惧されています。

今日もまたフェーン現象で午前11時には33度を超える暑さで、台風の爪あとを見るにつけ自然災害の猛威に成すすべがない人間と、生活の仕方で病気が防げることの大切さを感じます。

そんな中で、月刊『食べもの通信』が高く評価されており、来年50周年を迎えます。5月号特集「ここまでわかった がんに負けない食事法」、6月号「世界で広がるオーガニック農業」、7月号「香り付き製品 香害で体調不良が急増」、8月号「9割以上が無検査で流通 危険な輸入食品」を取り上げています。

千代田区神田神保町に拠点を置くだけに出版業界の厳しさが伝わり、私も家庭栄養研究会の役員として読者拡大に務めています。見本誌ご希望の方は当方か、直接お申し込みください。 http://www.tabemonotuushin.co.jp/ 

ところで一年前のブログでは アベ政権STOP 野党共闘なくしては と、盛岡市で開催の「日本母親大会in岩手」のことを綴っていました。“生命(いのち)を生みだす母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます”をスローガンに、今年の日本母親大会は8月25・26日四国高知で開催、当地から1泊2日の日程では無理なことなどもあり参加をあきらめました。

第1日目全体会の記念講演の講師は渡辺治さん(一橋大学名誉教授)の「憲法とともにあゆみつづける~子どもの未来・くらし・平和」です。会場では『食べもの通信』の書籍販売や、分科会「子どもたちに安心安全な食べ物を」担当します。


危険なフッ素に頼らないむし歯予防と

2017年06月04日 | 食べもの・健康

2日朝、深夜からの突風で隣りの花壇のバラのオべリクスが倒れてしまいました。お昼休みに帰宅した娘に手伝ってもらい応急処理ですが、身体が吹っ飛ばされそうな強風で作業がうまくいかず、結局重いブロックで支えて一件落着。

3日土曜日、午後から上越文化会館で「上越九条の会」主催の毎日新聞新潟支局長の東海林(とうかいりん)智さんの講演会があり、出かける予定でしたが前日の力仕事もあってか悪寒が続き、気力消失で参加を見合わせることにしました。

4日日曜日、お昼近くに晴れて体調も回復したので庭に出て、草木の剪定や花の植え替えなどのガーデニングに集中し、夕方6時のチャイムで仕事をやめ家に入りました。

6月4日といえば1989年中国天安門事件の日で、あれから28年の時が流れて世界第二の経済大国になった中国は今も言論統制が続いています。日本のメディアから現地の追悼集会などはあまり報じられることがありませんが、北京天安門広場からの映像を未だに忘れることができません。

そして4日からは“歯の衛生週間”、『食べもの通信』6月号では“問題の多い子どものフッ素うがい”の最新情報を取り上げています。近年減少傾向のむし歯よりも急増する歯周病、40歳以上では80%の人が歯周病を持ち、がんや認知症にも関係する代表的な炎症疾患です。

フッ素うがいには劇薬フッ化ナトリウムが使用されており、お茶に含まれる天然のフッ素とはまったく違うもので、むし歯予防は歯垢除去と甘味制限が基本です。今年3月からフッ素入り歯磨き剤は、従来の1000ppmの含有から1500ppmの製品が許可されるなど、日常生活の総フッ素摂取量が増加し、幼少時からフッ素に依存する危険性を取り上げています。

また6月号の巻頭インタビューは映像作家の鎌仲ひとみさんで、「被ばくから子どもたちを守る」と福島原発事故にふれ、日本政府は「終息したことにしようとしている。人間の命より経済を優先・・・」と、原発再稼働やいい加減な避難計画を批判です。

5月号の特集はキャベツで、がん予防効果トップで毎日食べて“健康パワー”アップです。巻きがゆるめのキャベツの高い抗酸化力や乳酸キャベツを取り上げています。http://www.tabemonotuushin.co.jp/


少しずつ入れ替わる細胞と市政の新陳代謝

2017年02月12日 | 食べもの・健康

寒波襲来で西日本の日本海側を中心に記録的な大雪に見舞われています。当地は大した降雪もなく、市内の豪雪地域の能生谷の権現荘辺りの観測は1メートルには至っておりません。

ところで人の細胞は約60兆個で、成人以降も神経細胞や骨格筋細胞の一部を除いて、毎日少しずつ入れ替わっています。新陳代謝はお肌だけと思われがちですが、体のほとんどの部位でリニューアルが行われ、体を大きな機械、細胞を精密な部位と考えると分かりやすいかもしれません。

ちなみに腸(腸管の上皮細胞)は数日、肌は約1ヶ月、血液(赤血球)は約4ヶ月で新しい細胞に入れ替わっているといわれています。骨は新生されるまで5ヶ月を要し、成長期まで約2年で全身の骨が入れ替わり、細胞レベルでは健康でいる限り、体は毎日見えないところで変化し続けています。

