すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「高学歴なのになぜ人とうまくいかないのか」

2018年11月17日 | 本・雑誌・映画

今日は朝から雨降りで、造園屋さんが予定通り来て庭の冬囲いで、モミジやツツジなどが積雪に耐えれるようにと竹と縄での仕事ぶりです。今年のモミジの木は紅葉しないうちに葉が落ちてしまい、毎年均一でない自然の営みが伝わってきます。

会議で上京の度にいろんな情報をキャッチで、昨日は堤未果さんの著書『日本が売られる』(幻冬舎新書)について、売られるのは日本の水道事業や種や森林だけじゃないことが話題になりました。(10月24日書き込み) 私も月刊『食べもの通信』編集にも役立ちそうと絵本『買い物は投票なんだ』を持参したところ、直ぐに注目されamazonnで早速注文という方もいて嬉しく思いました。

また役員Kさんから、脳の学校代表で新潟県長岡市(旧寺泊町)出身の加藤俊徳医師の著書『高学歴なのになぜ人とうまくいかないのか』(PHP研究所)が紹介され、「高学歴の人は賢いはずなのに、脳の一部の未発達が原因・・・」と、なかなか興味深い内容です。

脳科学者の著者は、 「高学歴者の脳をMRIで見ると、記憶系・思考系の脳番地の発達が著しすぎる反動で感情系・運動系脳番地の発達が未熟になるため、人付き合いがうまくいかない。知力だけを鍛えるのはよくない。脳は自分の苦手分野を鍛えるのを嫌がり、得意分野で全てを補おうとする」と・・・

驚くことに「高学歴の人の脳と認知症患者の脳はそっくり」、さらに「他人の親切のありがたさも、普通の人より感動が低い。学歴がなくとも満遍なく脳番地が働く普通の人の方が人生は幸せです」と・・・。そういえば高学歴であっても、いい仕事になかなか就けない人が少なくありませんよね。そんなことで私は新幹線を乗り越しても幸せ者です。https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-82536-6