どんな機械でも性能を維持するためには部位交換が欠かせず、大部分の細胞には有効期限があり古くなった細胞を新しい細胞に交換することが必要であることはいうまでもありません。

一昨日、市議会の新陳代謝のことを書き込みましたが、「議長の中立性は資質にもよる」との声も聞こえますが、これを細胞レベルに置き換えると市政全体への答えが出てくるのではないでしょうか。ちなみに昨年4月の上越市市議選(定数32)では、3分の1の議員がリフレッシュでした。

『食べもの通信』1月号特集は“発芽玄米と発芽野菜のスプラウト”で、若返りや抗がん効果を取り上げています。このところの健康ブームで、玄米はミネラルたっぷりで白米と比べると断然良いものだと思っていませんか。ところが
発芽を抑制するアブシジン酸という成分が人体に入ると活性酸素を発生させ、フィチン酸はミネラルの吸収を妨げるているということが分かってきました。

『食べもの通信』2月号特集は“血管を丈夫にして突然死を防ぐ”で、血管強化トレーニングや血糖値スパイクを回避し動脈硬化を予防する最新情報を取り上げています。メディアやインターネットでは得られない“真実の食情報”の専門誌です。

食べものは生きる上で私たちの体にとっては大切なもので、何年かの周期で新しい自分に生まれ変わっています。そのスピードには個人差があり、若々しく見える人と老けて見える人との違いが表れますが、いつまでも体の細胞が若々しく、元気で健やかに過ごせる工夫を考えてみませんか。

食べもの通信社 家庭栄養研究会の公式HPhttp://www.tabemonotuushin.co.jp/


食べものは生きる糧、軽減税率を考える

2015年12月12日 | 食べもの・健康

2017年4月の消費税率10%への引き上げと同時に導入する軽減税率の対象品目について、自民党はつい先日までコメや肉、魚など生鮮食品だけで加工食品を除く意向で、国民の食卓を把握しているのかとその動向を注視してきました。

本日、自民公明両党の幹事長は対象品目を、パンや麺類、菓子類など加工食品も加えた食料品(酒類、外食を除く)とする基本合意で財源規模は1兆円ということです。外食まで拡大すれば必要財源は1・3兆円に膨らむため、その実現は否定的のようです。 メディアはこれを重視して一斉に取り上げていますが、“食べものはいのちのもと、生きる糧”でもあり、食料品や教育費に課税すること事態がどうして問われないのでしょうか。そして既に8%の税金がかけられていることを見落としてはなりません。

先日、ご近所から畑のみかんと金時豆をいただきました。みかんは小ぶりながら甘さと酸味がほどよく、有機栽培ならではの美味しさで大事に食しています。また毎年、北海道産の金時豆もいただき、ありがたいことで感謝です。子どもの頃から食べものを粗末にしてはいけないと言われ、お米一粒一粒を大事にしてきた親の姿を見てきましたが、ゴミ集積場に食べ物が捨てられて焼却処分されることを見るにつけ悲しくなってしまいます。

そんな中、フランスで開催の「COP21」、国連気候変動枠組み条約会議は会期を延長し、テーマごとの小グループに分かれての議論です。第3回京都議定書から18年、地球規模での会議だけに各国の思惑もあり何とか合意の運びですが、会議終盤になっても日本政府の存在感の薄さを感じてしまいます。

写真は先日、会議で新潟へ出かけた時に3個いただいてきた「おこわまん」という銘菓で、饅頭の中におこわと栗が一緒になり、その珍しさもあって撮りました。饅頭とおこわを同時に食べることができ、これを最初に考えた人はきっと忙しい人向けにと作ったのでしょうか。

今日は小雨の中を久しぶりに能生棚口地区の「えほん」まで出かけました。オーナーとの“おしゃべり”がはずみ、できたてのおやきを求めて介護に明け暮れる友人宅へお見舞いにと届けました。その後は市内のあちこちへ立ち寄って薄く暗くなっての帰宅です。明日の予報は曇り、根知地区での学習会へ出かける予定です。


カビ(A・オリゼ)と気取らないフツーの和食

2013年12月16日 | 食べもの・健康

昨日曜日は朝から強風の寒い一日で、夜のNHK大河ドラマ「八重の桜」は最終回とあって釘付けでした。会津で生まれ戊辰戦争から激動の明治を生き抜いた八重と、昨年6月の新潟市での「にいがた女(ひと)と男(ひと)フェスティバル」の講演会「新島八重の生涯に見る近代日本」の講師、同志社大学社会学部佐伯順子教授のお話しを重ねました。

続いてのNHKスペシャル「和食 千年の味のミステリー」は興味津々でした。世界無形文化遺産に登録された「和食」、その味を決める味噌・醤油・味りんなどの特有の“うまみ”は「アスペルギルス・オリゼ(日本麹カビ/A・オリゼ)」というカビによってもたらされていることを取り上げた国際共同制作の番組です。日本酒の製造もこのA・オリゼによるものですが、日本独特の食文化を育んできたカビ=A・オリゼが繁殖していくミクロの世界の映像化です。日本の食文化の奥深い世界を、サイエンスとヒストリーの両面から見つめた希に見る番組でした。


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今日は能生の「えほん」で少し早いクリスマスパーティーで、雨の中を急ぎましたが棚口辺りは雪が積もっており驚きました。恒例の集いはいつも一品持ち寄りで、食べきれないものはみんなで持ち帰ります。写真は醤油おこわや刺身こんにゃく、胡麻豆腐に伊達巻・ぜんまいの煮付けなど、みんな手づくりのものばかりの気どらないフツーの和食です。一番右は、帰り道に立ち寄ったスーパーで北海道産の筋子があったのでイクラの醤油漬けにしました。こちらも毎年この時期に家で作っているもので、筋子をバラバラにして醤油と味りん・酒に漬け込んでいますが、A・オリゼの世界を重ねる一日の終わりです。


“急がば回れ”の栗ご飯

2013年09月13日 | 食べもの・健康

今年初めての栗をいただいたので夕食は栗ご飯にと・・・、友人から先日いただいた糸魚川産のレモンを添えてシャッターを押しました。栗ご飯といえば一番面倒なのが皮剥きで、できるだけ簡単にと電子レンジを活用することにしました。

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先ずきれいに洗った栗にラップをかけスイッチオン・・・、10秒ほどでいやな予感がするや否や大爆発です。栗の実に切り込みを入れなかったことが原因ですが、レンジの内部は飛び散った栗でこの片付けが大変で余計な時間を費やしてしまいました。
“急がば回れ”で結局、いつもと同じように栗剥き鋏で一つひとつ丁寧に・・・、夕食は炊き上がった栗ご飯を美味しくいただきました。

明日からの三連休で孫たちは大喜びです。私も育児サポートから開放されそうなので、少し遠出をして初秋を楽しみたいと思います。


“命の実印”を自民党に渡してしまった瑞穂の国

2013年08月29日 | 食べもの・健康

新ブログを立ち上げて丁度一ヶ月が経過し、読んでくださる方も多くなりメールなどが寄せられる度に嬉しく励みになります。コメント欄へはみなさん遠慮がちのようですが、実名ではなくハンドルネームでもよいのでどうぞお寄せくださいますよう。

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我が家の周辺には水田がありませんが、少し車を走らせるとまだまだ写真のような光景を見ることができます。去る17日に撮った同じ場所ですが、稲もかなり色づいてもうすぐコンバインの音が聞こえそうです。

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26日からブルネイで開かれているTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉会合のニュースを注視していますが、TPPに反対する山本太郎参議院議員や民主党の議員らも関係者らと会談などを行うため現地入りをしました。
山本参院議員は「TPPというもの自体が、僕たちの生活を根底から覆すものだ。TPPの危険性というものを自ら乗り込んでいって、たくさんの人たちに注目してもらいたいという意味合いもある」と・・・。

先の選挙で“命の実印”を簡単に自民党政権に渡してしまった瑞穂の国の有権者・・・。その厳しいツケと責任を負わねばなりませんが、日本人の主食であるお米はこの先どうなってゆくのでしょうか。国民の無関心さが政治を暴走させ、そして自らの命だけでなく子や孫たちをも危うくさせることを原発再稼動と合わせて痛感する昨今です。


“雨飾山ブルーベリー”と孫と・・・

2013年08月22日 | 食べもの・健康

「はだしのゲン」の閲覧禁止をめぐって、20日付けのコメント欄でも書き込んだようにその背景が見えてきました。そんな中で靖国神社事前公式参拝の下村文科相が閲覧禁止を容認したことで、さらにネット上だけでなく日本列島に燃え広がっています。文科相はイデオロギー的ではないふりをしていますが、実にイデオロギー的な言論統制ではないでしょうか。


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近郊の田んぼは少しずつ色づいて稲刈りはもうすぐ・・・、セメント工場の奥は頚城の山々です。(17日夕方撮影)

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写真はその頚城山麓の根知谷の“雨飾山ブルーベリー”です。

以前は能生谷の友人から瓶入りジャムを入手していたのですが、ネットでの販路拡大もあってなかなか希望する数量が届きません。そんなことで近年は“雨飾山ブルーベリー”でジャムを作っています。作り方はいたって簡単・・・、砂糖などを少な目にすることもできるので家では重宝しています。


そのブルーベリー畑に先日、上の孫が“根小屋じじ”と実を摘みに出かけました。「くすり(農薬)をかけてないからだいじょぶだよ」と、畑で摘まんで食べたことなど目を輝かせて話してくれた小学1年生の夏休みです。

来週からは2学期のスタートで根知の家からこちらへ戻って、我が家はまた一段とにぎやかになりそうです。